人生日訓(633)
「初中終(しょちゅうじゅう)ともに善かれ」
そこを釈迦が「始めも善く、中もよく、終わりも善かれ」と
厳しく一本打ち込んでおられる。あんまり出足に調子を出し
過ぎては長くは続かないものである。じわじわと始めて、じ
りじりと続ける。ねばる。続ける。そして有終の美を見るよ
うにエネルギーをためて行くのである。感性の日まで自分の
勢力が続くように初めからその勢力を小出しにし、セーブし
てゆくのである。ラストスパートのきくように勢を配分して
ゆくことである。
歳時記
清明
4月4日。および穀雨までの期間。 太陽黄径15度。春分から数えて15日目頃。 春先の清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」 という語を略したもの。 万物が若返り、清々しく明るく美しい季節です。この頃は 桜の花が咲きほこり、お花見のシーズンでもありますね。 南の地方ではつばめが渡って来る頃。雨が多い時季で、暖 かくなった後に小雨が降り続いて寒くなったりもします。 沖縄では「清明祭(シーミー)」といって、墓前に親族が集 まり、酒・茶・お重を供えた後、皆でご馳走をいただく習慣 があるそうです。 |
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4月から咲く花「碇草(いかりそう)」
開花時期は、 4/ 1 ~ 4/25頃。 ・船の碇(いかり)に 似ているところから この名前になった。 ・いろんな色の種類がある。 ・「錨草」とも書く。 ・薬効 強壮、強精 ・薬用部位 茎葉 ・生薬名 「淫羊藿(いんようかく)」
(花図鑑より)