季節の花と言葉の花束

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季節の花「山吹」

2021-04-07 04:44:36 | 暮らし
人生日訓(636)

「桜は面白きもの木の中より咲く」

いまお互いがこうやって人間として生きて居ることも、何でも

ないことのようだが、思えば不思議千万のこと、ただほれぼれ

と仰ぎ見るばかりである。人間の禍福も本来存在するものでは

なく、生ずるもの、起こるものである。作り出すものである。

また、誰ををうらむべきであろうか。宇宙自然の妙相を目にし

て、自分に反省したいと思う。

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4月から咲く花「山吹」

開花時期は、 4/ 1 ~ 4/末頃。 ・山の中に生え、  花の色が蕗(ふき)に似て  金色で美しいことからこの名前に。  また、しなやかな枝が  風にゆれる様子から    「山振」の字があてられ、  じきに「山吹」になったとも。 ・”やまぶきいろ”と  呼ばれる鮮やかな黄色。  絵の具とか色えんぴつに  「やまぶき色」と  いうのがありますね。  「山吹(やまぶき)色」■   → 色 いろいろ へ ・山吹は一重(ひとえ)で  八重山吹は八重。 ・山吹は実がなるが、  八重山吹は実がならない。 ・イギリスでは   「イエロー・ローズ      (黄色いバラ)」   「ジャパン・ローズ      (日本のバラ)」  と呼ばれる。 ・「山吹の   立ちよそひたる 山清水   汲みに行かめど   道の知らなく」    万葉集    高市皇子(たけちのみこ)  「花咲きて   実は成らずとも   長き日(け)に   思ほゆるかも 山吹の花」    万葉集  「蝦(かわづ)鳴く   甘南備河(かむなびがわ)に   かげ見えて   今か咲くらむ 山吹の花」    万葉集    厚見 王    (あつみのおおきみ)  「春雨の   露のやどりを 吹く風に   こぼれてにほふ   山吹の花」    金槐和歌集 源実朝   「山吹や   葉に花に葉に 花に葉に」    炭太祇(たんたいぎ)  「ほろほろと   山吹散るか 滝の音」    松尾芭蕉

(花図鑑より)



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