人生日訓(638)
「只今の一念を空しく過ごさず」
仏教の根本、肝心なことは「只今」をおろそかにせぬことで
ある。そうした心持が毎日毎日続いていることが仏道修行で
ある。これは鈴木正三ばかりでなく、法然も、道元も、良寛
も、およそ正当な仏者がみんな歩いた共通の道である、今日
は昨日の果て、明日は今日の果て、そこに一筋の因果の道理
が光っている。何をか悔いんやである。
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4月から咲く花「蓮華草 (れんげそう)」
開花時期は、 4/ 1 ~ 5/10頃。 ・中国原産。 日本にはかなり古くに渡来した。 ・「蓮(はす)」の花に似た草、 というのが名の由来。 ・中華料理などで、 お汁なんかをすくうときに使う 「れんげ」の名は、 その形が「蓮(はす)」の 花びらに似ており、また、 「蓮」の花は 「蓮華草(れんげそう)」に 似ている、との連想で、 「れんげ」と名づけられたらしい。 ・蓮華草の根には バクテリアが付いていて これが稲にとって いい肥料になるため、 稲(いね)を植える前の 水田に植えておき、 花のあとですきこんで (土でならして) 肥料にすることがある。 ・岐阜県の県花(蓮華草) ・別名 「紫雲英(げんげ)」。 花が一面に咲いているのを 遠くから見ると、 低くたなびく紫の雲のように 見えることからの名前。 ”げんげ”は ”れんげそう”の なまり音らしい。 ”しうんえい”と、 そのまま読むこともある。
(花図鑑より)