人生日訓(655)
「ちかきは遠き道理なり」
千里を遠しとせずして教えを受けに来た人々のような燃える
求道心、知識欲、研究心をもって、座右の師に物を尋ねるよ
うな人が成長して行くのである。ここに人生の矛盾がある。
身近な人が一番利用しそうに思えるのだが、遠方の人の方が
高く評価するということは何たる人生の皮肉であろうか。し
かもこれが人生の現実なのである。ここに私共の解決すべき
大きな課題があると思う。
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4月から咲く花「八重桜 (やえざくら)」
開花時期は、 4/10 ~ 5/ 5頃。 ・桜より咲き始めが 2週間ほど遅い。 「あれ、もう桜は 終わったのでは・・?」 という頃に、 葉をつけた状態で咲き出す。 ・野生の山桜に対して 人里の桜ということから 「里桜(さとざくら)」 とも呼ばれる。 また花の形から 「牡丹桜(ぼたんざくら)」 とも呼ばれる。 ・「関山(かんざん)」 「一葉(いちよう)」 「普賢象(ふげんぞう)」 「鬱金(うこん)」 などの種類がよく知られている。 ・鈴なりの花をいっぱいつける。 運動会で子どもが踊りに使う 「ポンポン」みたい。 ・花びらが多い。 なかでも兼六園菊桜 という種類の八重桜は、 花びらがなんと 300枚ぐらいある。 ・塩漬けにした花に お湯をそそぐと「桜湯」になる。 塩辛い♪ 「茶」=「濁す」 ということから、 婚礼の席ではお茶でなく この桜湯をよく使う。 ・大阪市の 造幣局(ぞうへいきょく)の 有名な「桜の通り抜け」は、 この八重桜の開花時期に 行うことが多いようだ。 (毎年4月中旬)。 ・4月5日の誕生花(八重桜) ・花言葉は 「理知に富んだ教育」 (八重桜) ・奈良県の県花(奈良の八重桜) ・「いにしへの 奈良の都の 八重桜 今日(けふ) 九重(ここのえ)に 匂ひぬるかな」 詞花集 伊勢大輔(いせのだいふ) 百人一首(61)
(花図鑑より)