人生日訓(641)
「客来れどもやがて帰るが如し」
来た客は、やがて時がたてば、いつのまにか帰るというので
ある。ここがなかなか面白い受け取り方である。来たものは
、いつかは帰る。また、客の方でも長居はせずに「喫茶去」
(茶を喫して去る)のような気持で、さらさらと立ち戻るが
いいし、立ち戻るものである。どこにも無理がない。肩に力
が入っていない。任運自然、人に任せ、時に任せ、縁に任せ
た心境である。私も、いつも、そんな伸び伸びした気持ちに
なりたいと思っている。
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4月から咲く花「春紫苑 (はるじおん)」
開花時期は、 4/ 1 ~ 5/末頃。 ・北アメリカ原産の帰化植物。 ・”春に咲く「紫苑(しおん)」” から、 「春紫苑(はるじおん)」と 呼ぶようになった。 ・道端でよく見かける。 ・花は姫女苑(ひめじょおん) そっくり。 以下、見分け方。 【春紫苑】 花期は4~5月頃。 つぼみは下向きに ちょっと垂れる。 白い花の部分はやわらかめ。 葉っぱは茎を 抱くような形で伸びている。 茎は中が空洞。 【姫女苑】 花期は夏(6月以降)。 つぼみは上向きのことが多い。 白い花の部分は ピーンと張っている。 葉っぱは茎から ストレートに伸びている。 茎には髄(ずい)という部分が 詰まっている。 ・別名 「春女苑 (はるじょおん)」 この別名の方で 紹介している本もある。
(季節の花300より)