季節の花「黄素馨 （きそけい）」

名言名句（261）

「先んずれば人を制す」『史記』


人よりも先に事を行えば、人を制圧することが出来る、の意味ですが、

これは続いて「後ずれば則ち人の制する所となる」の言葉があり、

人の後になると、逆におさえられる羽目になるというのです。ウカウカ

していると、人の後ろに回って、人の成功を指をくわえて見ていなくて

なりません。何事につけ、生き馬の目を抜くこの世の中、この「先んず

れば・・・」の精神は、サラリーマンの鉄則ともいえるでしょう。積極

的に事を行うことの大切なことを言っていますが、人と人との会話など

にも、この言葉の精神を考えるべきでしょう。相手の心を読み取り、

相手の言わんとすることを、まずこちらが発言してしまうことによって、

制圧された気分を排することが出来ます。

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5月から咲く花「黄素馨 （きそけい）」

開花時期は、 5／ 1 ～　6／15頃。
・とてもきれいな黄色の花。
・芳香あり。

（季節の花300より）

季節の花「唐種招霊（からたねおがたま）」

名言名句（260）

「あからさまに戒めるのは、ひそかに愛するのにまさる」『旧約聖書』

苦情をいわなければいけない、と思いながらも、しかし、

いい奴だから、とついためらってしまうことがあります。

これでは、相手のすることを本当に考え、可愛がっている

とは言えません。ハッキリと苦情を言うことは、ひそかに

親愛感を抱いているのにまさる、というのです。上司が

部下に対して、苦情を言ったり叱ったりするのはごく当たり

前のことですが、そのあとには、大抵、互いの心に隙間風が

吹くものです。ただ、叱った方は、叱ったことをすぐ忘れて

しまいますが、叱られた方は、いつまでも屈辱を忘れない、

というのが人情のようです。だからこそ、上司は、仕事の

上で、苦情を言ったり叱ったりするのに非常に気を遣います。

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5月から咲く花「唐種招霊（からたねおがたま）」

開花時期は、 5／ 1 ～　6／10頃。
・中国原産（「唐種」の語源）。

・香りがとてもよい♪
　バナナのガムの香りがする♪

・「おがたま」は
　「招霊（おきたま）」の
　ことばに由来する。
　神社などにも
　植えられることがある。
・「唐種小賀玉」とも書く。
・原産国の中国名は
　「含笑花」と書く。

（季節の花300より）

季節の花「谷空木 （たにうつぎ）」

名言名句（259）

「天才は努力が生み出す」『四家　文子』

生まれついてからの元々の天才という者は、まず皆無といえるでしょう。

天才の要素があって、それを磨くことにより。本来の天才となりうるの

です。天才しかり、凡才の場合は、とにかく、この努力の二文字がもっ

とも大切です。凡才は努力して、はじめて一人前になれるのだと言って

もよいでしょう。努力しない凡才は、そのまま凡才に終わってしまいま

す。世間でいうところの一人前の人間になれないで、生涯を終わらなく

てはなりません。どう考えても、それでは、つまらない一生だったとし

かいいようがありません。結果はどうであろうと、生活の手段の発見で

もいいし、生甲斐でもいい、一つの目的に向かって努力すること、これ

こそ、人間すべてに課せられた目に見えない大きな課題と言えるでしょう。

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5月から咲く花「谷空木 （たにうつぎ）」

開花時期は、 5／ 1 ～　5／20頃。
・いろいろな種類がある。
　花の色はピンクが多い。

・名前は全国各地で
　いろいろなものがあるらしいが、
　代表的な名前が「谷空木」。
　山の「谷間」に多く生え、
　茎の中が空洞の木であるところ
　から「谷空木」。

（季節の花300より）

季節の花「丸葉車輪梅（まるばしゃりんばい」

名言名句（258）

「獅子身中の虫」『梵網経』

この言葉の意味は、獅子の体に寄生して、おしまいには獅子を

死に追いやる虫のことをいうのですが、一般には、恩を受けた

相手に仇をする者のたとえとして、用いられています。しかし、

元々は、『梵網経』という経文から出た言葉で、仏徒でありな

がら仏法を破る者のたとえとして出ており、それが恩を仇で返

す意味に転じたのです。

『梵網経』は、菩薩の階位と戒律に関する経文で、大乗菩薩戒

の根本聖典として重んぜられています。職場における人間関係

は、信頼関係の厚いか薄いかによって成り立っているものです。

厚ければ厚いだけ、裏切られたときのショックは大きいと言え

ます。

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4月から咲いている花「丸葉車輪梅（まるばしゃりんばい」

開花時期は、 4／25 ～　5／末頃。
　暖かくなってきたら開花。

・葉が枝先に車輪状に集まる。
　花は梅に似ている（５枚花弁）。
　「丸葉車輪梅」は、
　ブ厚くて丸っこい葉。
　葉がややとんがっているのは
　「車輪梅（しゃりんばい）」。
　ただ、「丸葉車輪梅」の葉にも
　ややとがってるものがあったりする。
　「丸葉車輪梅」と「車輪梅」は
　区別がつきにくい。

・鹿児島県の奄美大島では、
　この樹皮を
　大島紬（おおしまつむぎ）の
　染料として使う。
・実（み）はブルーベリーの
　ような形。



（季節の花300より）

季節の花「羽衣ジャスミン（はごろもジャスミン）」

名言名句（257）

「人生で最も大事なことは、失敗したとしても

じっと歯をくいしばって我慢をし、成功した場合

でもすぐに有頂天にならないことである。」

『ドストエフスキー』

失敗は成功のもと、とは知っていても、ちょっとした失敗でも

がっくりとしょげてしまうのが人間の一般的心理です。数多く

の人生経験を積んだかなりの年配の人でも、失敗に対しては心

理的に弱くなるようです。ましてや若ければなおのこと、失敗

に対しての抵抗力は強くありません。しかし、失敗を怖れてい

ては、この長い人生を生き抜いてはいけません。失敗の数は、

成功の数よりも、はるかに多いからです。失敗した時の心得を

日頃からつかんでおくことが大事です。それには、失敗したら

耐える、ということを知っておくべきです。何が何でも耐える、

じっと歯をくいしばって耐える、これが失敗した時の鉄則です。

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4月から咲いている花「羽衣ジャスミン（はごろもジャスミン）」

開花時期は、 4／25 ～　5／25頃。
・白い５弁花。
　とてもよい香りがする。
　”ジャスミンの香り”。
　でも、あまりにも花が
　いっぱいあるときは
　ちょっと香りがきつい。

・インドでは、若い女性は、
　恋人にもらったこの花を
　髪の毛に編みこんで
　愛の証しとするらしい。



（季節の花300より）