町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

生まれ変わった小田急30000形・EXEα

2019年07月14日 | 小田急電鉄

展望席を廃した異端的なスタイルで登場したロマンスカー30000EXEも、1996年の登場から20年が過ぎ順次車内設備や走行機器、外観をリニューアルすることになり、新たにEXEαとして201731日に再デビューを飾りました。

登場以来ハーモニック・パールブロンズと呼ばれる、光沢を持たせたカラーで見る角度によって色合いが変化する独特の外観でしたが、リニューアル後は車体の上半分をムーンライトシルバー、下部をディープグレイメタリックとしその間にロマンスカーの伝統カラーであるバーミリオンオレンジの細帯が加わり、非常に都会的な印象のデザインになりました。

10両編成組成時は中間に入り、幌で繋げられる貫通型先頭車。カラーが変わってからはこちらもなかなか渋みの効いたイカすデザインになりましたね〜・・・。

座席のモケットを一新し印象が大幅に変化した車内設備。収納式テーブルや肘掛も交換され、照明装置は直接照明と間接照明を併用しています。この他、リニューアル2編成以降は全座席の窓側にAC100Vのコンセントを設置しサービスレベルは格段に向上しています。

営業運転初日となる201731日には、リニューアル車ながら新宿駅で出発式も開催されました。地味な存在に甘んじている感があった30000形ですが、この扱いは看板特急たるロマンスカーの一員ということですね。


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年々数を減らす直流区間のスタンダード

2019年07月01日 | JR東日本

新幹線の開通後も依然として在来線の輸送力増強にも追われていた1960年代当時、高速貨物列車用の直流機関車としてEF65型は登場しました。貨物用として計画されながらも、高速運転に対応した性能が評価され、寝台特急の牽引に対応した500番台と、正面に貫通扉を設置し総括制御に対応した1000番台が加わり一気に直流区間の主力機関車としての地位を確立しています。

そんなEF65も今や後継機の増備で廃車が進行、イベント用などを除けば見る機会はすっかり少なくなってしまい、JR貨物で定期運用を持つのは更新工事施工車のみとなってしまいました。

筆者は機関車にはそれ程思い入れは無く、来たら適当に撮るくらいに構えていましたが、首都圏の貨物輸送といえばEF210が当たり前になった今、EF65が姿を見せると「あっ!」と反応してしまうようになりました。上は武蔵野線の205系を狙うついで、下は南武支線を利用した時に偶々やって来た単機回送中の姿を撮影したものですが、今後は他路線で活躍する場面も撮影してみたいですね。


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