二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

あかあかや

2005-09-19 23:41:30 | Weblog
昨日の名月を偲びつつ。。。(だって、十六夜は「雲のむこう」になってしまった。。。)


あかあかや あかあかあかや あかあかや あかあかあかや あかあかや つき


明恵上人の月のうたです。昨日の月は、そんな感じだった。

ところで、明恵上人のこの歌。自分の記憶では、下の句が
「あかや あかあか あかあかや つき」
だったと思うんだけど、最近チェックしたら、「あかあかあかや」らしくて、ちょっと不思議。「あかや あかあか」のところだけリズムが違って、新鮮だなぁ、って思ってたから。(記憶違いだったとは。。。)

何で明恵なんか出したかって?
そりゃ「月」って言えば「明恵(みょうえ)」。鎌倉時代の高僧で、ものすごい修行の鬼だったのに、(世界でも珍しい)夢日記つけたり、桜の木に宛てて手紙書いたり、月への愛着が尋常じゃなかったり、、、すごく、興味深い人です。(最初に「あきえ」と読み間違えなきゃ、学生の頃、この人の伝記など読むこともなかっただろうが(笑)。)


月なき夜の慰みに。明恵の歌をうたいましょうか。


「雲いでて 我にともなう 冬の月 風やみにしむ 雪やつめたき」

   (思い入れの深さが、ちょっとだけ「雪風」チック?←バカだ、自分。。。)

「くまもなく すめる心のかかやけば わが光とや 月おもふらむ」

   (こんなこと思えるなんて、すごい。。。)

おいらの心は雑念だらけなので。月の光で消臭除菌ができたらなぁ、と、そんなレベルなのでした。
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まだまだ

2005-09-19 23:02:48 | その他アニメ/マンガ
一区切りついて、やれやれ。まだ全然終わってないけどね。

最近の「いつも」よりは、少しは進んでるかも。やはり、満月パワーなのだろうか。お月様、感謝。


そんな合間を縫うようにして、「戦闘妖精雪風」(DVD版)第3巻を鑑賞。

わお。すげー。中高生みたいにピュア(と思う自分の感性は摩耗しすぎだろうか。。。)な展開だ。饒舌なトマホーク・ジョンは、まるで女子高生のようにもみえる。(もともとピュアなキャラだったけどさ。)

それでも、決して不快じゃないのは、「雪風」という作品に対する、制作者の愛情が強く感じられるからだろうな。登場人物を、とても大事に「呼吸させようと」している。たとえ尺の関係で強引な展開になっても、わずかな一瞬の中に「生きさせよう」としてるように、感じる。(そういう不器用さは、嫌いではない。)

ふと、(息抜きついでに)原作の「改」を読む。おお。同じ世界だ。そうかー。「雪風」ってどうしようもなく機械系だと思ってたけど、そんなことなかったんだなぁ。

(わけわからん人に補足。「戦闘妖精・雪風」は、最初に出版された版と、後年書き直された「戦闘妖精・雪風『改』」の2つの版があるのです。「改」の方が、人間的、というか、救いがある。ちなみに、続編の「グッドラック」は、「改」の続き、ということになってます。一部の人は「これじゃ『エリア88』じゃん、ハードボイルドな雪風はどこいった!」と言ったそうですが、自分は「グッドラック」好きです。)

そんなこんなで。最近考えもしなかった形而上学的なことにうっかり思いをはせているうちに、あっという間に連休終了。

まぁ、でも、この週末は、いろいろやったかも。

仕事してるし、その割に、車で遠出もしたし、囲碁も対局したし、ヴァイオリンも弾いたし。(本物も弾いた~、気持ちよかった~♪)

遅めの青春、って感じ?(笑)

あ、それから。このブログのスタイルとして「対人関係の出来事は書かない」ことにしてるんですが、「こいつは誰ともしゃべっとらんのか」的に思われている?

どう思われてもいいですけど。とりあえず寂しくはないです(笑)。
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