日曜日に開かれた「あいづふるさと映画祭」で、午後、ゲストトークがあった。
招かれたのは、倍賞千恵子と吉岡秀隆。おいらが最も尊敬する俳優達だ。
二人が目の前にいる、という事実だけで、気の小さいおいらは心臓が口から飛び出しそう(古典的だな。。。)だった。
倍賞さんは、渥美さんの一周忌とかおいちゃんが亡くなったときのインタビューなんかで拝見したとき、痛々しいくらいやつれてみえたのだが、今回はステージ上で光り輝くようだった。黒のドレスもエレガントで、何だか、勝手ながら、とてもほっとした。
倍賞さんはとても美しくて、しゃきっとしていて、吉岡と並ぶと、まるで親子のような雰囲気だった。
吉岡は、倍賞さんと呼吸がぴったりあっていて、ステージ上で緊張甚だしかったが、受け答えそのものはリラックスしていて、その中で、ごく自然に倍賞さんに気を遣っている様子が、とてもほほえましかった。きっと、吉岡の持ち味って、こういうところにもあるんだなぁ、と思えた。人に自然に寄り添うことのできる空気感を持っている。柔らかい平和な雰囲気を、その場に放射できる人だ。(成長したなぁ。。。)
司会役の人のきさくで平和な雰囲気のおかげもあって、その場はとてもくつろいだ感じで進行した。ほんと、仲の良い3人が「おしゃべり」してるような感じだったのだ。
吉岡は、しゃべるより前に、まず水を飲もうとするところとか、うなづきながら倍賞さんの話に聞き入るところとか、見ていてけっこう「ああ、吉岡らしいなぁ」という雰囲気だった。観客にそう思わせる(わかった気にさせる)ところが、すごい役者なんだろうなぁ、と思う。
さて、おいらは今、記憶曖昧な状態なので、詳細は後日に回すが、今日も一つだけ思い出したことを書きたいと思う。
吉岡は言った。(以前も聞いたことがあるが。)
「仕事が、、、嫌いなんですよ。仕事と思うと、辛くて(だったかな、そのような意味のことを言っていたと思う)。。。(中略)。。。でも、現場に行くと、仕事以上の情熱を持っている人達がいて、、、そんな人達のそばにいて、続けてこれた。。。(後略)」
このくだりがねぇ、、、改めて身にしみた。おいらも、仕事嫌いだから。昂じてくると、いつやめよう、いつやめよう、って毎日思ったりする。
でも、やめられないんだよなぁ。。。
もちろん、吉岡のように、才能ある役者がその意志にかかわらず、一流の監督達に認められ求められるのと、一介のサラリーマンたるおいらの状況じゃ、全然違うんだけど。それでも。
「辛い」と思いながら、求められた課題に対して全力で100%以上を出し切る吉岡の律儀さ、頑固さ、矜恃が、ものすごく好きだ。
願わくば、おいらも。ちゃらんぽらんな中に、一つ筋を通したいな。そんな気にさせてくれる人だった。吉岡秀隆。
そんなわけで。
感謝します。吉岡秀隆様。だから、自信もってこれからも色んな役をやってください。
(いずれは「桑田判事」とか、「NHK大河で帝」役とか、「朝ドラで主人公の相手役の兄」とか、色々とチャレンジしてほしいなぁ。あ、それから、「刑事部屋のボス」もいつかやってほしいぞ。一番演じてほしくて、絶対やらないだろう役は「銀河英雄伝説」のヤン・ウェンリーだが(笑))
あ~、残業終わらないので、この辺で、、、
招かれたのは、倍賞千恵子と吉岡秀隆。おいらが最も尊敬する俳優達だ。
二人が目の前にいる、という事実だけで、気の小さいおいらは心臓が口から飛び出しそう(古典的だな。。。)だった。
倍賞さんは、渥美さんの一周忌とかおいちゃんが亡くなったときのインタビューなんかで拝見したとき、痛々しいくらいやつれてみえたのだが、今回はステージ上で光り輝くようだった。黒のドレスもエレガントで、何だか、勝手ながら、とてもほっとした。
倍賞さんはとても美しくて、しゃきっとしていて、吉岡と並ぶと、まるで親子のような雰囲気だった。
吉岡は、倍賞さんと呼吸がぴったりあっていて、ステージ上で緊張甚だしかったが、受け答えそのものはリラックスしていて、その中で、ごく自然に倍賞さんに気を遣っている様子が、とてもほほえましかった。きっと、吉岡の持ち味って、こういうところにもあるんだなぁ、と思えた。人に自然に寄り添うことのできる空気感を持っている。柔らかい平和な雰囲気を、その場に放射できる人だ。(成長したなぁ。。。)
司会役の人のきさくで平和な雰囲気のおかげもあって、その場はとてもくつろいだ感じで進行した。ほんと、仲の良い3人が「おしゃべり」してるような感じだったのだ。
吉岡は、しゃべるより前に、まず水を飲もうとするところとか、うなづきながら倍賞さんの話に聞き入るところとか、見ていてけっこう「ああ、吉岡らしいなぁ」という雰囲気だった。観客にそう思わせる(わかった気にさせる)ところが、すごい役者なんだろうなぁ、と思う。
さて、おいらは今、記憶曖昧な状態なので、詳細は後日に回すが、今日も一つだけ思い出したことを書きたいと思う。
吉岡は言った。(以前も聞いたことがあるが。)
「仕事が、、、嫌いなんですよ。仕事と思うと、辛くて(だったかな、そのような意味のことを言っていたと思う)。。。(中略)。。。でも、現場に行くと、仕事以上の情熱を持っている人達がいて、、、そんな人達のそばにいて、続けてこれた。。。(後略)」
このくだりがねぇ、、、改めて身にしみた。おいらも、仕事嫌いだから。昂じてくると、いつやめよう、いつやめよう、って毎日思ったりする。
でも、やめられないんだよなぁ。。。
もちろん、吉岡のように、才能ある役者がその意志にかかわらず、一流の監督達に認められ求められるのと、一介のサラリーマンたるおいらの状況じゃ、全然違うんだけど。それでも。
「辛い」と思いながら、求められた課題に対して全力で100%以上を出し切る吉岡の律儀さ、頑固さ、矜恃が、ものすごく好きだ。
願わくば、おいらも。ちゃらんぽらんな中に、一つ筋を通したいな。そんな気にさせてくれる人だった。吉岡秀隆。
そんなわけで。
感謝します。吉岡秀隆様。だから、自信もってこれからも色んな役をやってください。
(いずれは「桑田判事」とか、「NHK大河で帝」役とか、「朝ドラで主人公の相手役の兄」とか、色々とチャレンジしてほしいなぁ。あ、それから、「刑事部屋のボス」もいつかやってほしいぞ。一番演じてほしくて、絶対やらないだろう役は「銀河英雄伝説」のヤン・ウェンリーだが(笑))
あ~、残業終わらないので、この辺で、、、