Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

今日は小満・陽気盛万物稍満足す

2019-05-21 23:59:30 | 季節行事

昨日は小満。様々ないのちが次第に満ちていくころです


初候である5/21~5/25は「蚕起きて桑を食う」。

蚕が桑の葉をたくさん食べて育つころ。エネルギーを蓄えて、絹糸となる繭玉を紡ぐ体を作っていきます。この時期に美味しいのは空豆。桜が咲いた2か月後が、空豆の旬なのだそうです


この時期には浅草で浅草神社の例大祭である三社祭が行われます


次候である5/26~5/31は「紅花栄う」。

染料であるの紅の原料となる紅花が一面に咲くころです。紅花というのにお花は黄色なのを昔は不思議に思っていましたが、花びらの上の方には黄色い色素が、下のほうには赤い色素が含まれているのだそう。この黄色い色素は水溶性ですが赤い色素は水溶性ではないので、水に何度もさらして赤い色素を取り出します


まだ本格的な夏にならないこの時期は、潮干狩りの旬でもありますね


ちなみにこの「潮干狩り」という言葉。漢字が読めるようになってからは間違いませんが、昔は「ひおしがり」だと思っていました。というのも私の母は生粋の江戸っ子のため、「ひ」と「し」の発音が混ざります


そのため、この2つの言葉が含まれる単語は、ある程度大きくなるまでは勘違いをしたままのものが多かったです


末候である6/1~6/5は「麦秋至る」。

麦の穂が豊かに実り、収穫を迎えるころです。秋はたくさんの穀物の収穫時期にあたりますが、麦にとっての収穫時期は初夏。そのため、収穫時期を表す「秋」という字を使って、麦秋=麦の収穫時期という言葉になったのだそうです


この頃は衣替えの時期でもありますね。学生時代は6月に入ると冬服から夏服に変わって「もうそんな時期か」と感じていましたが、今では袷の着物から単衣の着物に変わることで季節を実感します


着物や帯だけでなく、和装時に持つ袋物や風呂敷、懐紙挟みに扇入れ、足袋入れから化粧ポーチなどの小物も絽で出来たものに変わり、簪なども珊瑚から翡翠でできたものに変わります。いつも6月最初の和装は準備にバタバタしています




千疋屋のフルーツゼリー

2019-05-20 23:55:55 | 日記

5月も後半に入ると、だいぶ暑いなぁと感じる日が増えてきましたね


先日、こんな時期にぴったりなお菓子を頂きました


千疋屋のフルーツゼリーの詰め合わせです


色とりどりの綺麗なフルーツゼリーが並び、「どれにしようかなぁ」と、見ているだけでワクワクしてきてしまいますね


子供たちもゼリーが大好きなので、休日のおやつに少しずつ頂こうと思います


とても綺麗なお菓子、ありがとうございました




大型ホームセンターでガーデニング資材調達 / おうちごはん(イタリア料理:手打ちパスタ上級・4月)

2019-05-19 23:54:12 | ガーデニング&家庭菜園

今日は以前から気になっていた前庭の花壇を再構築するべく、資材を調達しに朝から車で1時間ほどの場所にある大型のホームセンターへ




昨日とても可愛いTシャツを見つけて娘と息子にお揃いで買ったので、今日は珍しい姉弟ペアルックです


私たちがガーデニング資材を見ているあいだ、子供たちは動物の置物に夢中になっていました。可愛い猫ちゃんやわんちゃんの置物に大興奮


それなら本物を見せてあげようと、ホームセンター内にあるペットショップへ。動き回る子猫に大喜びの子供たちでした


動物を飼いたくて仕方ない娘は、帰宅してからわんちゃんをお散歩させる自分の絵を描いてアピールしてきましたよ(笑)


もウサギも私にアレルギーがあって飼えないので(今日もペットショップは辛かったです…)いつか飼えるとしたらわんちゃんですが、共働きのうちは難しいですね…


アレルギーさえなければ、猫もウサギも大好きなのですけれど


いくつか調達したガーデニング資材のうち、大きさの関係で持ち帰れたのはこちらピーニャ(松ぼっくり)のガーデンオブジェのみ。レンガの小道の入り口に設置しました


ヨーロッパでは松ぼっくりは繁栄の象徴とされてさまざまなモチーフに使われますが、ヴァチカンにもピーニャの庭という巨大な松ぼっくりのオブジェが飾られたお庭があります


残りの資材は後日車を借りて取りに行く予定です


今日は思いのほか資材調達に時間がかかってジムに行けなかった夫は、息子に邪魔されながらリビングでトレーニングをしていました


夜は子供たちの寝支度を早めに済ませてゆっくりディナーを楽しみました


今日のお料理のレッスン記事はこちら↓

【イタリア料理教室:手打ちパスタ上級編・4月】


前菜は春野菜のパナディーナ。グリーンピース・アスパラ・じゃがいも・きのこ・パンチェッタの炒め物をパスタ生地で包んでオーブン焼きにした、とっても素朴な味のお料理です。とっても可愛らしい見た目ですね


パスタは手打ちパスタ岩礁風シャラティエッリ。刻んだバジルを練りこんだ生地と魚介系のソースが相性抜群です。レッスンでは帆立の稚貝を使いましたが、今日は手に入らなかったので省略して作っています


メインは豚肉のエミリア風。豚ヒレ肉を叩いてピカタにしてから、生ハム・モツァレラチーズ・トマトを乗せて、マルサラ酒で煮込んだお料理です。とっても美味しくて夫からも好評でした




お茶のお稽古(別誂・若草色地花薬玉柄小紋)/ おうちごはん(イタリア料理:基本・5月)

2019-05-18 23:45:19 | 着物

GW中はお稽古がお休みでしたので、今日は久しぶりのお茶のお稽古に、朝一番で行ってきました



私が身支度をしているあいだ、子供たちはそれぞれお勉強をしたりカードで遊んだりと思い思いに過ごして待ってくれています



例年端午の節句あたりに来ている着物を、今年はもう時期が過ぎてしまいましたが着ることにしました



こちらは端午の節句で連想する薬玉(長命縷)をモチーフにしたもので、薬玉をさらに美しく花で飾った花薬玉です。平安時代には男女の間でこの時期の贈り物とされていたことから連想して、初夏に相応しく爽やかな地色に花薬玉を描いた小紋、そして平安時代を思い起こさせる図案を描いた帯を合わせて


着物は牡丹唐草地紋の生地を明るい若草色に染め上げ、そこに菊・桜・楓・橘などの季節の花々や美しい飾り紐をあしらった花薬玉を描いた別誂えの小紋


帯は塩瀬地を深い黒に染め上げ、前帯の関西腹には源氏香、関東腹には貝桶と合わせ貝、お太鼓には几帳と投扇興という平安時代のモチーフたちを描いた別誂えの染め名古屋帯。


帯揚げは菊唐草地紋のある白い綸子地に、赤い絞りで蝶々を表現した輪出し。

帯締めは明るい橙色の冠組。


今日のお稽古は風炉に変わって始めてのお稽古ということで、丸卓の薄茶点前をさせて頂きました


新年度になって新しい生徒さんが数名入っていらっしゃったようで、今日は初稽古の方がお二人。懐かしいなぁと思いながら拝見していました


お菓子は鮮やかな紫色が美しい「あやめ」で大石堂製。

お軸は「行雲流水(こううん りゅうすい)」と書かれた墨跡でした。

茶花はアザミが籠花入れに活けられていました。


私がお稽古に行っているあいだ、夫と子供たちは近所の公園で保育園のお友達に会い、一緒に遊んでいたようです。お友達のお兄ちゃんが野球少年なので、息子も野球デビューをさせてもらったとか



夫とバトンタッチしたあとは、娘をバレエに連れて行き、夕方から英会話へ。レッスン前にキッズランド少し遊んで行くのが最近の定番コースです


夜は子供たちの寝支度を早めに済ませてから、ゆっくりディナーを楽しみました


今日のメニューは私が初めて料理教室というものに行った日に習ったもので、毎年このメニューを作ると懐かしいなぁと感じます。このレッスンがあったからこそ、いまの私があるような気がしています


今日のお料理のレッスン記事はこちら↓

【イタリア料理教室:基本・5月】


前菜は鮮魚のイン・サオール。レッスンではワカサギを使いましたが、今日は旬のイワシを使って作りました。青魚もこうしてしまうと、作って数日経っても臭みがなく美味しく食べられます


パスタはスパゲッティ・プッタネスカ。我が家では定番のこちらのパスタ。家にあるものだけでささっとできる、主婦に嬉しい一品です


メインはサルティンボッカ。お肉にさらに生ハムを合わせるという、料理初心者の私には衝撃的な調理法でしたが、その美味しさに感動した思い出があります




プレスバターサンド

2019-05-17 23:43:09 | 日記

先日とても美味しいお菓子を頂きました


昨年東京駅に一号店が出来て以来、行列が絶えないと言われる「プレスバターサンド」のバターサンドです


洋菓子としてはちょっと変わった見た目ですが、実はこちらのお菓子、最中のように中が空洞になっていて、バターとキャラメルクリームをその中にサンドして焼き上げているのです


たっぷりとバターとクリームが使われているのに、ボックス構造のクッキー生地により中身が飛び出さず、手が汚れないのがとても魅力的


生地の食感もサクサクしていて中のクリームとも相性バッチリで、これは人気が出るのがわかります


とっても美味しいお菓子、どうもありがとうございました