Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

体験型保護者会 / おうちごはん(フランス料理:2018年5月)

2019-05-11 23:28:13 | おうちごはん

今日は子供たちの通う保育園で、全体保護者会が行われました


保護者会というと通常はお話を聞く会というイメージですが、この園では体験型の保護者会を開催しています


子供たちが普段どのように園で過ごしているかを知ってもらいたいと、お散歩チーム、外遊びチーム、室内遊びチーム、食チームの4つのアクティビティに分かれて遊びや食を体験します


お散歩チームは近くの緑地までお散歩し、現地で自然の恵みを拾い集めます。外遊びチームは園庭で井戸や土を使っての大胆な泥遊び。食チームは園の畑で収穫した野菜を使ってのお料理


そして私は今回室内遊びチームだったのですが、なんと本日のお題は「トイレットペーパー」


トイレットペーパーを2人で1ロール渡され、好きに遊んでください、と。普段遊びに使うものとは思ってもいないので、みんな少し悩みましたが、初めて見ると吹っ切れたように、思いっきり転がしてみたり誰かに巻きつけてみたり


こうしてたくさんのトイレットペーパーが散乱したのですが、今度はそれをいかに細く長く裂けるか競ってみたりして、最後にはタライに集めて洗濯糊と水を入れ、紙粘土のようにして形を作って遊んだりと、あっという間の30分でした


アクティビティのあとは各チームで感想を話し合って発表し、子供たちが普段どんな目線で遊んでいるのか、畑で採れる食材とどう向き合っているのかを知る良いきっかけとなりました


お昼からはバレエや英会話に娘を連れて行き、夜は早めに子供たちの寝支度を済ませて、ディナーの準備。


今日のデザート作りはほとんど娘にまかせてみました。生地の計量や捏ねる部分は私がやりましたが、混ぜたり型抜きしたりは全て娘の作業


上手にお手伝いをしてくれて、無事にデザート2種類が焼きあがりました


今日のお料理のレッスン記事はこちら↓

【フランス料理教室:2018年5月】


レッスンでは前菜はアーティチョークの2種盛りだったのですが、アーティチョークが手に入らなかったので、急遽スナップエンドウと卵のサラダに変更


続いてはガレット・コンプレット。そば粉を使った生地は一晩寝かせて、ハムや卵やチーズと一緒に焼き上げました


メインはコトリヤード。白いブイヤベースと言われるこちらのお料理ですが、アサリからしっかりとダシが出たスープはやはり絶品。ドレッシングをかけて食べる珍しいスープです


デザートは2種で、ファー・ブルトンとガレット・ブルトンヌ。どちらもラム酒が効いていて美味しいです。特にガレット・ブルトンヌはサクサクした食感が子供たちにも大好評でした






素敵なお菓子 源吉兆庵「菖蒲餅」

2019-05-10 23:22:45 | 日記

木々が青々と茂り初夏の香りが濃くなってきましたね


先日、とてもこの時期に相応しいとても素敵なお菓子を頂きました


源吉兆庵の「菖蒲餅」です。菖蒲の花を模したラッピングがとても華やかで素敵なこちらのお菓子。見るだけでワクワクしますね


中身はクルミを混ぜ込んだ信玄餅のような餅菓子に、鮮やかな抹茶をまぶした上品なお味。新茶の季節でもあるので、まさにこの時期にぴったりですね


とても雅やかなお菓子、ありがとうございました






レンガの小道の苗植え

2019-05-09 23:38:29 | ガーデニング&家庭菜園

春も過ぎて木々のがぐんぐんと新しい芽を出すこの時期、我が家の庭もだいぶ賑やかになってきています


そんな庭にそろそろ苗を植えようと、先日庭の手入れをお願いしているお花屋さんに、苗をたくさん持ってきて頂きました


今回はレンガの小道の両脇で、まだ何も植えていないスペースをいっぱいにするべく、30ポット以上の様々な種類の苗を


届いた苗を植えるべき場所に設置だけして頂き、植える作業は夫と娘にお願いしました


娘は上手に穴を掘って苗を植え、きちんとお水をかけてあげてくれました


グラウンドカバーを中心に、ラベンダーや小花など常緑のものばかりを選んで下さったので、冬でも寂しい小道にならずに済みそうです


ちょうど1年前に作ったこのレンガの小道ですが、やっとこんなに華やかな道になりました


この小道にはバラを3株植えていて、今年は冬場の剪定&誘引のお陰でたくさんの蕾がついているので、花が開くのを今か今かと楽しみに待っています






鴨川をどりが始まりました

2019-05-08 23:25:48 | 京都花街

3月下旬の「北野をどり」から始まった京都・花街の春のをどりですが、今月1日からはいよいよ一番最後となる先斗町の「鴨川をどり」が始まりました


(画像は報道系サイトからお借りしました)


今年は182回目となるこの鴨川をどり。今回は第1部の舞踊劇「わかよたれそ筒井筒」では、幼馴染の男女の恋物語を描きます。第2部の「艶姿祝新御代祭」では、「石橋」や「破邪の劔」などの舞踊を経て、恒例の華やかなフィナーレを含む全7景が上演されます


(画像は報道系サイトからお借りしました)


今年は令和の幕開けとともに開幕するとあって、芸妓2人による新時代を寿ぐ口上があったり、舞踊のなかで「令和」と描かれた提灯を掲げたりという演出があったようです


(画像は報道系サイトからお借りしました)


北野をどり、都をどり、京おどりは桜のイメージの強い踊りですが、5月に入ってから始まる鴨川をどりは藤がイメージ。例年のフィナーレでは舞台の上から下がる花も藤の花です


春から初夏にかけての踊りもこれで締めくくりとなり、いよいよ夏がやってきますね






昨日は立夏・夏の気始めて立つ

2019-05-07 23:17:49 | 季節行事

昨日は立夏。春が過ぎ去り少しずつ夏めいてくるころ。抜けるような青空に青々と茂った木々の緑が鮮やかに映えて風も心地よく過ごしやすい時期


初候である5/6~5/10は「蛙始めて鳴く(かえるはじめてなく)」。

田植えが始まって田んぼに水が引き始められる時期ですが、このころになると、夜にはどこからともなく蛙の大合唱が聞こえてきます。あの声はオスの蛙が雌の蛙を呼ぶ声なのだそうですよ


この時期には藤の房もかなり伸びて、初夏の風に藤のカーテンが揺れる、優美な姿を見ることができます。甘い香りと花に誘われるのは人だけではないようで、周りを飛び回る蜂に驚かされることも


次候である5/11~5/15は「蚯蚓出ずる(みみずいずる)」。

ミミズが土の中から出てくるころで、この時期になるとよくアスファルトの上でひからびそうになったミミズを見てびっくりすることがありますね。この時期はイチゴが最盛期を迎えてますので、GWはイチゴ狩りに出かける方も多いのでは


五月の第二日曜日は母の日ですが、いつごろから日本に定着したのでしょうか。私も社会人になってからは、毎年欠かさず母にプレゼントを贈っています。普段なかなか言えない「ありがとう」も、この日はすんなり伝えられます


末候である5/16~5/20は「竹笋生ず(たけのこしょうず)」。

筍が土の中から顔を出し始めます。品種によって違いますが、日本原産の真竹はこの時期が旬。背が伸びてしまうと美味しくないので、出始めたらすぐに掘って急いで茹でて採れたてを食べて下さい。筍は遠くの名産より近くの掘りたてを。我が家でも近くに住む親戚の竹林から、毎年筍を頂きます


5月15日には、京都の三大祭のひとつである「葵祭」が行われます。平安時代から今日まで続く由緒のある祭事で、メインでもある路頭の儀と呼ばれる平安装束を着た総勢500名の行列は圧巻です