株に出会う

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ウォッチリストの変更

2006-04-09 09:02:54 | 株に出会う
定期的にウォッチリストを見直してはいるつもりでしたが、意外と抜けがあったり、長期下落に低迷している銘柄が放置されていたりしておりました。

今後は週に1回は見直すこととしたいと思います。

主たる方法は簡単です。マネックス証券の「マーケットライブ」という投資情報欄で、「四季報速報」だけにチェックを入れて検索をかけます。

今日は、この操作で一度は消していた4295フェイスを、ギガ買収での今後の上昇期待で復活させ、あらたに6965浜松フォトニクスと、4202ダイセル化学工業を追加しました。それから、以前はウォッチしていましたが、取引高が少なく除外していた、4973日本高純度化学を追加しました。

逆に削除したのは、もうこれ以上の期待はずれが我慢できない4566LTTバイオファーマや、経営に問題があることが分かった6819オメガプロジェクト、IPOでも面白みのない8995誠建設工業3021パシフィックネット、また時折噴くかもしれないが出来高少ない8215銀座山形屋といった面々です。

これまで新興市場中心に選別しておりましたが、もうここまで来ると東証銘柄でも値動きが結構大きいものを中心に徐々に取り込むこととしました。逆に新興市場銘柄やIPO銘柄でも2-3ヶ月して見込みがないものは削除していきたいと思います。

あくまで、スクリーニングの基本は、

1.右肩上がりの優良銘柄
2.成長性が期待できる有望銘柄
3.経営内容に問題がないこと
4.何か特殊な分野で特殊な技術やビジネスモデルを有していること

以上の4点です。3つ目の基準は筆者の主観が少々入ります。以前はMSCB銘柄は除外しておりましたが、条件次第では残すようにしております。四半期決算で赤字または下方修正を出したような銘柄は、一時的な反発はあるものの結局は中間期や本決算でも同様な傾向を辿っております。従って、すぐには削除はしませんが、色を黄色に変えてウォッチしております。そして2度それが繰り返されれば削除ということになります。

オメガプロジェクトを今日外したのは、完全にネガティブな情報を入手したからです。元々胡散臭い雰囲気は感じておりましたが、ボラティリティが高い銘柄なので、面白半分で残してありました。


高純度化学のような世界的にその分野でトップの技術を持つ会社を、出来高が少ないからといって、まだ株価が分割前に50万円台の時に監視を外したのは大いなる失敗でした。1-2年経つとこうした技術的に良いものを持っている会社は実に高成長を遂げておりました。このようなミスをしないよう、少々面倒ですが、週に1回は、四季報関連のニュースをチェックすることとした訳です。

今、「文明崩壊」というジャレド・ダイアモンドの書いたベストセラーを読んでおりますが、その中で自己触媒作用の概念が気に入りました。成長する株価形成とある時期からの衰退も、文明の興隆と衰退の軌跡と実によく似ております。この「自己触媒作用」に入ったばかりの株を早期に見つけ、それに資金を集中的にぶつけて回転させるのが、いわば株で本当に勝つための王道ですが、筆者の目利きにも限界がありますので、あえてリスク分散をさせております。

現在、およそ250銘柄がウォッチ対象です。これを新陳代謝をさせながら、買い時に来ている株を注目銘柄として抽出しておりますが、人為的なスクリーニング手法ですので、このあたりの銘柄数が限界ですね。
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