株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(4.7.06)

2006-04-06 20:53:14 | 明日のモニタリング銘柄
今日の後場は直近のIPO銘柄がいくつかストップ高もつけるほどに調子が良かったようです。持ち越しは、3777ターボリナックス4764デジタルデザイン、そして、8783グラウンド・ファイナンシャル・アドバイザリーの3つです。ターボだけ一度利確して233Kで買い直したので含み損が出ておりますが、残りはいい形で終わってくれております。

さて、場の状況は悪くはありませんが、これは上がるぞと皆が思う日は、肩すかしをくう日だったりしますので、適当に利益確定を行いながら明日もトレードをした方が良さそうです。

テクニカル用語の簡単解説

1.2450一休 ○

 今日の日経に紹介されていたせいか、ほどほどに上がりました。ぐるなびと違うのは、今日の上げでOSCは61%にも達しましたが、直近の高値の325Kを超えてしまえば、後は2月3日の340Kしか上に控えていないことです。この上値を抜ける勢いが明日もあるかどうか注目。この会社が紹介する高級ホテル・旅館には筆者にはトンと縁がありませんが、あくまで日本のお金持ちをターゲットにしているようです。ソネットM3とも提携し、ぬかりなくお金持ちドクターにも触手を伸ばしていたり、高級レストラン予約サービスも夏までには開始するようです。こうして日本の上流階級のニーズを制覇する野望がこの会社にあるのでしょう。高級海外旅行、高級ゴルフ場、高級スーパー温泉など、高級と名のつくものは世の中にごまんとあります。そのうち、少子化時代を迎え、高級「大学」紹介事業や、高級「人材」紹介事業などにも進出するかも知れません。しかし、筆者のように、「高級」に縁のない人間からすると、こうした会社が繁盛するのもいかがなものか、と思います。せめてこの株で高級感を味わいたいものです。しかし、「一休」というネーミングにはしてやられました。日本、品、伝統、道、などを一言で現せばこのネーミングになります。そうなると、これに対抗する大衆路線のネーミングとしては、最近愚妻が凝っている「良寛」ということになるでしょう。どなたか、圧倒的に多数を占める筆者を初めとする大衆の幸せのため、「良寛ドットコム」の立ち上げを切に望みます。

2.3770ザッパラス ▲

 この株も強いです。OSCは+5%の52%と伸び、3月16日に436Kの高値を付けた時の54%まで後一息です。この日は通期の上方修正をした日でした。これを更新すれば460Kあたりまでは伸びることも考えられます。この会社の大株主を見ていましたら、三木谷浩史氏13.3%というのは分かるのですが、川嶋真理氏16%というのはよく分かりませんでした。念のためHPを見ると会長が川嶋茉莉となっておりました。なぜか四季報と名前が異なります。同じ「まり」です。多分、四季報が間違っているのでしょう。もし、茉莉なら、愚妻が「森茉莉」を好きなので、どうもこの株に縁がありそうです。

3.8783グラウンド・ファイナンシャル・アドバイザリー ○

 持ち株を褒め上げるのも何ですが、テクニカル指標の動きに惚れ惚れします。今日でOSCが+9%の37%となり、3月23日の高値949Kを付けた時の33%を綺麗に抜きました。指数値も昨日最低値をマークし今日の切り上げです。今日は848Kの攻防とは承知しておりましたが、引けにかけて案の定買い上がりがありました。ここまでOSCが持ち直してくれば、後は3月2日に1180Kを付けた時の51%が控えているだけです。その前に一応1030Kを付けた3月3日の39%というのがありますがそれは目前です。後は出来高が1000を超えてくれれば100万円の奪回に期待が持てます。

4.4333東邦システムサイエンス ▲

 この株今日も2円ほど下げましたが、これで何とOSCが36%まで14%も下がりました。この株に30%台のOSCとは珍しいことです。売買指数も8%です。これはテクニカルに何を意味しているのか明日は興味津々で注目します。まだPER19倍の旧東邦生命のシステム部隊が独立した金融関連優良ソフトメーカーです。

5.2338ザイオン △

 この株突然噴くことで有名になりました。業績の裏付けを伴っておりますのである意味安心ですが、今日は出来高が少なくほとんど死んだ状態でしたが、これでOSCが+14%の48%と急伸しました。アスカネットもこのような状態でした。3月27日のOSC53%というのはありますが、この日は39Kも上げた日です。突如、明日このラインを目指すかも知れません。

6.4822ハドソン ▲

 OSCは今日も伸びて67%となり十分に高い値となりました。これが萌えブームの再来がなければ、当然ここからは閑古鳥が鳴くのが通例です。しかし、どうも萌えブームが収束しそうにありません。この株800円を抜けると後は830円あたりが抵抗線です。明日はひょっとするとここまで伸ばすかも知れません。出来高はまだ77300株です。

7.1839真柄建設 △

 先日不発に終わったこの仕手株にも登場して頂きましょう。今日で、OSCが前日比イーブンですが、41%となり3月16日のそれに並びました。この株の場合出来高次第です。100万株を超えなければ話になりません。そろそろ機が熟す頃ですので、一応早期警戒態勢を敷いていた方が良いかと思います。動き出してからの参入ではこうした株は遅すぎます。あくまで初動を捉えることです。上げ目安は320円越えです。このラインまでは狸と狐の騙し合いでしょう。ノコノコと素人が先にシャシャリ出る幕ではありません。何しろ、いつ動くかは神のみぞ知る、というのがこうした仕手株の宿命なのです。

8.4771F&M △

 今日で3月30日の高値時のOSC47%を3日連続抜いております。この保ち合からの脱出が明日なるかどうか注目。抜ければ270Kまでは行くでしょう。F&MとはFlowerMessagerという歯の浮くような英語の意味です。さすがにこれだけでは照れくさいのか、進化形と称して「Finance Management」と呼ばせているようです。4日に札幌アンビシャスに上場した3802エコミックと業務提携をしております。この会社Tax Houseなる新しい税務相談事務所が好調のようです。何せ、研究開発費はゼロの会社です。そんなもの要らないのです。生保のおばちゃん向けのビジネスから発祥したように、人が面倒がる仕事を引き受けることで成り立っている面白い会社です。多分、社長は苦労人なのでしょう。HPを見ても経営理念など難しいことは一切書かれておりません。また、よくある社長の顔写真や履歴も載っておりません。この「清廉さ」がこの会社の成長の秘密なのです。

【その他注目銘柄】

・6379新興プランテック 売り目標830円。
・6263プロデュース 順張り高値圏注意
・2475WDB OSC+16%の44%と3月29日以来の値をマーク
・2477比較.com OSC+8%の41%と抜け出す。
・3796いい生活 OSCが+2%の39%とやっと抜け出す。
・4764デジタルデザイン OSCが+5%の56%で抜け出す。

以上です。明日のために良い眠りを。。。どうぞ。
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飛鳥、天高く舞い上がる

2006-04-06 11:34:36 | 株に出会う
いや~、2438アスカネットの今日の飛翔ぶりには参りました。昨日、筆者が欲をかいて2度目の217K買いで、「もうせんごけ」だか、何だか分かりませんが、空腹の食虫植物に十把一からげに喰われてしまった銘柄です。

筆者の深層心理状態は、この危うい葬式銘柄はもうこりごりと言うものでした。
そうはいうものの、若干は心の隅に引っかかっていたのですね。ひょいと見てみたら、何と天高く舞い上がっているではありませんか。それも、今日の飛翔時間は結構長かったようです。2弾ロケットも無事点火されておりました。

一体全体、昨日のあの騒動は何だったのでしょうか?もちろん、2度とひっかかるまいと心に誓っていた筆者は、今日は後から飛びつくような愚行はしませんでした。静かに尖塔図柄をチャートが描くのを見ているだけでした。

全く分かりません。誰が仕掛けているのか? 1つ言えることは、昨日の騒動は筋の方のパイロット行動、つまり偵察隊による行動だったということです。つまり、世間の反応の強さを見るとともに、今日の軍資金を得るという一石二鳥の凝った作戦だったとしか思えません。

食虫植物に首尾良くひっかった筆者を初めとする「尊い犠牲者」のお陰で、今日、本格的な収穫活動に走ったと言う訳です。犠牲者は全員あの世でほぞを噛んでいることでしょう。

さて、こうした凝りに凝った作戦の裏をかくのは極めて困難ですが、高値抜けの銘柄にチョイと乗せてもらうのは、意外と御利益が大きいようです。

その銘柄は3387クリエイト・レストランツです。筆者が先日ストップ高の3310円で売り抜けた有り難い株です。今日の動きを見ていると結構強いのです。そこで、その3310円を抜ける勢いがあるかどうか注視しておりました。結果、抜けたと思われる3330円で買いました。この株、これを抜けると次のターゲットは、3月10日の安値の3560円です。この値段で売り指しをしておいたところ、程なく売れました。例によって3590円までの多少のオーバーランはありましたが、この株、その上のターゲットとなると3900円あたりですので、それは今日ストップ高を付ける以外にありません。そこまでのエネルギーは残っていまいと判断しての売りです。前場を見る限り、この売買は会心の出来でした。

他に先買いしたのは、昨日苦汁をなめた4764デジタルデザインを331Kで、そして後場のターボパワーの1発に期待して3777ターボリナックスを227Kで買いました。後は8942SIA3360グリーンホスピタル・サプライを下で指しておりますが出来ておりません。

ターボは3月28日のOSC28%を底にして、完全な膠着状態です。しかし指数値はその日に並び、RSIは36%まで落ちております。OSCは前場終了で33%ですが、ターボが発射されると4月3日の37%というOSC値はあっという間に抜き去ることでしょう。売買指数も前場でゼロまで落ちております。

デジタルデザインは指数値妙味と、OSCが+3%の54%と伸ばし、3月27日の413Kの高値を付けた時の51%を綺麗に抜いているからです。後は出来高だけです。今日もし330K以下になるようだと撤退ですが、そうならないかぎり乖離幅条件も良く、地合次第では、今日の後場にも355Kあたりまでの復活上昇を期待しての買いです。

ということで、意外と今日の地合は悪くないですね。筆者の見通しの誤りでした。しかし、後場から急変することはこのところよくあります。アスカネットがその先駆とならないよう、慎重に売買時を見定めたいと思っております。
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