株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(4.3.06)

2006-04-01 22:40:18 | 明日のモニタリング銘柄
さて4月に入りました。春爛漫です。筆者の住むオセアニア地方のスイング地区デイトレアイランドの某所でも桜がほぼ満開です。土曜日は隣の島々からもリュックを背負った方々がたくさん訪れてきました。明日の株式市場はこの自然の息吹に劣らぬ生命力と集客力を見せつけるかどうか、そこで明日の注目銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説


1.3789ソニーコミュニケーションネットワーク ○

 3月27日のOSC39%を底に切り上げ、金曜日は+3%の53%です。3月13日の高値時の58%を明日は抜く勢いがあれば、370K越えが自ずと見えてくるでしょう。そろそろで出来高を伴い反発する気配です。子供のソネットM3があんなに元気が良いのに、また親のソニーも復活しかかっているのに、何としたことでしょうか、この株。明日こそは、その親子に見返す時です。しかし、この「親子」に挟まれたこの株、いったいどういう血縁関係に位置するのか、チョイと筆者も分からなくなりました。そのあたりが不安と言えば不安です。

2.2465ラヴィス △

 地味ながら出来高を伸ばしながら反転を開始しました。4331T&Gも上げてきましたが、PERはこちらが31倍とまだ割安です。先週の戻しで2月前半につけた200K台が見えてきました。価格帯別出来高を見ても220Kあたりまではスカスカです。折しも結婚式シーズン入りですが、この株昨年12月29日という特異日に上場来高値を付けておりますので、それは関係ありません。何故か、紳士服のアオキインターナショナルの傘下に入って相乗効果を期待しているようです。筆者の家のすぐ近くにもAOKIがありますが、いつも従業員のクルマしか止まっておりません。これでなぜ撤退しないで済むのか、いつも疑問に思っております。ひょっとすると、ラヴィスへの「結婚式場仲介」がアオキの隠れた収入源かも知れません?? それにしてもRAVISとは「感動して、うっとりする」と言う意味のフランス語だそうです。晴れの結婚式とはいえ、特に花嫁をそんなにもうっとりと感動させるのはチョイと考えものです。式後の日々の日常にまで、その「うっとり感」を期待されては、新郎の身も心も持たないからです。しかし、ラヴィスにとってはそんなことは知ったことじゃありません。そして、筆者にとっても明日のこの株の動き以外は知ったことじゃありません。

3.3793ドリコム ▲

 OSCが+7%の56%と急伸し、3月9日の48%はもとより3月14日の50%も抜き去りました。上場2日目の安値は抵抗ラインとして機能したようです。チョイと値段が高いので手を出しにくいかと思いますが、テクニカル面で素直に反応してくれるかどうか注目。買い時は3830Kあたりでしょうか。

4.6141森精機製作所 ○

 四季報関連で、この大証の株を取り上げます。このところの高値の2485円に金曜日は並びました。その時のOSCの55%を2%抜いて57%で終わっております。この株60%台のOSCが先々週は付けておりました。その実績からすると高値更新に入る可能性が強いかと思います。NC旋盤、マシーニングセンターで最大手。週足でも日足でも、惚れ惚れする右肩上がりのきれいなチャートです。海外比率も半分ほどあります。株に絶対はありませんが、業績好調のこの好財務の株です。仮に明日買って少し下がっても性急に損切りなどしないで5月9日の決算発表予定日まで寝かしておけば、それなりの利益がのってくるかと思われます。しかし、こうした会社がこのところの日本の景気を下支えしているのですね。HPを見ましたら、さすがです。まず英語、フランス語、ドイツ語、中国語の中から好みの言語を選ぶように、日本語ではなく英語でガイドされております。さすがグローバルな企業です。なぜ、英語でガイドされているかお分かりでしょうか?筆者の推測ですが、ユーロ圏での公用語はいずれ「英語」となるようなのですが、それを先取りしているとしか思えません。さすが先を読む眼力が業績のよい会社には備わっているものです。

5.2337アセット・マネジャーズ ○

 この株もここまで戻すと後は上値が相当に軽くなっております。OSCは+1%の59%ですが、まだ上げ余地はありそうです。2-3日かけて365Kあたりまでの反発までは期待できるかも知れません。8902パシフィックマネジメントも331Kを抜けると上は軽いようです。

6.8924リサ・パートナーズ ◎

 どうも不動産は軒並み良いようです。この株は、アセットよりもパシフィックよりも、明日は上げるかも知れません。というのは、価格帯別出来高を見ると、金曜日の終値あたりから675Kあたりまで「空白地帯」が拡がっているのです。飛行機でいうと、悪天候の中でもがきながら乱気流をかき分けかき分けして、やっと雲の上の清冽な青空が見え始めたといった具合なのです。そういえば、「リサ」という言葉の響きは、ダヴィンチやパシフィック、ケネディ(昔はクスなしでした)とは異次元の響きがありますね。こうした名前の妙齢の白人女性に、もし筆者が若かりし頃に出会っていれば、その清楚な響きだけで思わず跪いて求婚してしまいそうです。幸か不幸か今の愚妻と先に知り合ってしまいました。そして、あっという間に骨抜きにされてしまいました。

7.4842USEN ▲

 この株、素直な値動きをしないので、筆者は実は買ったことがありません。あまり派手な株は元来好みではないのです。ライブドアも100分割の時にだけ、千載一遇のチャンスとばかりに資金を急遽手当てして買っただけです。当時はまだエッジと言っていました。そのエッジという名前の「切れ味」だけは筆者の好みでした。それをホリエモンは何故に好き好んで倒産した会社の「ライブドア」などという名前に変えたのか、その時は内心がっくりきた程です。案の定、歴史は別の形で繰り返しました。まさに因果は巡るです。その点、有線をUSENと変えたこの2世経営者の方がまだましです。YUSENとしないで、一捻りしてUSENとしたところがミソです。頭にFを付ければ風船に、Jを付ければ住専に、Mを付ければこれからの社会の本丸技術の無線になります。この融通無碍の変態の可能性を秘めているのがこのUSENという名前なのです。無駄話はさておき、この株OSCが+5%の42%と抜けだし、3月15日の高値の3200円を付けた時のOSCの40%を抜いてしまったのです。この状態から出来高を伴って明日上げるかどうか注目したいと思います。

8.6920レーザーテック ○

 この株、気がついたらジリジリと上げておりました。OSCは+2%の66%まで伸ばしておりますが、まだPERは28倍弱とVテクの68倍の半分以下です。出来高はまだ少ないようです。ここからは値を伸ばしながらOSCがダイバージェンスし、年初来高値の4800円を窺うかも知れません。金曜日で13週移動平均をきれいに下から抜き去っております。筆者は乗り遅れましたが、まだこれからです。何とかこの上り竜についていきたいものです。

9.4779ソフトブレーン △

 2月10日に下方修正してから下げ続けておりましたが、やっと下げ止まったようです。OSCが何と+10%の43%まで伸びました。明日は78Kまで伸ばすかも知れません。ちょっと贔屓の引き倒しかも知れませんが、筆者は1度だけ直接メールのやりとりをしたことがありますが、宋会長は無理をして数字あわせをするようなお方ではありません。その点でホリエモンとは対極にあります。また日本の会社では常態となっているサービス残業等も決してさせません。むしろ無届け残業についてはペナルティを課しているほどです。こういう会社の社員のモラールが低い訳はありません。一時的な業績低迷は事業にはつきものです。問題は会社の経営と社員の質なのですね。この株、2回の分割前の水準でいうと753Kです。筆者が2年ほど前に保有していた時の平均株価がこんなところでした。その2年前から業績が下降している訳ではありません。むしろ上昇しております。PERもeセールスマネージャーというパッケージソフトを主体としているソフト会社にしてはまだ37倍です。最近ミソをつけた4776サイボウズは何と177倍です。いずれソフトブレーンは再評価されるでしょう。そろそろ筆者も仕込んでおきたいと思っております。

【その他注目銘柄】

・8936リプラス OSC+3%の57%
・3798ウルシステムズ OSC+2%の37%
・4340シンプレックステクノロジー 指数値が28日より落ちる。押し目狙い。

こうしてみると、明日の注目銘柄はそれなりの個性派揃いとなりました。一応、外れのリスクをもろともせず、週末でもあり時間をかけて明日出会うべき株をチェックしました。そろそろ就寝に入ります。月替わりで愚妻共々皆さんのツキも上昇するならこれに勝る喜びはありません。
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