株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(4.4.06)

2006-04-03 21:36:08 | 明日のモニタリング銘柄
突風に揺れながらも満開になったばかりのオセアニアの桜、結構生命力が逞しく、まだ桜吹雪にはなっておりませんでした。この秒速20メートルにも達する突風に耐えるとは、まさに20歳の頃の青年男女のようです。

筆者もこの年の頃は、まだパチンコで稼ぐほどのスキルアップをなし得ている訳でなく、日々の食事にも事欠く程でした。近くのパン屋さんから、サンドイッチ用に切り落としたパンの耳が細長い袋に一杯詰まったジャンク食を、わずか10円で手に入れて空腹を満たしたものです。この10円で数日間は空腹を癒すことができました。ありがたかった。命綱の特別奨学金8千円が、全共闘運動によるロックアウトのために絶たれて、アルバイトで、学費(半年6千円の授業料)と生活費(月に1万円ほどで済みました)を得る他はありませんでした。
奨学金の支給停止については、実は筆者も大学のロックアウトに荷担した身ですので、やむを得ません。人間、窮すれば何とかなります。そのうち、パチンコの初期投資(?)が功を奏して、パチンコのセミプロとなり楽な生活をすることができるようになりました。ところが、就職してからは、金使いの荒い愚妻と一緒になったお陰で、随分と金欠病になりました。会社勤めしながらでは、パチンコのアルバイトもできず随分と往生しました。

学生の時の乞食のような生活にもかかわらず、若かったためか、病気をするでも怪我をする訳でもなく、よく生き延びたものだと今更ながら思います。これは、今日の桜並木の生命力と同様なものです。まさに生命の勢いですね。若い人、これ大切にして下さいね。

さて、そんな過去の話は当事者以外は何の興味もないでしょう。そこで、明日の注目銘柄です。

テクニカル用語の簡単解説


1.3755GDH ▲

 今日で4日連続OSCが53%です。この不思議な現象が明日どう出るか注目です。この53%は3月28日や2月24日の高値の時のOSCを既に3%超えております。2月15日のOSC53%に並びました。この日は高値の492Kを付けた日です。順当なら、明日は一気に上放れして465Kあたりまで付けるかも知れません。

2.8941レイコフ ▲

 今日は20K上げましたが、これでもOSCは+3%の48%です。3月13日に上方修正しておりますが、その時の株価に戻りつつあります。明日は出来高さえ伴えば、一段高へと進むかと思います。

3.8783グラウンド・ファイナンシャル・アドバイザー ○

 もう一度この株に注目。今日も一時876Kまで上昇しましたが、例によって押し戻され終値は+14Kの846Kでした。しかし、これでOSCが+3%の27%となり、実に買い頃となりました。この株OSCが22%(3月16日)という記録がありますが、この時は前日比-53Kと押されてのものでした。その時より指数値が下がっております。RSIはその時の29%に対して35%です。これで出来高さえ伴えば、再度ストップ高をつけるだけの地力はあります。しかしこの会社、この2月でまだ11名の会社です。旧興銀出身者を中心としているようです。事業内容の理解の困難さといい、全く不可思議な会社です。それだけに、筆者の癖でこうした訳の分からない株につい色気を抱いてしまうのです。

4.3796いい生活 △

 どうしてもこの株、気になります。OSCは+3%の36%と順当な切り返しです。RSIは何と+4%の19%です。つまりずっと下げ続けているのです。しかもPERは430倍です。ここまで来るとPERが高いの低いのというレベルを越えております。この国の借金と同じで、借金感覚が麻痺しているのですね。ここまでくりゃ、1000兆でも2000兆でも同じだという、あの危険な感覚です。そのお国の借金漬けの日々が、何で「いい生活」なのか?、筆者には全く理解不能です。しかし、明日はひょっとすると540Kから560Kまで切り返すかどうかという、この株のテクニカル指標なら、感覚が麻痺するどころか、筆者には生々しく理解できるものがあります。

5.3791プロダクション・アイジー △

 直近IPO銘柄が何やら見直されております。この株も今日は出来高を少々伴いながら25日線近くまで戻してきました。アニメ制作と版権事業という、どこかGDHと似た会社なのですが、もとより、一体全体どこでどう金を稼いでいるのかは、筆者には不明です。社業が暇なのかどうか、社長が東京大学の特任教授に昨年8月に就任したそうです。8月に就任というのがミソです。つまり、学生がいない夏休みに教えるだけの「特任」教授かも知れません。しかし、こうしたことを、社長、石川光久 受賞歴としてHPに書くこと自体、筆者の常識を超えております。特任教授就任がどうして「受賞歴」なのか? ならば、特任教授とは何をする人なのか? 疑問はどんどん湧いてきます。この会社の前身は有限会社アイジータツノコだそうです。さすがにこの名前だと世間の受けが悪いと「常識」が働いたらしく、今の社名に変更しております。ともあれ、この株とは明日1日だけのお付き合いです。これ以上、気むずかしいことは言うのは差し控えておきます。

6.4764デジタルデザイン ▲

 少々仕手性の強い株を1つ。3月24日に好業績が囃されてストップ高を付けました。この株、2月21日の178Kを底にして、その前からじりじりと上げておりました。データ通信の高速圧縮転送技術に強みを持つ会社、と四季報には書かれておりますが、要するに外のモバイルオフィスから、社内LANに入るときの使い勝手をよくする技術を持っていると言うことですね。少し分かる方には、この分野は企業向けにはセキュリティ関連技術とともに、今後大いに脚光を浴びるものと理解される筈です。という訳で、この会社筆者も少々気にしておりました。今日で、指数値が3月28日に近づいて来ました。340Kあたりで明日は一枚噛んだらいかがかなと思います。OSCも前日同値の52%です。


日経も新興市場の人気銘柄も上がるところまで上がっているようです。今日も後場は強気相場のようでしたが、一旦調整を挟まないとこのままでは、株の摂理に反するかも知れません。

ということもあり、明日の注目銘柄はご覧のような「はぐれもの銘柄」中心となりました。もちろん、株式投資の本道を歩みたい方は、M3やイートレード、そしてダヴィンチといった由緒ある真っ当な株に出会うのがよろしいかと思います。
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一旦撤退

2006-04-03 15:21:22 | 株に出会う
後場は、最初の頃こそ動意付いた銘柄もありましたが、その後引けにかけては一進一退の動きでした。

結局、前場に買った9422ITCネットワークも+2Kの333Kで売り、前場から下で待っていた8924リサ・パートナーズも、637K買いの641K売り、そして2351アドミラルシステムを、もう一度183Kで買うも、引けにかけての売り圧力に、明日の不吉な予感がして-1Kで撤退です。OSCも-2%の36%となりましたので、これで正解かと思います。やはり引けにかけての動きは明日の動きを暗示するものです。

リサは、2月9日の安値675Kまでは少々距離がありました。この程度の勢いでは、1日でそこまで昇るのは、今の相場では途中の坂で息切れがしてしまいます。ましてや、今朝はマイナス圏に押されていた株です。一本調子で上がる訳はありませんでした。

ということで、後場はさしたる戦果なし。かといって損失もなしというところでした。一旦キャッシュ100%にしました。

今の相場なら何とか、その日に買ってもそれなりの利益が取れるかと思います。日経をはじめ結構な高値圏に来ておりますので、梯子を外されないようにする方がこの際、肝要かと思います。あえて高値圏でのリスクを取ることはありません。

外はかなりの強風が、ここオセアニア地方・スイング地区、デイトレ・アイランドでは吹いております。しかし、先が短い身としては、せっかくの桜の満開風景を見ない訳には参りません。これから、愚妻ともどもチョイと桜見物に行ってきます。


明日の注目銘柄は、夜になりますが十分に検討してアップしますので、それまでお待ち下さい。
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桜咲く

2006-04-03 11:46:01 | 株に出会う
前場は、先週から持ち越しの9378ワールド・ロジと、3387クリエイト・レストランツが、ストップ高まで行きました。持ち越し株がストップ高まで行ったのは久しぶりです。まさに春爛漫の気分を味わいました。

但し、ワールド・ロジは273Kで早々と売り、その後271Kで拾って、それも274Kで利確をし、ストップ高の醍醐味は味わっておりません。クリエイト・レストランツはストップ高で売りました。これ以上欲張っては、欲の皮が剥がれてしまうのが関の山です。これは経験から言えることですね。

ワールド・ロジをストップ高で売れなかったことは不思議と悔しくはありません。それは、テクニカルにはそこまでの予想は不可能だったからです。それよりも、金曜日に筆者がよすがにしているテクニカル指標にもとづき、249Kで拾っておいたことの方が嬉しいです。

いずれにしても、愚妻のリベンジをこれで果たしました。

後は、2351アドミラルシステムを、181Kと182Kで買い、184Kで売りました。これもテクニカル指標をベースに買い時を計ったものです。この株のテクニカルポジションはまだ「買い」ですが、人気があまり沸騰していないので、控えめな利確に走りました。これもなかなかの仕手性のある株です。沸騰したと思って迂闊に入って何度も裏切られております。静かに買って静かに売って静かに利益を手中にするのが、何よりも精神状態にはよいようです。

注目銘柄の8924アセットMと、8924リサ・パートナーズは、今日は一服の日のようです。アセットだけ落ちてきたところを323Kで拾い、様子がおかしいので+1Kで売りました。リサは寄り付きから622Kで待ち受けておりますが、そこまでの下落基調にはなっていないようです。

331Kで発作買いしてしまったのが、9422ITCネットワークです。OSCが+16%の50%と抜け、3月30日の安値の326Kもクリヤーしていたためです。引けまでに様子を見て処分します。携帯ショップなどの販売をやっている会社ですが、この業態には筆者は一向に魅力を感じておりません。単なるリバウンド狙いです。こうした株は持ち越ししないのが筆者の流儀です。

やっと桜が満開になりました。引けまでにまた買い時にある銘柄を見つけて仕込んでおきたいと思います。結構、割安感のある銘柄は、今日のクリエイト・レストランツのように買われるだけのエネルギーが出てきたようです。
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