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株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

来週の注目銘柄

2006-04-14 18:05:14 | 明日のモニタリング銘柄
後場は2時に用事があって出かけましたので、朝から200Kで買い指しの4306バックスグループののみ残しておきました。これは203Kで終わっており出来ず。しかし、その他の銘柄もチタニウム兄弟を除いて全く冴えません。これでは来週思いやられそうです。筆者はここのところキャッシュ100%ですので、思い切って下げに転じてくれないと、この膠着状態でのじり貧相場では、何とも稼ぐ機会がありません。

週末ですので、今日の動きを振り返りながら来週の相場展望を兼ねて、感想を記してみたいと思います。

1.3360グリーンホスピタル・サプライ

 この株は今日も強かったですが、OSCは+3%の68%にも達しております。過去72%(12月29日)というのがありますが、RSIも83%まで達しており、このあたりが限度かと思います。それ以上上げるには「アニマルメディカルセンターが大盛況で大幅増益予想」などのニュースが必要かと思います。しかし、このプロジェクトはまだスタートしたばっかりだと思います。結果を出すには時間がかかるかと思いますが、結果はでないと筆者は踏んでおります。ちょっと発想が姑息すぎます。そこで来週は利確の動きに注意。

2.8701イートレード証券

 SBI系のインベストメントファンドがこの株をゴールドマンサックスに売ったとやらで下落基調に歯止めがかかりません。筆者が以前から危惧していた北尾マジックがいよいよ本領発揮です。この金の卵の株価を上げるだけ上げておいて、売り抜けるのが北尾流の錬金術なのです。筆者は口座をこの証券会社だけは開設する気にはなれません。(現在11社と口座開設済み)判官贔屓の性格もありますが、あの北尾流のビジネスには到底与することができないからです。この株OSCが40%台に低迷しておりますが、指数値は3月2日に245Kを付けた時よりもまだ20K分ほど上回っております。つまり、あと20Kは下げるものと、最悪考えておいた方が良いでしょう。OSCは今日で-1%の45%です。膠着しているようですが、それだけ皆さんの上げ期待の残像効果と言えます。冷静に日足チャートを見て下さい。1月17日をピークにしてまさに下り坂です。この株に過大な期待はもはや禁物です。

3.3789ソニーコミュニケーションネットワーク

 筆者が先日、何やら怪しいとのことで注目銘柄に挙げてから、どうも一皮むけたようです。出来高が今日は何と22651株です。これは上場直後の12月29日以来の出来高です。OSCはお陰で+2%の66%にも達しましたが、まだ2月10日の安値を抜いたに過ぎない段階です。特にニュースがある訳ではありません。ここは素直にPER9.9倍のネット関連出遅れ株の再評価がなされたと思う他はないでしょう。M3という優良子会社も抱えております。ソニーの上方修正という明るいニュースも後押ししております。来週以降は押し目での買い参戦を考えたいと思います。今日は全くのダークホースであり、ここまでの活況を全く見逃しておりました。昨日はOSCが+6%の64%と急伸はしていたのですが、まさかの上げでした。

4.6263プロデュース

 この新潟の3Dの装置メーカー、上場時から注目しておりましたが、イートレードとは別の意味で本領発揮です。精密塗布技術ではオンリーワンだそうです。いや~、この会社のHPを改めて見るとおったまげました。目眩がしそうです。筆者は技術的なことがよく分かりません。しかし、こうした技術こそ世の中の進歩、特に電子デバイスの進歩に不可欠のものであることは分かります。そう思ってHPに載っている社長の顔を見ると、なんと渋い頑固そうな顔をしているではありませんか。よくある似やけた笑顔の社長の顔とは全く異なります。技術を標榜する会社のトップはこうでなくてはなりません。たったの100人の企業が世界の12ヶ国の300を超えるお客さんと取引をしているのです。HPにかわいい少女の顔を配しているのも、筆者のお気に入りです。今日は出来高も増えて40K上げました。少々高いのですが、その内株式分割もあるかも知れません。1月16日の1750Kの安値を抜けば後は、上場来高値の1870Kを抜くばかりです。それが来週に訪れるかどうかこの株を注目下さい。

5.3377アイケイコーポレーション

 筆者のパソコンでかな漢変換しましたら、アイケイが愛敬(=愛嬌)とでました。なるほど、この会社愛嬌が売り物でしたか。愛嬌がないとバイク王などと称して中古バイクでの高成長はなかったでしょう。今時の若者は、プロデュースの社長のような愛嬌のない顔をしたバイク屋さんのおやじには辟易しているはずです。この株、さすがに上げすぎた反動からか今週は調整しました。しかし、お陰でOSCが37%まで落ちました。12月26日に38%というのがありますが、30%台のOSCというのはこの株には全く珍しいことです。指数値も943000ポイントにまで落ちました。これは3月9日の896000ポイント以来の低さです。来週はそろそろ反発してもよさそうです。RSIも一時の90%を超える値からすると46%にまで落ちました。特に悪いニュースも見あたりません。

6.8942シンプレクスインベストメント

 この株の日足を見て下さい。真横に伸びて膠着しております。しかし、今日は174Kまで一旦落としましたが、その後177Kまで戻しております。OSCも51%と直近の値に並びました。十字線が示現しました。来週こそ、この膠着状態からの脱出が期待出来そうです。シンプレクステクノロジーとは関係はないそうですが、よく似た名前なので両社の親交はあるようです。シンプレクスという名前の語感は筆者の心をくすぐります。英語ではSimplexとなりますが、シンプルを旨とする社会はまさにこれから要請されます。もうこれ以上地球環境の悪化は許されません。ルアンダのツチ族、フツ族のような悲劇を繰り返してはなりません。このルアンダの殺戮は民族紛争のように見えますが、実はそうではありません。何故ならフツ族が大多数を占めるにおいても、フツ族同士の殺戮が行われ、約5%のフツ族が殺されておりました。つまり、日本人同士が殺し合うというような常軌を逸する事態がこのルアンダの悲劇なのです。これはつまり生きるための食料戦争です。人口を減らす以外にフチ族が生き延びる手段がなかったからです。ここまで地球環境問題は深刻化しております。日本人ももし食料を輸入できなくなれば、いつ何時近隣の人々同士が殺し合いになるか分かったものではありません。そろそろ日本人の飽食も止めないと天罰がくだりますよ。

7.2410キャリアデザインセンター

 この株、何だかんだと言って上げてきました。OSCは+10%の63%まで達しましたが、過去72%まで付けたことがあります(1月5日)ので、もう少し上げることになるかと思います。来週は490Kから495Kあたりまでの戻しがあるも知れません。高値圏ですが、引き続き来週も注目。

8.9702アイ・エス・ビー

 今日何と139円も上げました。3月14日に200円上げたこともありますが、これは驚きです。PERが19倍のソフト無線なる技術を持つ会社です。ソフト無線とはソフトウェアをダウンロードするだけで書き換え可能な無線システムです。この技術が再評価されたのかも知れません。財務面でもこの会社はAAAです。OSCが今日で69%まで17%も伸びましたので、来週は押し目があるかと思いますが、高値を一気に更新してしまったのも事実です。まだ出来高も49800株ほどしかありません。週足で見ると長い舌ひげです。どうもこの株大化けするかも知れません。来週以降ご注目下さい。なお、あの竹田和平さんも2.6%持っております。竹田和平さんというのは実に良い成長株に目を付けるものです。感心します。

9.4816東映アニメーション

 この株も伸び悩んでおります。しかしPERは20倍弱です。あのディズニーとも並び称される有利子負債ゼロの優良株です。そろそろ上げに転じても良さそうです。RSIも35%まで落ちました。乖離幅は-20円です。

10.2681ゲオ

 この株も強いです。OSCは+6%の54%です。66%までは伸ばしておりますので、来週も強気の買い上がりが見られるかも知れません。何しろ高値を更新してばかりの右肩上がりの成長株なのです。この会社の成長の秘訣は、ビデオ、CD、DVD、ゲームソフト、本などのレンタル、かつリサイクルのビジネスを直営店方式で展開しているようですが、地方も含めてまだまだ出店余地があることと、なによりも1店の出店コストが確か1億円程度で済み、数年でそのコストを回収するための、ローコストオペレーションのノウハウを蓄積していることにあるようです。まあ、飽食に加えてアミューズメントでうつつを抜かすというのが、洋の東西を問わずその国の文明が衰退するときのいわば末期症状ですので、この会社が成長するのもさもありなんという気がします。時代に咲いた徒花でしょうか。しかし、そんな正義漢ぶった感想は無用です。この株を追っかければ御利益にあやかれる訳ですから、それを遠慮する必要は全くありません。有り難く頂戴するのみです。

以上です。場が悪いなら悪いなりに上記の銘柄のうち、上昇気流に乗った銘柄に集中投資していく以外にありません。落ち目の株にかかわることは時間のロスです。しかし、それ以上に場全体の動きに影響されるのが相場と言うものですが、その場合でもこれらの上昇傾向にある株は、戻しも早いということを頭に入れておいた方が良さそうですね。
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荒れ模様の相場

2006-04-14 11:30:21 | 株に出会う
いやはや、周りの天気は単なる曇天なのに、相場は何やら不穏な雰囲気が漂いだしております。荒れ模様相場に突入したのかもしれません。思い切って下げる前に中途半端に上がるものだから、今度こそと思わせておいて、どーんと下げてしまうというパターンに嵌っているような気がします。

例えば、先日の注目銘柄の2385総合医科学研究所は、その後じり高傾向でしたので、素直に乗らずに失敗したかなと思っていましたが、今日は-18Kです。もう少しで山頂近くの景色のよい場所にたどり着ける、その直前で命綱のロープの手綱が、どなたかのご乱心で解き放たれてしまった、かの様相です。最後にそのロープにしがみついたお方ほど、上から落ちてくる善良な方々の重みで押しつぶされたことでしょう。理不尽なことですが致し方ありません。相場とはそんなものです。皆さんがその気になったときが一番リスク度が高くなります。何故なら、そのような時でないとしこたま仕込んだ方々が売れないからです。

とうわけですが、筆者は今日は少々冒険をしてみました。このところの不振を打開するため、一発勝負に出た訳です。

それは、今日業績が良いとのニュースが出ていた2383日本エイムです。この株、以前から製造業の人材一括請負プロジェクトで注目し、監視銘柄にも入れておりましたが、何しろ当時は人気がなく出来高も薄くやむを得ず外しておりました。そこに、今日の好決算の発表でした。

少し遅れてから板を見てみると267Kあたりでの揉み合いから上に解き放たれました。すぐに上値を成り買いするのではなく、少し押されたときに買うのがこれまでの経験で体得できていましたので、268Kまで押された時に買いました。そこでしばらく揉み合っている間に、この株のテクニカルなポジションを急遽チェック。OSCが直近高値のときで52%とまだ控えめであること、それから最高値は4月14日の280Kであることを急ぎチェック。そこでこの280Kまで近づくことを期待して待ちました。その後案の定280Kを付けましたが、筆者はその前の278Kで売りました。これで+10K。後は押されるだろうと見て、下の269Kで待っていたところ30分くらいして降りてきました。ここで拾って、+2Kの271Kで売りでした。下落基調の場合は欲を掻くべきではないことは、重々身に染みておりましたのでこれも前場を見る限り正解でした。

失敗は、前場から逆張りで1980円で指していた8699HS証券です。今日はプラスになるなどこれはおかしいと思ってずっと見てましたが、前場の終わりにかけて何と筆者の朝の寄り付きからの指し値の1980円があっと言う間にさらわれてしまいました。

急激な下落にはすかさず反発も入るものですが、それを見て動揺した方の第二、第三の売りが出るものです。すかさず+10円での売りを入れましたが間に合わず。結局-5円でかろうじて売りました。その後買い値と同値に前場終了で戻しておりますが、それでもこの株の今日の基調は下落モードです。後場はとりあえず再度手を付ける気はありません。ジリジリと押されて買うことができたのなら、ジリジリと戻して利益を取ることができますが、投げ売りのような売りが出た場合は、これまでの経験から概ねその日は回復出来ないようです。欠陥が凶と出ても仕方ありません。物事には例外もあります。また、今日の3736コネクトテクノロジーズのように、思わぬニュースでダメージを受ける場合もあります。この株は、4月12日に31Kも上げて、4月3日のOSC51%にあと一息まで迫っておりました。昨日は-10KでしたがOSCは1%コンバージェンスしておりました。注目銘柄への掲載は紙一重でした。しかし、この会社のことは筆者はよく知っております。ワンセグ関連銘柄とやらで注目されておりますが、とことん押されたところを買わないと利が乗らないことは、筆者もこの株で痛い目にあっており実感しております。しかし、それはそれとしてこうしたリスクもあるので、相場が悪い時はあまり持ち越しをしないのも1つの防御策ですね。
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