10月6日(水)の市場概況です。
6日の海外市況は下部に
◆日経先物:9700円(+180円)OS49%(+8%)10月4日のOSC35%、終値9350円から切り返しに転じる。 RSIは+2%の65%。
◆日経平均:9691円(+173円)OSC50%(+2%)10月4日のOSC39%、終値9381円から切り返しに転じる。 RSIは64%(+8%)
◆TOPIX:845(+12)OSC50%(+2%)9月30日のOSC37%、終値830ポイントから切り返しに転じる。 RSIは+7%の54%。
◆マザーズ指数:363(-1)OSC42%(+5%)10月4日のOSC35%、終値369ポイントからコンバージェンス中。RSIは32%(+2%)。
◆ヘラクレス指数:560(+2)OSC56%(+9%)10月4日のOSC44%、終値560ポイントからコンバージェンス中。RSIは28%(+3%)。
◆10日高値移動平均値超の銘柄比率:39%(+14%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率:23%(-14%)
引き続き、日銀のゼロ金利政策を好感しての海外勢と思われる買いが優勢。こういう主力市場が切り返す時は、昨日から持ち越しの2432DeNAや9501東電のような内需株は駄目です。いずれも早期の撤退で利益は確保しましたが、持ち越す株を昨日は誤った感じ。新興市場でヘラクレス市場がかろうじてプラスなのは不動産銘柄が多いためです。9650円が今日は分岐点でしたね。それを上回ればロング、下回ればショートでしたが、個別銘柄は別の動きをするので戸惑った方も多かったでしょう。1つだけ持ち越し。4348インフォコムです。
東電のOSCは21%(-1%)ですのでまだまだ弱い。今日は2432DeNAが一時酷く落とされましたが、最後は少し切りかえしてのOSC33%(-6%)です。最悪期は28%まで行きました。この株はまだVR改が119%と高めですので、押し目があるかと思いますが、どこかで綺麗に反転するはず。
【以下は10月6日の海外市況】
◆ドル・円:82.98円(24銭の円高)OSC33%(-2%)RSIは7%(-4%)ついにOSCは直近で最低位に。
◆ユーロ・ドル:1.393ドル(+0.009ドル)OSC76%(+4%)70%に乗せてそのまま上昇中。RSIは81%(+1%)ユーロ高続く。
◆USドルインデックス:77.39(-0.36)200MA(81.87)と50MA(81.32)割れから下落が加速中。
◆米10年債利回り:2.41%(-0.09)50MA(2.68%)に近づくも、再度金利低下し、4月からの下降トレンドの下限近くまで低下。
◆NYダウ:10968ドル(+23ドル)OSC59%(+4%)RSIは69%(+-0%)9月30日の53%からは上昇トレンド継続中。
◆VIX指数:21.49(-0.27)200MA(23.48)と50MA(23.57)から少し下に抜ける。 但し、7月21日の安値レベルはまだ突破できず。20を下回れるかが焦点。
◆原油先物:83.2ドル(+0.19ドル)200MA(78.08ドル)を一気に抜き去り8月初旬の水準に達する。ここから更に上に抜けるかどうか?
◆半導体指数(SOX):345.34(-5.57)50MAを完全に抜き去り、200MA(350.88)に跳ね返されて下落。
◆NY金:1348.7ドル(+8.1ドル)7月末あたりから上昇し新値更新中。
◆シカゴCME(円建て):9670円(-30円)
金曜日の雇用統計に先立つADP雇用統計が予想に反して3.9万人の減少。雇用統計も悪化するとの予想からFRBの米国債買い入れ期待から、金利低下&ドル安(ユーロ高、円高)へと更に進む。このアセットバブルでNYダウはマイナス圏からプラスへと浮上。ガイトナー財務長官は、先進国の「通貨安戦争」に懸念を示すも、もはや、ヤクを打ち続ける以外にはない体に。
今回のアセットバブル、8月25日ぐらいから始まっております。その頃、ドルインデックスが頂点を付け、そこからCRB指数が狙い澄ましたかのように上昇。ドル安はアメリカの輸出を増やし、グローバル企業のドル建ての収入を増やし、株を上げて含み益を増やす効果はあるものの、どこかでリスク資産への投資は回収しなければなりません。その時、打ったヤクの量が多いほど禁断症状がきつく現れることは、麻薬もマネーも同じ。
こちらの記事でNY大学のルービニ教授が言っている通りです。