10月26日(火)の市場概況です。 下部に26日の海外市況
◆日経先物:9360円(-70円)OSC35%(-8%)20日の33%からはわずかなコンバージェンス。RSIは50%(-2%)。
◆日経平均:9377円(-24円)OSC36%(-2%)10月18日の35%からコンバージェンス中。 RSIは43%(-8%)。
◆TOPIX:818(-4)OSC40%(-2%)10月18日のOSC35%からコンバージェンス中。 RSIは42%(-7%)。
◆マザーズ指数:352(-2)OSC46%(+-0%)10月19日の25%、終値346ポイントから上げに転じる。RSIは35%(+2%)。
◆ジャスダック指数:47(+-0)OSC34%(+6%)10月12日の53%から下落中。RSIは37%(+7%)。
◆10日高値移動平均値超の銘柄比率:19%(-2%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率:49%(+5%)
大引けにかけて円高が昂進。それに歩調を合わせてジリジリと押される。7267本田技研工業を2912円で拾わされるも、最後の30秒の一気売りで早速の含み損。ずっと耐えていた5201旭硝子も、拾っておこうと思って指した827円を1円オーバーラン。最後に能ある鷹の鬼爪に引っかかれて裂傷を負う。このような結末なら本来持ち越しはしないものですが、まあ、致し方ありません。明日は明日の風が吹くでしょう。旭硝子は大和証券のワンショット注文(50万超、金額制限なし)を初めて執行。手数料300円なり。まあ大手としては安いね。
【以下は10月26日の海外市況】
◆ドル・円:81.47円(64銭の円安)OSC52%(+3%)RSIは31%(+15%)10月20日のOSC44%から円安へと切り返したか?
◆ユーロ・ドル:1.386ドル(-0.012ドル)OSC45%(-1%)OSCは直近の安値ブレーク。ここからユーロ安トレンドが始まるか?RSIは46%(-11%)
◆USドルインデックス:77.68(+0.58)200MA(81.85)と50MA(80.14)割れからの下落トレンドが止まり揉み合い中。
◆米10年債利回り:2.67%(+0.08%)ついに50MA(2.58%)を突破。
◆NYダウ:11169ドル(+5ドル)OSC56%(+3%)RSIは65%(-1%)10月25日の53%から再度切り返しに転じるか?
◆Nasdaq:2497(+6)OSC61%(+-0%)18日の74%からダイバージェンス中。RSIは77%(+7%) 10月7日の57%からは上昇中。
◆VIX指数:20.22(+1.07)200MA(23.49)と50MA(22.47)から大きく下放れた後、揉み合い中から2日連続でかなりの上昇。
◆原油先物:82.58ドル(+0.06ドル)200MA(78.23ドル)を一気に抜き去り8月初旬の水準に達っして揉み合い中。終値で85ドルの壁がなかなか突破できず。
◆CRB指数:301.29(+0.98)週足の200MA(302.43)に再度あと一息まで迫る。
◆NY金:1339.9ドル(+0.3ドル)7月末あたりから上昇し新値更新トレンドの下限レンジからすこし反発。
◆シカゴCME(円建て):9430円(+70円)
米決算はまちまち。昨日は何と言っても米国債の金利上昇です。ずっと50MAに跳ね返されてきたのがついに突破。昨日のインフレ連動債のマイナス金利と言い、いよいよFRBによる恣意的なインフレ政策への幕が切って落とされたか。。。中央銀行があえてインフレを誘発するという、あの1970年代の狂乱物価時代への道をあえて開けざるを得ないほど、世界の信用収縮からくるデフレの兆候に耐えられなくなっている証左か。
なお、ユーロのリバウンドが最終局面を迎えた可能性があります。ユーロのLIBORは9月後半以来ずっと金利上昇中。3ヶ月ものは1%に迫る勢いです。インフレ期待のドルの上昇での相対的低下という側面だけでなく、銀行間の信用システムに根源的な不安が未だ眠っているのが大きな理由と思います。何かをきっかけにユーロが再度下落に転じる転換点を迎えているかのようです。