今日の休日のバッハは、バッハの最高傑作のマタイ受難曲からアルトと合唱の曲です。
イエス・キリストが十字架を背負わされてゴルゴダの丘に向かう時のレシタティーブの後の第70曲です。
ところどころに合唱の一言がアルトにささやいておりますが、それは「いずこ」の一言です。
日本語訳は次の通りです。
「みよ、イエスはてをさしのべ、われらをうけいれたもう。
来れ。<合唱>いずこに。
イエスの腕に。救いを求め、あわれみをうけよ。
求めよ。<合唱>いずこ。
イエスの腕に。
汝ら、たよるものなきひとたちよ、ここに生き、ここに死し、ここに安らえ。
とどまれ。<合唱>いずこ。
イエスの腕に。」(訳、皆川達夫)
演奏は、カール・リヒター指揮、ミュンヘンバッハ合唱団と管弦楽団の1958年の録音盤です。
リヒターのマタイは他に2つ出ておりますが、この初期のマタイが特に秀逸ですね。
アルトは、筆者が最も好むヘルタ・テッパーです。
この合唱の「いずこ」という叫びを、アルトのアリアの間で何回かささやかれているのを聴いた時は、何と無垢な歌声だろうと思いました。これまでに聴いたカンタータやミサ曲の中には、このように挿入された合唱は聴いたことがありません。
迷える羊たちという表現がありますが、この合唱の「いずこ」という歌声は、まさにそのようです。
いつものようにここをクリックして、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーでお聴き下さい。期間限定の公開です。
クリックして「保存」を選択。その後、保存されたファイルをダブルクリックし、開いたアプリケーションの中から、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーを選択してお聴き下さい。
イエス・キリストが十字架を背負わされてゴルゴダの丘に向かう時のレシタティーブの後の第70曲です。
ところどころに合唱の一言がアルトにささやいておりますが、それは「いずこ」の一言です。
日本語訳は次の通りです。
「みよ、イエスはてをさしのべ、われらをうけいれたもう。
来れ。<合唱>いずこに。
イエスの腕に。救いを求め、あわれみをうけよ。
求めよ。<合唱>いずこ。
イエスの腕に。
汝ら、たよるものなきひとたちよ、ここに生き、ここに死し、ここに安らえ。
とどまれ。<合唱>いずこ。
イエスの腕に。」(訳、皆川達夫)
演奏は、カール・リヒター指揮、ミュンヘンバッハ合唱団と管弦楽団の1958年の録音盤です。
リヒターのマタイは他に2つ出ておりますが、この初期のマタイが特に秀逸ですね。
アルトは、筆者が最も好むヘルタ・テッパーです。
この合唱の「いずこ」という叫びを、アルトのアリアの間で何回かささやかれているのを聴いた時は、何と無垢な歌声だろうと思いました。これまでに聴いたカンタータやミサ曲の中には、このように挿入された合唱は聴いたことがありません。
迷える羊たちという表現がありますが、この合唱の「いずこ」という歌声は、まさにそのようです。
いつものようにここをクリックして、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーでお聴き下さい。期間限定の公開です。
クリックして「保存」を選択。その後、保存されたファイルをダブルクリックし、開いたアプリケーションの中から、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーを選択してお聴き下さい。