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休日のバッハ(10.16.10)

2010-10-16 10:46:12 | 休日のバッハ
今日の休日のバッハは、バッハの最高傑作のマタイ受難曲からアルトと合唱の曲です。

イエス・キリストが十字架を背負わされてゴルゴダの丘に向かう時のレシタティーブの後の第70曲です。

ところどころに合唱の一言がアルトにささやいておりますが、それは「いずこ」の一言です。

日本語訳は次の通りです。

 「みよ、イエスはてをさしのべ、われらをうけいれたもう。
  来れ。<合唱>いずこに。
  イエスの腕に。救いを求め、あわれみをうけよ。
  求めよ。<合唱>いずこ。
  イエスの腕に。
  汝ら、たよるものなきひとたちよ、ここに生き、ここに死し、ここに安らえ。
  とどまれ。<合唱>いずこ。
  イエスの腕に。」(訳、皆川達夫)

演奏は、カール・リヒター指揮、ミュンヘンバッハ合唱団と管弦楽団の1958年の録音盤です。

リヒターのマタイは他に2つ出ておりますが、この初期のマタイが特に秀逸ですね。
アルトは、筆者が最も好むヘルタ・テッパーです。

この合唱の「いずこ」という叫びを、アルトのアリアの間で何回かささやかれているのを聴いた時は、何と無垢な歌声だろうと思いました。これまでに聴いたカンタータやミサ曲の中には、このように挿入された合唱は聴いたことがありません。

迷える羊たちという表現がありますが、この合唱の「いずこ」という歌声は、まさにそのようです。

いつものようにここをクリックして、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーでお聴き下さい。期間限定の公開です。

クリックして「保存」を選択。その後、保存されたファイルをダブルクリックし、開いたアプリケーションの中から、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーを選択してお聴き下さい。
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市場概況(10.15.10)

2010-10-16 07:36:22 | 市場概況
10月15日(金)の市場概況です。 下部に15日の海外市況

◆日経先物:9520円(-50円)OS47%(+3%)10月4日のOSC35%、終値9350円からまだ切り返し中。 RSIは50%(-1%)。
◆日経平均:9500円(-83円)OSC43%(-6%)10月4日のOSC39%、終値9381円からまだ切り返し中。 RSIは51%(+-0%)。
◆TOPIX:826(-11)OSC40%(-8%)10月13日のOSC39%、終値823ポイントから切り返し中。 RSIは45%(-1%)。
◆マザーズ指数:346(-7)OSC27%(-2%)10月13日のOSC27%、終値355ポイントからまだコンバージェンス。RSIは26%(-2%)。
◆ジャスダック指数:48(+-0)OSC45%(-6%)10月13日のOSC42%、終値47ポイントから切り返しに転じたか?RSIは36%(-4%)。

◆10日高値移動平均値超の銘柄比率:19%(-9%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率:48%(+11%)

午後2時頃に雰囲気が最悪になりましたが、その後は引けにかけて若干の持ち直し。円高が大きくは進まなかったのが功を奏した形ですが、落ちきらずにアメリカに合わせて中途半端に戻した昨日の反動安。そんな中、DeNAに引っ張られる形で押しに押されていた3632グリーがプラ転が確実なようだと仕込むつもりで、引けにかけてウォッチ。1124円を二度にわたって捕まえてそのままホールド。OSC26%(+4%)1100円の安値は、ほぼ5月25日の水準。RSIは19%(+3%)、そしてVR改は-2%の32%は分割後は7月16日の31%に次ぐ低さとなっております。価格帯別出来高を見ると、今日の値動きの範囲に大きな山があり、それが一応の抵抗線となった形です。1100円を割り込めば撤退。


【以下は10月15日の海外市況】

◆ドル・円:81.45円(1銭の円高)OSC45%(+4%)RSIは4%(-3%)OSC30%台で低迷中から、80円台突入からの切り返しで40%台に乗せ、更に続伸。RSIは超低位の4%。テクニカルには、ここからは円安へ。
◆ユーロ・ドル:1.398ドル(-0.011ドル)OSC55%(-9%)6日の76%から下落に転じるか?RSIは75%(-4%)
◆USドルインデックス:76.99(+0.34)200MA(81.85)と50MA(80.78)割れから下落トレンド継続中。昨年12月の74ポイントを目指す動き。昨日はドル高に振れる。
◆米10年債利回り:2.59%(+0.07%)50MA(2.62%)に更に近づく。
◆NYダウ:11063ドル(-32ドル)OSC61%(-4%)RSIは69%(+1%)9月30日の53%から上昇トレンド継続中。
◆Nasdaq:2469(+33)OSC72%(+7%)7日の57%から切り返し中。RSIは72%(+9%)
◆VIX指数:19.03(-0.85)200MA(23.48)と50MA(23.11)から大きく下放れるも、ここ2-3日は上昇傾向に。
◆原油先物:82.11ドル(-0.93ドル)200MA(78.25ドル)を一気に抜き去り8月初旬の水準に達っして揉み合い中も85ドルの抵抗線はまだ抜けない。
◆CRB指数:296.06(-3.87)週足の200MA(302.53)にあと一息まで迫るも少し調整。 
◆NY金:1368.6ドル(-12.4ドル)7月末あたりから上昇し新値更新トレンド継続中。週足ではトレンドライン上に。昨日は一時調整。
◆シカゴCME(円建て):9560円(+40円)

ダウとナスダックが明暗を分けておりますが、これは住宅差し押さえが、住宅ローンの所有権の管理のいい加減さからストップしているため、金融セクターが売られ、一方、グーグルの好決算でテクノロジー関連株が好調だった、その差です。

FRBの追加金融緩和は、既に市場はかなり織り込み済みとなっており、昨日のバーナンキ議長の「一段の金融緩和が妥当」との発言にもドル安ではなくドル高で市場は反応。ドル・円相場のテクニカル分析でも、もうこれ以上の円高プッシュには力不足の状態。OSCも40%にきちんと乗せており、ユーロも1.4ドル台に乗せきれず、ここから一旦ドル高(円安)へと振れる可能性が高まっております。そうなると、日本の株はNY株が大きく値を崩さない限り上昇傾向ではないでしょうか。

米国債も節目の50日移動平均線に近づいております。ここを突破していけば、潮流が変わるでしょうね。金利上昇局面への転換です。これはFRBが意図的にインフレ政策を発動しようとしている動きに連動しております。インフレで金利が上がれば、債券の価格が下がるのは当然の理ですから。

そうした観点から、各市場の短期の動きを読み解く限り、10月15日は変化の節目なのかも知れません。
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10月15日(金)のつぶやき

2010-10-16 02:45:29 | 株に出会う
08:44 from web
フィスコの予想レンジは、上限 9625円-下限 9500円とのこと。なお、朝の外資系証券10社経由の注文状況は、売り1900万株、買い1350万株、差し引き550万株の売り越しとの観測とのこと。
11:08 from web
前場終了段階の10DHMA超の銘柄数%は21%(-7%)、10DLMA未満の銘柄数%は45%(+8%)と劣勢。円高には動いていないのに新興市場など途中から滅多切りに遭いました。ユビキタスはもう一歩というところで欲を掻いて、結局131600円まで降りたところで損切り。一瞬の迷い。
15:25 from goo
市場概況(10.15.10) #goo_mariomari http://bit.ly/dclsEx
by mariomariot on Twitter
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