ここオセアニア地方は朝から台風の影響で雨が降っておりますが、こうした肌寒い雨の日にふさわしく、今日の「休日のバッハ」は、6曲からなる「音楽の捧げ物」より、筆者が最も気に入った曲をお届けします。
本当は若い頃に聴いたカール・リヒターの盤を取り上げたかったのですが、何せLPレコードのものしかなく、代わりにハンガリーの文化財団のスポンサーシップを得てレコーディングしたという、ハンガリー(多分)の4人のメンバーによる演奏をお贈りします。
フルートがGyongyossy Zoltan、オーボエがHadady Laszio、バスーンがLakatos Gyogy、そしてチェンバロが唯一の女性Dobozy Borbalaです。あちら語ですから、何と発音するのか皆目分かりません。
ゆったりとした情緒感溢れる曲です。
今から263年前、バッハがフリードリヒ大王の宮廷を訪ねたとき、ハ短調のテーマを大王より与えられ、2ヶ月後に献呈したことから、「音楽の捧げ物」として知られております。
263年前といえば、日本は江戸時代の中期で「東海道五十三次」で有名なように、皆さん、テクテクと東海道を歩いていた時代です。その宿場町では三味線か尺八の音色しか聞こえなかったことでしょう。まさに、その時に作られた音楽です。かなり時代を超えて生き延びておりますね。
いつものようにここをクリックして、ウィンドウズ・メディア・プレイヤーでお聴き下さい。
期間限定の公開です。
本当は若い頃に聴いたカール・リヒターの盤を取り上げたかったのですが、何せLPレコードのものしかなく、代わりにハンガリーの文化財団のスポンサーシップを得てレコーディングしたという、ハンガリー(多分)の4人のメンバーによる演奏をお贈りします。
フルートがGyongyossy Zoltan、オーボエがHadady Laszio、バスーンがLakatos Gyogy、そしてチェンバロが唯一の女性Dobozy Borbalaです。あちら語ですから、何と発音するのか皆目分かりません。
ゆったりとした情緒感溢れる曲です。
今から263年前、バッハがフリードリヒ大王の宮廷を訪ねたとき、ハ短調のテーマを大王より与えられ、2ヶ月後に献呈したことから、「音楽の捧げ物」として知られております。
263年前といえば、日本は江戸時代の中期で「東海道五十三次」で有名なように、皆さん、テクテクと東海道を歩いていた時代です。その宿場町では三味線か尺八の音色しか聞こえなかったことでしょう。まさに、その時に作られた音楽です。かなり時代を超えて生き延びておりますね。
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期間限定の公開です。