やぁ。20年近く杉の木の近くに住んでたのにまだ花粉症でない「のりもの倶楽部」南信州版でございます。
↑実家の裏庭が杉と桧木林なんだけど未だへっちゃらだもん。
でもこのまま花粉症から逃げ切って墓場に入りたいね。
で、話は変わるが仕事は車関係でもブログのネタにはせず、
また性懲りもなく薪ストーブの事なんか書いてみる。
ホントはネタにしてみたいんだけどアッと言う間に特定されるから書くに書けないんだよなぁ。
これまでさんざん薪ストーブの事書いてきたが、
薪ストーブの主役って何だか分かるだろうか?
ハッキリ言ってしまうと薪が主役と言っても言いすぎではない。
だって薪が無けりゃ薪ストーブなんてただの鉄の箱じゃん。
薪ストーブがあって長い煙突があって焚く人がいて、良く乾いた薪があってやっと成立するんだよね。薪ストーブって。
薪に向く木や向かない木はあるけれど、基本割ってあって乾いていればどんな木も薪になる。
だから今回は樹種の事は控えるけど、俺の中で薪作りにどうしても通したい流儀があって、
それは薪の大きさだ。
上の写真のように割ってあって、こんな形が整った大割の薪ばかりが保存してあるのがよく見る薪棚だと思うんだけど、
実は俺って太割りの薪が嫌いで去年から作っていない。
写真の薪だって良く見るとペットボトルと同じくらいの太さしかなく、
一本あたり1キロちょっとしか無いと思う。それくらい割ってしまう。
太割りって確かに火持ちは良さそうに見えるんだけどさ、
アレを一本放りこんだだけで薪ストーブの温度は結構下がってしまい、
結果煙が出たり熾きと薪のバランスが悪くなってしまったりと、
1年焚いただけで大割りが嫌いになってしまったし、
薪棚から無意識に運んでくるのって細割りばっかだったな。
俺の薪仲間は大割りが好きで太いのを作りたがるんだけど、
俺は薪割りがそんな好きでもないくせに細割りばかり作って、
大割りが出来てしまったらまた割って細割りと中割りばかり作ってる。
だから補薪の時は大割り一本入れるより細割り2本入れるのが好きだ。
ここからが大事なんだが俺が思うに、
薪ストーブ焚いててだいたいの悩みって薪を細くする事で解決できると思う。
温度が下がるとか煙突からいつまでたっても煙が出るとか熾きが出来にくいとか暖かくないとか…
それって全部薪が太すぎるからなんではないだろうか?
そんな悩みを持ってる人は是非薪をさらに割ってみて欲しい。
細割りや中割りばかり焚いてるとホントよく分かるよ。
だから俺の薪はこんな形が整ってない細めの薪しか無い(笑)
形が整った薪ってインテリアにもなるんだけどさ、こりゃ無理だね。
俺のは形より機能性重視で生活感丸出しだもん。
だから俺が薪は割れそうな木は必ず割って、割れなさそうな細いのは2~3年乾燥させてから使う。
しかしウチは果樹ばかりだからどうしても大割りが出来てしまう時があって、
それを「やむを得ず大割り」と呼んでいるんだけど、
そんな困った奴は熾きが大量に出来た時に盛大に燃やして処分している。
処分と言いきってしまうくらい嫌いなんだわ。
細い薪ばかり焚いてると温度管理が比較的容易に出来るから、
ストーブの温度を高めにキープしやすいし、結果煙突も詰まりにくいんじゃないかと思う。
ウチは今年が2シーズン目でまだ煙突掃除したことないんだけど、
前に天板外してリフラクトリーの掃除した時に煙突の中に手を突っ込んでみたんだけど、
気になるほど煤が落ちてこなかった。
まぁ温度高い場所だから煤は溜まりにくいと思うんだけど、
未だ煙突の引きは悪くないし今だって高温キープでガンガン燃えて、
細いのばかり燃やしてるから全然温度が下がらないし熾きは多いし何しろ暖かい。
それでも今年は煙突掃除するけど、今までの焚き方が合ってたのか直ぐ分かるから楽しみだ。
そう言えば売ってる薪ってどれも大割りしかないけど、
あんな薪どうするんだろうか?
薪ストーブ屋さんで作って売ってる薪だって赤松の大割りとかしかないし、そんな薪絶対焚きたくないな。
針葉樹とか軽いから太く作った方が良さそうに思えるけど、
去年ヒノキの大割りばかり焚いてる時期があったけど全然ダメ。
すぐ温度下がるしガラスは煤けるしで話にならんかったから、
結局また割って使ってたもん。
だから薪ストーブ屋さんで売ってる薪が全てではないよ。
俺が作った薪の方が絶対良いって言いきっちゃう。
まぁでもアレだな、俺ばかりじゃなく朝はカミさんが焚くから、
太いの持たせたくないしってのもあるかな。
だって女性がオリャーって言いながら大割りをストーブに入れてるのって嫌じゃん(笑)
片手でスイスイ持てて直ぐ火が着いて温度上昇が高いのが朝に向く薪だから、
細い薪はカミさんにも朝にも向いているんだよね。
ここまでいちいち考えて薪作ってる薪ストーバーって居るんかな?
薪ストーブ愛好家と自称するならこんな事も考えつつ良く乾燥した良い薪を作ってもらいたい。
今日も薪ストーブを熱く語ってしまったが、
シーズンはそう少しあるし、当分は薪ストーブネタを熱く語って、
部屋の温度も暑くしていこうと思う。
そんな我が家の室温はどこに居ても20度オーバー。
あぁ、アッタケーなぁ♪