やぁ。新型インフルエンザで寝込んでないかな?
「のりもの倶楽部」南信州版でございます。
本日から今週いっぱいまで、ウチの子の学年全部が学級閉鎖になりましてね。
まぁ学級閉鎖になろうと一生のうち1回はかかるだろうし、
予防接種は一番後回しな僕から感染するかもしれないんですかねぇ。
嫁は仕事あるから休めないし僕は半分自営みたいなもんなので、
学校に行けない今週は昼間僕が面倒を見る事になったのだが、
そんなに大騒ぎしても感染リスクなんてどこも同じようなもんなのですけどね。
さて、この前の続きの中華エンジンのお話なんだけど、
今回は腰上を分解して内部確認とデータ取りを行っていきます。
まずは上の写真のヘッドを横から見た写真なんだけど、
カムサイドのボルト穴は6Vと同じく3穴タイプ。
カムスプロケットは国産と同じ丁数なんだけど、
ベアリングが12Vエンジンみたいな大きめのベアリングでないため、
カムの交換については早くも諦めます。
しかしこの写真って前に掲載した125cc5速ミッションエンジンと同じですねぇ。

これはヘッドを上から撮影したものなんだけど、
見た通りカムシャフトが短く、さらにカムが収まる部分もそれに合わせて作られているため、
お得意のスーパーヘッド+Rカムへの交換はポン付けで不可能。
確かこんな短いタイプのハイカムもあったはずなんだけど、
色々と加工も要りそうだし、何せ新聞配達に使うエンジンなので、
そこまでは行わずこのまま使う事にします。
ちなみにこの写真も前に掲載した125cc5速エンジンと見た目は同じ。
って事は5速エンジンの部品も使えるって事ですかね。
しかし見た目ではどっちの部品を使っても性能は変わらない感じがします。
まぁスタッドボルト位置が両エンジンで違うので、
ヘッドまるまるの交換は不可能ですけど。

これは燃焼室内部の写真。
ここでやっと違いが見えてきましたが、
125cc5速は54ミリピストンなので燃焼室もそれに合わせて広かったんだけど、
このエンジンは52ミリピストンなのでそれなりの燃焼室。
スキッシュエリアも広めに取ってあります。
さらにバルブも125cc5速はIN、27ミリ EX、23ミリだったんだけど、
このエンジンはIN、23ミリ EX、19ミリと、
S、Lクランクエンジンと同じサイズでした。
なのでこのエンジンはパワー重視ではなく、トルク重視の感じがします。
まぁ、プレスカブにパワーを求めても仕方ないですしねぇ。

ちょいとピンボケだけどシリンダーを上から見た写真。
このエンジンの嬉しいところはスタッドボルト位置が国産と同じなので、
やろうと思えば高効率の国産ヘッドに交換可能な事。
安いので国産の部品取りにも使えます。
ピストンヘッドは全くのフラットなので、
52ミリピストンでもハイコンプなタイプが使えますが、
さっきの写真のように燃焼室が狭いため、
もしハイコンプにするならヘッドもレギュラーヘッドや、
Rステージなどの燃焼室が広いタイプにしないとダメ。
ただそんなパーツは部品代が高いため、余裕でエンジン代を越えます。
でも搭載するのがプレスカブなのでそんな事考えても仕方ないか。

これはピストンの写真。
このピストンはエンジンを開ける前からの予想通り、
52ミリのピストンが入っていました。
気になるピストンピン径はこれも予想通り国産と同じ13ミリ。
なのでピストンの交換も余裕で行える遊びがいのあるエンジンです。
ただこのピストンは横に潤滑用の穴がちゃんと空けられているため、
磨耗に対しては強そうな感じが見受けられます。
それと写真では確認しにくいんだけど、
オリフィスも2ミリと大きめのサイズなので、
オイルポンプも大容量の物が使われているでしょう。
国産のエンジンをベースに弄るよりはローコストでなかなかのエンジンが作れると思いますよ。
実のところこのエンジンの金額は2万円以下。
なのにボアアップもしてあればロングストロークにもなっているし、
あちこちが強化品に交換されているようなもんです。
僕も昔は6Vエンジンをベースに弄っていましたが、
その時の金額よりも遥かに安く済んでしまう。
良い時代になりましたねぇ。
そんな訳で内部のデータ取りは終ったので、
次回からはクラッチを強化にした遠心式に交換する所から書いて行きます。
また見て下さいな。

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まぁ学級閉鎖になろうと一生のうち1回はかかるだろうし、
予防接種は一番後回しな僕から感染するかもしれないんですかねぇ。
嫁は仕事あるから休めないし僕は半分自営みたいなもんなので、
学校に行けない今週は昼間僕が面倒を見る事になったのだが、
そんなに大騒ぎしても感染リスクなんてどこも同じようなもんなのですけどね。
さて、この前の続きの中華エンジンのお話なんだけど、
今回は腰上を分解して内部確認とデータ取りを行っていきます。
まずは上の写真のヘッドを横から見た写真なんだけど、
カムサイドのボルト穴は6Vと同じく3穴タイプ。
カムスプロケットは国産と同じ丁数なんだけど、
ベアリングが12Vエンジンみたいな大きめのベアリングでないため、
カムの交換については早くも諦めます。
しかしこの写真って前に掲載した125cc5速ミッションエンジンと同じですねぇ。

これはヘッドを上から撮影したものなんだけど、
見た通りカムシャフトが短く、さらにカムが収まる部分もそれに合わせて作られているため、
お得意のスーパーヘッド+Rカムへの交換はポン付けで不可能。
確かこんな短いタイプのハイカムもあったはずなんだけど、
色々と加工も要りそうだし、何せ新聞配達に使うエンジンなので、
そこまでは行わずこのまま使う事にします。
ちなみにこの写真も前に掲載した125cc5速エンジンと見た目は同じ。
って事は5速エンジンの部品も使えるって事ですかね。
しかし見た目ではどっちの部品を使っても性能は変わらない感じがします。
まぁスタッドボルト位置が両エンジンで違うので、
ヘッドまるまるの交換は不可能ですけど。

これは燃焼室内部の写真。
ここでやっと違いが見えてきましたが、
125cc5速は54ミリピストンなので燃焼室もそれに合わせて広かったんだけど、
このエンジンは52ミリピストンなのでそれなりの燃焼室。
スキッシュエリアも広めに取ってあります。
さらにバルブも125cc5速はIN、27ミリ EX、23ミリだったんだけど、
このエンジンはIN、23ミリ EX、19ミリと、
S、Lクランクエンジンと同じサイズでした。
なのでこのエンジンはパワー重視ではなく、トルク重視の感じがします。
まぁ、プレスカブにパワーを求めても仕方ないですしねぇ。

ちょいとピンボケだけどシリンダーを上から見た写真。
このエンジンの嬉しいところはスタッドボルト位置が国産と同じなので、
やろうと思えば高効率の国産ヘッドに交換可能な事。
安いので国産の部品取りにも使えます。
ピストンヘッドは全くのフラットなので、
52ミリピストンでもハイコンプなタイプが使えますが、
さっきの写真のように燃焼室が狭いため、
もしハイコンプにするならヘッドもレギュラーヘッドや、
Rステージなどの燃焼室が広いタイプにしないとダメ。
ただそんなパーツは部品代が高いため、余裕でエンジン代を越えます。
でも搭載するのがプレスカブなのでそんな事考えても仕方ないか。

これはピストンの写真。
このピストンはエンジンを開ける前からの予想通り、
52ミリのピストンが入っていました。
気になるピストンピン径はこれも予想通り国産と同じ13ミリ。
なのでピストンの交換も余裕で行える遊びがいのあるエンジンです。
ただこのピストンは横に潤滑用の穴がちゃんと空けられているため、
磨耗に対しては強そうな感じが見受けられます。
それと写真では確認しにくいんだけど、
オリフィスも2ミリと大きめのサイズなので、
オイルポンプも大容量の物が使われているでしょう。
国産のエンジンをベースに弄るよりはローコストでなかなかのエンジンが作れると思いますよ。
実のところこのエンジンの金額は2万円以下。
なのにボアアップもしてあればロングストロークにもなっているし、
あちこちが強化品に交換されているようなもんです。
僕も昔は6Vエンジンをベースに弄っていましたが、
その時の金額よりも遥かに安く済んでしまう。
良い時代になりましたねぇ。
そんな訳で内部のデータ取りは終ったので、
次回からはクラッチを強化にした遠心式に交換する所から書いて行きます。
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