やぁ、のりもの倶楽部「南信州版」でございます。
最近体が不調で標準近くまで回復した体重がまた戻ってしまいまして。
太ったと思った?俺の場合は体が痩せようと働いてしまい、
過大飲酒のせいだと思うんだけど知らん間に減ってる始末。
あばら骨クッキリ出てるとみっともないよ~
そのせいか最近また胆汁をよく吐くようになって、
あれってノロウィルスと一緒で嘔吐を我慢できないんだよなぁ…
だから車の運転中とか、いつ来るか分からんからエチケット袋持参だ(笑)
さてと、この間から預かってる中華エンジンなんだけど、
これが結構曲者でね、しかし中華は開けるたびに発見や感動や笑いがあるね。
さすが人の物を奪うのが大好きな人種だから常識と向上心が足りてないわ。
まずエンジンオイル。
俺を始めネットで中華エンジンやってる人は口を揃えて「絶対使うな、交換しなさい」と言うと思うが、
やっぱり今回もダメダメなオイルで、何がダメって今回のは粘度が高すぎるのよ。
前のはサラダ油かい?ってのが出てきたけど今回は車のミッションオイル並みの高粘度で、
あんなのエンジンに入れたら始動時は油圧上がらず逆にエンジン痛めるね。
だから今回もクラッチカバーを外してオイルポンプを分解した時全部捨ててやった。
次はクランクケースのネジ穴。
カバーを外す時にネジが斜めに出てきて、
しかも変に抵抗があったからネジにも相当な負荷がかかっていたんでないかな?
ここはヒラヤマワークスの山ちゃんがタップで穴を切り直した方が良いってことで、
全部の穴を作り直して掃除しておいた。
まだ組んでないけどボルトはスルスル入って行ったから良いでしょ。
ピストンなんだけど新品はスカートが尖ってるからペーパーで慣らして、
ピストンリングも軽くペーパーで研いでおいた。
俺が思うにここばかりはどんなメーカーの部品だろうと慣らしておきたいねぇ。
コレ、分かるかなぁ?
普通だったらクランクケースにピストントップの切り欠きがあるんだけど、
このエンジンにはそんな物無い♪
つまりだ、組んだ奴は何を基準に組んでたか分からないって事。
この程度の仕事だから、これがエンジンって分かってないね。
今まで中華エンジンは結構見たけど、
もうあの連中にはエンジン組んで欲しくない。
いっそのこと部品まとめて送ってくれてさ、
その代わり組み立て手数料無しの方がよっぽど効率的だと思うよ。
部品作る→分かってない奴が組む→工賃発生する→日本でまた分解組み立てと対策(´・ω・`) よりは
部品作る→日本で組み立て対策(゜д゜)ウマー の方が絶対にいい。
無能な連中に給料払うよりちゃんとしたマニュアル代の方が安いしビジネスになるよ。
調べた結果カム山が2山くらいズレて組まれていたから、
このままエンジンかけないでホント良かったねぇ。
だから俺が組む際にはマイクロメーターでピストントップ出して、
でもカムはこのまま使うしかないからオーバーラップ時を基準に組んでみて、
そこに合わせてスプロケの穴を長穴にしても良いと思う。
って言うか中国人が組むよりは絶対に良いと思う(笑)
そんな訳で今日まででピストンまでは組んでおいたから、
次はサッサと組みあげてカブに載せてみる。
まだ現車は来てないか…