昨日モンキーRのエンジンが完成したばかりなんだが、
またコンプリートエンジンの依頼が入ったから、
仕事が終わってからベースをバラしてみた。
コンプリートの場合ベースとなるのはロンシンの125cc。
152FMIと呼ばれる型式なんだが、これだけだと1次側クラッチのも同じ型式で、
私が使うのは2次側クラッチのCD90っぽいエンジンの中古良品。
中古かよ〜、と思われるかもしれないが中古でもほぼ新古みたいなエンジンで、
あまり言いたくないんだが見極めるコツはキックスピンドルが痛んでいるエンジンだ。
このエンジンはラフキックでキックスピンドルが簡単に曲がり、
初心者の方が新品買って直ぐキックスピンドル曲げて中古として売られるパターンが多く、
状態は良いけどキックスピンドルは曲がっていて、
でも私の場合どうせフルオーバーホールするしスピンドルは新品に交換するから関係ない。
このエンジンの中古を欲しい人はスピンドルが曲がってないのを探していて、
曲がってるのは状態が良く安いからベースとして最高の素材なんだな。
全バラにして洗浄したら塗装の剥離をするんだけど、
ヘッドとシリンダーは剥離後にブラストした物があるからそっちを使う事にする。
このエンジンのシリンダーは削った跡があるし、
ウチにはこのエンジンの部品が山ほどあるから良いのから使うだけの話で、
数機合体は当たり前だしミッションやクランクのジャンクが山ほどあって困ってるんだが…
明日はこっちのエンジンは剥離だけして、
GPX125のオーバーホールもやらないとエンジン作りが渋滞してる変な忙しさ。
でも日曜日はツーリング行っちゃうもんね♪