お次のエンジンはアニマ190、と言いたいところなんだがアニマではなく、
W190をベースにメッキシリンダーで212cc化されてアニマ190の4バルブヘッドが載っているなんちゃってアニマ。
しかしデイトナさんよ、オタクの技術が中国人にガッツリとパクられちゃってますよ!
ここまで来るとアニマと呼んでも差し支えは無さそうなんだが、
唯一違う所と言えばクラッチカバーとジェネレーターカバーのデザインで、
W190はKTMのエンジンのデザインに似せているがアニマはシンプルでクラッチカバー本体を外さなくてもクラッチプレートかが交換出来るよう窓が付いてる。
ただ肝心な中身はアニマと全く同じな上に212ccになっててもアニマより安いんだから、
さほど人気は無いだろうが欲しい方にとってはお得感のあるエンジンに違いない。
今回はクラッチ側の初期オーバーホールと言うかいつものシフトドラムストッパーの加工で、
このエンジンはストッパーアームが落ちないよう対策がされてはいるんだが、
1速に入れた時にストッパーがアームを押してしまう症状は残っているためタッチが悪くなってしまう。
よってストッパーの一部を削ってアームを横に押さないよう加工してあげるんだけど、
この加工って行ってない方がほとんどだと思うが機構的に正しい方に導いてあげるんだから出来れば行って欲しい。
こんな感じでアームに当たらないよう加工してあげるだけなんだが、
ストッパーを外すにはクラッチも外すため専用のロックナットレンチが必要だから、持って無い方のためにクラッチ側のオーバーホールも請け負っております。
あとご自分で行う方のために簡単なアドバイスなんだが、
ストッパーと反対側のニュートラルセンサーのボルトは必ず一旦外してロックタイトを塗って取り付けていただき、
クランクとクラッチの専用ロックナットには必ず赤の方のロックタイトを塗って4キロのトルクで締めてやる事。
特に専用ロックナットは外す事は考えなくて良いので高強度のロックタイトでガッチリ固めないと、
もしクランク側がゆるんだらクラッチバスケットを削り丸ごと交換となる。
まぁその前にアニマやW190系のエンジンは振動も多いから信じられない場所のボルトが緩んでしまうため、
出来れば全てのボルトは中強度の青い方のロックタイトを使い、
クランクの量先端とクラッチのナットは赤い方の高強度のロックタイトを塗って締め直してやって欲しい。
このエンジンなんてボルトが緩んだりしたら結構な損害になり易いから、
次にバラす事なんぞ全く考えずにロックタイトでガチガチに固めちゃっても全く問題無いよ。
まぁ今回は四の五のと偉そうに書いたが今日はエンジンをスタンドに載せただけで、
また片付けなんぞ行っていたからまた明日頑張ります。
おまけ
私の会社の2階が空いたまま放置してあったため、
せっかくだから私のプライベートジムとして使う事にした。
とりあえずは自重トレーニング用のヨガマットと腹筋ローラー、ドラゴンフラッグをするためのベンチ、
ロードバイクはローラーを買って前輪を外してサイクルトレーニングとして使い、
今年の夏場に日焼けでウォーキングに行きたくなかったがコレなら室内で有酸素運動が出来る。
ちなみに冬は日焼けを気にしなくて済むため16時くらいから2時間半かけて約14キロをほぼ毎日ウォーキングしてるんだが、
多分歩き過ぎたのか太腿の1番細い場所よりふくらはぎの方が太くなってしまい、
足のサイズも28センチもあるからオイラの見た目はそのうちドムみたくなるんでないかな。