
今日は休日だが本業に出かけ、終わったら完成さたエンジンを1機発送してGPXを1機作り、その後はカブ100EXを作ってみて、
54ミリのシリンダーに合わせてクランクケースのボーリングをしていた。
ちなみに使うシリンダーはモダンさんの54ミリの国産ピッチでピストンはGPX125の純正を使い100ccから114ccへボアアップ、
ヘッドはノーマルを使うけどカムは何かのハイカムを使ってみるつもり。

ボーリングが終わったらベアリングを入れようと思ったんだが、
パーツリストにはCD系のケースと同じベアリングサイズ、
6203が2個と6201と6001と書いてあったから在庫のを入れようと思ったが、
どうやらミッションのベアリングはカブと同じ6003と6001だった。
抜いたベアリングを確認したら最近あまり見ない深溝玉だったから直ぐ分かったが、
このエンジンをオマージュして作られたSPD100はCD系と同じベアリングで、カブ100EXのパーツリストも同じだったから、
年式によって違うかもしれないし、あまり無さそうだがケースをカブカスタムに交換してあるかもしれんが良く分からん。
ちなみにベアリングの外径は違っても内径は一緒だからミッションはそのまま使えるんだけど、
個人的に思うが深溝玉は玉が小さいからベアリングの耐久性には不安だが、
代わりにケースの肉が厚くなるから強度が上がったりと、
どっちを取るかで変わるんだが普通に使うなら全く関係ない。

ミッションのリペアも終わり何気にGPX125のボトムニュートラルとメインシャフトを比べてみだが、
左のカブ100の方が遥かに長いし切り欠きの位置も違うから、
昔にタイガー125のミッションをCD90のメインシャフトでリペアしたが、
カブ100のシャフトを用意しとけばあんな苦労は無かったんだろうなぁ。
んで、カブ100EXのミッションだが私の独断でトップのみクロスにしておいた。
せっかくボアアップするんだしオーバードライブなトップを変更してやるだけで他のギアの美味しい所を使いやすくなるのはもちろん、
このエンジンのトップクロスは4速ギアを1枚交換するだけだからロンシン125のトップクロスよりかなり安く済む。
ただシフトドラムストッパーとの関係もありスペーサーを足す必要もあるけど、
それでもまだ安く済むから良いエンジンだねぇ。
とりあえず明日ベアリングを注文すれば明後日には来るから、
ヘッドのオーバーホールだけ先に済ませて部品待ちにしとくなかな。
オイルポンプ取り付け方法も適正化されてるか注意が必要ですね、無精なチューナーがピボット抜いて組んでるのを何回か引いた事あります。