今日は本業があったから午前中に終わらせて
午後に頼んでいた部品が来たから1P60FMJを組み立てていた。
このエンジンは4バルブ化がメインなんだけど、
クラッチカバーとジェネレーターカバーのシルバー塗装が剥がれかけていたから剥離とブラストをお願いして、
シリンダーも再利用するから一応だが一緒にブラストもしていただいた。
そして組み立てなんだが4バルブヘッドを載せる場合はバルブタイミングが先ず出ないため、
カムスプロケットの穴を長穴加工してもらう必要があり、
カムはオーバーラップにしてあるんだがこんなにズレているんだがコレが普通で、
カムスプロケットを1丁ズラせば一応のタイミングは出るんだけど、
バルブの位置がしっくり来ない位置となってしまうためちゃんと長穴加工した方が良い。
シムは結局4枚全て交換してクリアランスは0.05ミリとしておいたんだが、
クリアランスを測り間違えるとシム代だけが増えていくだけだから、
計測の段階でシックネスゲージを入れれるだけ突っ込む事。
イン側なんて1.6ミリのシムから1.925ミリに交換したくらいだから、
最初がどれだけガタガタだったか分かると思う。
そして久しぶりに1P60系エンジンを作ったんだが、
プライマリキックって始動をミスるとクラッチなどが痛む事になるから、
正直言ってしまうと万人向けではなく玄人向けである事に間違いはない。
ただパワーはあるからやめられないんだろうねぇ。