今日モダンワークスさんからGPX125のボトムニュートラルミッションと190ccのミッションが届いた。
190ccのは補修用として販売されていて、ボトムニュートラルのミッションは2次側クラッチキットのミッションなんだが、
お願いすればミッションがアッセンで購入出来て、
さらにそのうちボトムニュートラルとリターンの両方が選べるようになるみたいよ。
で、せっかく買ったんだがら使う前に色々調べたくなりギア比など調査してみた。
まずW190のミッションなんだがご存知の通り5速でニュートラルは1〜2速間にあるリターンミッション。
あと1番右の数字はギア間がどれだけ離れているかを感覚でなく数値化したもので、
この値が少ないほどクロスしていると言うかギアチェンジで回転のドロップが少なくなる。
調べた感じだとギアが上がるほど少しづつクロスしていく感じで癖が無く乗りやすいミッションと言えるかな。
ただ残念な事に流用は不可。よってこのミッションも補修以外は全く使えない。
GPXのボトムニュートラルミッションなんだが、
ある時からギア比が変更になって、
欧州向けデイトナアニマ150ccと同じギア比になった。
だから最近購入したGPXは前に販売されていた2次側クラッチキットのリターンミッションに比べて3〜4速がクロスしてドロップが少なくなったんだな。
ギア比を見ると分かるが1速だと回転を上げてスタートしないとエンストするくらいで、
ただスタートさえしちゃえばギアチェンジしてもドロップが少ない良いギア比。
ちなみに昔のGPXのミッションは3速のギア比が1.181で4速は0.916、ギア間の指数が1.289だったんだけど、
私のエンジンはまだ昔のリターンミッションを使っているんだが、
確かに言われてみればもう少し3〜4速でクロスしてくれていると回転が落ちないんだけどなぁ、って感じはするが、
152FMIや1P56型150ccや1P60などのミッションに比べりゃ全然クロスしている。
まぁこのエンジン達の4速はオーバードライブ的な位置で、
でも全てトルク型エンジンだからツーリングではあまり気にはならないかな。
ちなみにこのミッションやモダンワークスさんの2次のクラッチキットを国産エンジンで使いたい場合だが、
カブ系のクランクケースでミッションのベアリングが6203が2つと6201と6001が使われているケースに交換しちゃえば簡単。
カブ系のケースなんて捨てる程あるし1番オススメなケースはカブ90の砂型。
純正強化ケースみたいなもんだし砂型は強度は低いかもだが剛性があり、
ケースが粘るから割れにくいと言うかこのケース割ったら間違いなく使い方が悪い。
ただ88ccとかなら50のケースでも大丈夫で、110ccでもまだ平気だが、
それ以上はカブ90のケースを使ってもらいたいかなぁ。
ちなみに中華110ccのケースも砂型で良いから使いようかな。
ウチにはわんさか有るんだが国産でエンジン作る方は拘りがあるから、
こんなに安くて良いケースだが目もくれないね。
間違えられてリターンミッションが入ったまま来てしまったGPX、
無事ミッショントレードも出来たしボトムニュートラルになった。
そしてこれでエンジン作るのは今週に入りこれが3機目。
最近酒をセーブ出来るようになったし本業も忙しくなくなったから凄い働けるなぁ。
そして週末は雨みたいだからツーリングは諦めてエンジン作りに没頭するわ。