南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

4MINIバイク カスタムコンテストに行ってきた

2010年04月27日 17時14分31秒 | イベント、ツーリング参加
やぁ。「のりもの倶楽部」南信州版です。
ブログの更新はたまにしかしないけど、ちゃんと生きてますよ。

この間の日曜日なんですが、
アイメッセ山梨で行われたカスタムコンテストにPIT長さんから誘われまして、
子供は友達の所に遊びに行ってしまったので嫌がる嫁を無理矢理連行して行って参りました。

この日は朝から家の手伝いをしていたので出発したのが10時頃。
そこから高速を飛ばして甲府へ向かったものの、
到着したのがお昼で、ちょうどBlood-Bのエクストリームショーをやっていたので記念撮影。
ストマジで高度な技を決めるも、派手に転倒して笑わす事も忘れていないしプロみたいですな。
ウチにもエンジンがオシャカになったストマジあるし、
直して乗ってみようかしら。









これはPIT長さんのロケットボーイ。
エンジンだけは弄ってきましたが実車を見るのは初めてですが、
しかしホントにDUCATIのモンスターを小さくしたようなバイクですねぇ。

エンジンはハイカムとメタルガスケットで軽くチューニングしてあるみたいですが、
OKO28mmキャブのセッティングがなかなか出なくて苦戦しているんだそうな。
フレームのせいもあってキャブを前向きにしか装着できずラムエアっぽくなってしまうみたいだけど、
セッティングをバッチリ出してデータを教えて下さいな♪

ここからはPIT長さんの好意でカスタムコンテストを拝見させてもらったので、
写真を簡単に説明しながら貼っていきましょうかね。









まずはPIT長さんのチームから出品しているモンキーとカブ。
カブの方はエンジンをスペクラ仕様の150cc中華エンジンに換装してありました。
こんなカブだったら乗ってみたいなぁ。









このバイクな~んだ?

答えはKSR110なんだけど、もうエンジンくらいしか面影がありませんでした。









こちらはマッドマックスのブース。

当然本物ではなくレプリカなんだろうけど、本当に良く作ってあります。
たぶん映画を何回も見て、ビデオを一時停止させたりして作り方を確認したんだろうなぁ(笑
そう考えると微笑ましいです。









こちらはトレーディングガレージ ナカガワさんのブース。
雑誌では何回も見たことあったバイクだけど、
目の前にあると何だか迫力が違います。









こちらも雑誌ではよく見かけたテクニカルガレージRUNさんのブース。
PIT長さんが店番をしていたので説明はしてもらいましたが、
最近は大きなバイクから離れてしまっているので何が何だか…

ちなみにカスタム費用を例えてもらったけど、
「このバイクで土地、これとこのバイクで一戸建てが買えるくらいかな?」だそうな。
月1万の小遣いで倶楽部活動してる僕には創造も出来ない世界です…









4MINIの世界ではおなじみのシャリー。
もう旧車の仲間入りしてるはずなんだけど今だ現役ですね。









こちらもシャリーなんだけどエライ事になってますな。









これはベースがモンキーのドラッグマシン?
車高はシートの高さが僕のヒザくらいしかありませんでした。

ところでこのリアタイヤなのに1次側クラッチで大丈夫なんでしょうか…









実はこの日で一番気になったのがこのゴリラ。
前にモンキークルージンに載っていて、
師匠とも「このゴリラ、カッコいいね」なんて話をしていましたが、
本物を見れて感激です。









8インチのホイールを履いているのでこのバイクも車高は低くシート高は僕のヒザ程度。
これならウチの子供の身長でも乗る事は可能でしょう。
そしてジャズのカウンターシャフトを使ってリアを太足化してあります。

ちなみにタンクは前にブログでアップしたエアブラシ塗装のオリジナル。
同じ物を5万で売っていたけど、タンク込みなら安くないですか?
ウチにもゴリラのフレームが1本残ってるし、
こんな風に弄ってみたくなりました。


子供の迎えの時間と嫁のリミッターが迫っていたのでこの日は早く帰ってしまいましたが、
僕なら一日居ても飽きない楽しい時間でした。
次はもっとゆっくり見てみたいですねぇ。

そんな訳でカスタムコンテストの話はこれで終わり。
次回からは我が倶楽部らしく中華エンジンでも弄りましょうかね。
それではまた見て下さいな。



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カスタムコンテスト

2010年04月25日 13時41分59秒 | オートバイのある生活
本日は山梨まで遠征。

写真はゴリラタンクにゴリラのエアブラシ。

リアルすぎる(汗

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GSX1400の車検整備

2010年04月20日 18時42分06秒 | 一般整備編
やぁ。「のりもの倶楽部」南信州版です。
また久しぶりの更新になってしまいました。
もしかしたら半月ぶりに真剣に書いてるかもしれないですな。

さて、前回に軽く前フリしましたが、
GXS1400の車検の事でも記録しておくことにいたしましょうか。

まずはフロントタイヤの交換からですが、
上の写真のようにこのバイクのアクスルシャフトも大きな六角レンチが必要なタイプ。
最近はこの手のタイプが主流なのか知らんけど、
工具を持っていない人にとっては少し困るんですよねぇ。
僕もバイク屋ではないので当然持っていないうちの一人。

前にタイヤ交換したZZR1400もこの手のシャフトで、
その時も自分で工具を作りましたが、
今回も工具作りから参りましょうかね。









このバイクは24ミリのナットがすっぽりと入ったので、
ちょいとマニアックな金属部品専門店に行き24ミリのナット二つとボルトを購入。
それをダブルナットで締め付ければアッと言う間に工具は完成。
こんな事今さら記事にして書く事でもありませんな。

まぁこんな物でもちゃんと締め付けは行えるし、
何より特殊工具を買うより断然安く済みます。
この工具?も100円ほどで簡単に作れますし。
ただ、こうやって作った工具が我がガレージには溢れかえっていて、
僕の工具箱はこんな工具で満載。
重くなりすぎて箱をキャスターで動かせなくなるほどになってしまいました…









タイヤ交換の次はフロントブレーキキャリパーのお掃除。
こう言った細かな所も綺麗にしておけば検査員には好印象です。
が、バラして掃除していたのは良いんだけど、
見ての通りパットは使用限界突破。当然車検どころではないので交換です。

このブレーキは6ポットタイプのキャリパーなんだけど、
左右含めてこの一枚だけがやたら減っていました。
原因は汚れやダストがピストンに溜まっていき、
そのせいでピストンが均一に出てこなくなって編磨耗してしまったんでしょうねぇ。
何年も洗ってない6ポットキャリパーなんて全部こんなもんでしょうけど。

僕の持っているCB1300も同じような6ポットキャリパーですが、
どう頑張っても2000キロくらい走るとブレーキのタッチがフカフカし始めて、
もうオイル交換より多い頻度でキャリパー掃除をしておりました。
これは6ポットに限らず4ポットも2ポットも同じ。
マメに掃除していないとパット一枚だけ減って全部交換なんて事になりかねません。

対策は洗剤でキャリパーとピストンを綺麗に洗い、
ピストンが全部均一に出てくるようにもみ出しを行ってから、
グリスが必要なところにはグリスを塗って組むだけ。
これはバイクに乗る人なら誰でも出来るようになってもらいたい整備の1つです。









リアタイヤも交換しないと車検は無理そうだったので交換。
一緒にドリブンスプロケットも交換しておきました。
どうです?このスプロケ、えらい事になっているでしょう。
アルミのスプロケも使おうと思えばここまで使えるんですね(笑
マネしてもらいたくはありませんが。

アルミのスプロケットは軽量なので、
車体より効果が分かりやすいバネ下の軽量化には確かに良いんだけど、
表面にかかっているアルマイトが剥げてしまうとアッと言う間に磨耗してしまう厄介なシロモノ。
バイクを乗りっぱなしにしている方にはオススメできません。

ちなみに折れている山のところはチェーンを外す時に折れたもので、
たったそれだけのことで簡単に折れてしまいました。
走行中でなくてホント良かったですねぇ。

このスプロケは手裏剣意外に使い道無さそうですが、
フライスを持ってる方ならこれで何か作れるかもしれませんな。
「例えば?」と言われても困りますが。


そんな訳でこれらの部品を交換して、
前から言われていたリアブレーキのスイッチを修理すれば車検は大丈夫そうなんだけど、
このバイクを所有してる方は3人の子持ちなので、
これだけの部品交換でもかなり痛い出費だと想像できます。
それでもまだ止められずにバイク乗り続けるんだからよほど好きなんでしょうね。
なので我が倶楽部としても応援してあげたくなってしまうんですが。

ちなみに僕は子供一人しかいないんだけどCBは車検すら取得できずただ今冬眠中…
小さいバイクをチマチマ弄って喜んでいる方が今の僕には向いているかもしれませんな。
なので次回も横型エンジンの事を書く予定。
それではまた見て下さいな。



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2年に1度の恒例行事

2010年04月19日 18時02分51秒 | オートバイのある生活
車検のため本日入庫したGSX1400。

たいした整備内容は無いと思ってたけど、
そんな事はなさそうな感じです。

その前に久しぶりのビッグバイクは重い(-.-)

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タイガーエンジンのオイルフィルターローターの軽量化を考える

2010年04月07日 16時43分14秒 | 輸入横型エンジン編
やぁ。「のりもの倶楽部」南信州版です。
お久しぶりの更新ですな。

3月は繁忙期って事もあって目の回るような忙しさ。
しかし4月に入り少し暇になったので、久しぶりに真剣に書いてみたいと思います。
とは言っても忙しくてバイク弄ってなかったので、
作業記録でも何でもないんですけどね。

さて、上の写真は友人が所有するタイガーエンジン。
今は壊れて腰下だけ組んだ状態になっているんですが、
前に中華エンジンのオイルフィルターローターを軽量化したので、
いよいよタイガーの方もやってみたくなりましてね。
カバーを外して観察してみたんですよ。

このローターは前に簡単ですが軽量化したんだけど、
ローターの羽のような部分しか削っておらず、
この状態でも重さは1キロ近くあります。
本当はもっと軽量にしたかったんだけど、
それには難題があって…

まずローターに蓋がされていて、
その内部でオイルを遠心分離しているんだけど、
そこを無視して削ってしまうとオイルフィルターの役目は消えてしまうし、
蓋も出来なくなるのでクランクにオイルが行かなくなってしまう…

しかしここはいっそのことフィルターの機能を殺してでも軽くはしたいんだけど…









これはローターを取ってみたところの写真。
少し分かりにくいと思うんだけど、
クランクシャフトにプライマリーギアが被さるように組まれていて、
この状態ではクランクを固定してもプライマリーギアは自由に回転する事ができます。
…って事はローターをもし外してしまうと、
クランクは回転できてもその力はクラッチに伝わらず、
ただエンジンがかかるだけで走らない事になってしまうと言う事です。

何でこんなややこしい構造になってるかって言うと、
僕が思うにこのエンジンのクラッチの構造はタイホンダのカブ100EXで、
1次側のクラッチの構造とクランクはカブ100EXと同じ。
タイガーエンジンは遠心クラッチのラインナップもあって、
こうした方が最小限の部品でどちらのエンジンも作れるからだと思います。

ちなみにこのクラッチの構造はKSR110も同じ。
KSRをマニュアルクラッチにして1次側のクラッチを外すキットが出てますが、
さすがにタイカブをマニュアルクラッチにするようなキットは出ていないため、
一番いいのはそれと同じような物を作っちゃえば良いだけ。
と、言うのは簡単だけどプライマリギアを作るのと同じなので素人の僕らには無理そうです…









これはもう少し上から撮影した写真。

この長いクランクシャフトとプライマリギアを何とか繋げれれば良いだけなんだけどなぁ。
それが出来ればこんなに悩みません。

それでもいくつか案を出してみると、

その1、

まずは純正のローターを極限まで削ってプライマリギアといつも通りドッキングする案。
この場合オイルフィルターの役目は消えてしまいますが、
一番お手軽な方法かと思います。

その2、

純正のローターをもっと削ってからプライマリギアの羽のような部分も大幅にカット。
そしてローターとプライマリギアに穴を空け直してからボルトでドッキングする案。
この場合はその1より大幅な加工が要るものの、
結局ボルト分の重さが加わるため大きな効果は期待できなさそう…

その3、

写真で見ると分かるけどクランクにはスプラインが設けられてますが、
このスプライン、実はCD90のオイルフィルターローターの中のスプラインとピッタリ同じ。
なので中華エンジンから取ったローターの柄の部分だけを使い、
それをプライマリギアとTIGで溶接してしまう案。

この場合、クランクのオイルが通る穴をうまく塞げる事ができれば、
遠心力は弱まるけど遠心分離も出来そうな感じです。
実際作った訳じゃないし文では伝わりにくいなぁ…
オイルがどう流れるかも知っていないと理解は出来ないと思いますが、
うまくいけばオイルフィルターの役目を殺す事無く軽量化する事も可能。
ただもの凄く上手は溶接の技術と大幅な金属加工が要ると思いますが…

そんな訳で考えは及ぶものの実行には結構な手間が要ると思うので、
簡単に手が出せない始末。
やっぱタイガーエンジンを弄るのは大変です。

次回はこのエンジンから離れて遠心クラッチのタイガーエンジンに話を戻します。
また見て下さいな。



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