そんな訳でGPX125がリニューアルされて販売が開始された。
まぁされたと言っても中国の工場にお願いしてもらい気に入らない所を作り変えてもらったんだが。
まずシルバーの塗装が無くなりボトムニュートラルと一緒のブラスト仕上げとなった。
前のはヘッド以外が塗装されていて剥離とブラストに出したりして大変だったんだけど、
今回からは初期オーバーホールする場合バラし終わったらバリ取りしてベアリング交換出来るからかなり納期が短縮される。
それとジェネレーターカバーなんだけど、
前はカブと同じタイプの長い物だったが今回からはこれもボトムニュートラル仕様と同じく全長が短いタイプになり、
カバーを外さなくてもスプロケットが交換可能になった。
まぁでもカバーはそれぞれ気に入った物を使ってもらってるはずだからオマケみたいなもんだ。
エンジン小売りの場合金額は34000円なんだけど、
初期オーバーホールも一緒に入れてくれた方はエンジン代を32000円に値引きして、
オーバーホール費用は必要なベアリングやガスケットにバルブスプリングシート、オイルシールにテンショナー強化品の部品代込みで2万円をいただいています。
当然だけど自分で開けてオーバーホール出来るならその方が安いし、
壊れるの覚悟でそのまま載せて走り出してもOKだ。
ミッションパターンはご覧の通りリターンミッションなんだけど、
実はギア比をボトムニュートラルと同じにしてもらいたかったんだけど、
中国の担当者に意図が伝わらなかったのとコストがかかり過ぎな上にロットの関係もあるから諦めた…
まぁリターンのミッションも実はクロスミッションと言っても良いギア比で、
私のエンジンもこのミッションをそのまま使っているんだが、
強いて言うなら3.4速間はもう少し近くても良いかなぁ?くらいなレベル。
ロンシンのギア比に比べれば凄く良いミッションだ。
が!ここで引き下がるほど私は塩な男ではないから、
リターンミッションのトップをクロスさせる方法を考えてみた。
困った時のCD90ミッション。
こいつの4速ギアを流用するとギア比が1.043となりかなりクロスとなる。
一応ギアを買って試したらギア交換は可能でドグの形も一緒だったからギア比表を作ってみたけど、
リターンミッションをトップクロスにした場合ボトムニュートラル仕様より3.4速間がクロスとなり、
これはこれで面白い事になりそうだ。
これをモンキー純正流用ミッションで例えるとボトムニュートラルが飯田クロス、
リターンのトップクロスは早矢仕クロスみたいな感じかなぁ。
シフトパターンは全く違うんだけどギア2枚換えるだけでリターンミッションがクロスミッションに化けるんだからアリかもだ。
自分のエンジンはGPX125リターンミッションのままだからトップクロスにして試してみたいし、
当然初期オーバーホールの際にクロス化しても大丈夫。
ただ、ギア2枚と言っても国産純正だから買ってみたらそこそこ高いし、
無理にトップクロスにする必要は全く無いが、
一応こんなのも出来ますよ的な感じかな。
ウチではGPX125エンジンのボトムニュートラルとリターンのどちらも扱っているし、
超ハイコンプピストンや強化テンショナーアームなども在庫はあるからまずは無料見積もり、
msworksjapan@yahoo.co.jp
こちらのアドレスまで遠慮なくどうぞ♪