南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

暮れの元気なご挨拶♪

2008年12月29日 17時10分19秒 | オートバイのある生活
今回が今年最後の更新。「のりもの倶楽部」南信州版でございます。
結局今日まで働かされてしまいましたが、
仕事あるだけ全然マシって事ですかね。

え~と、今日いよいよ仕事収めを迎えまして、
色々な面で一面を軽く振り返ってみましたが、
今年は去年にも増して良い年だったとしか思えませんでした。
これってかなり幸せな事ですねぇ。

仕事の面では暇がかなり減りバイクを弄る時間も少なくなってしまったくらいで、
嫁と子供を連れて出かける機会が大幅に増えたのも今年かな。
趣味の面では今年になってゴリラが我が倶楽部の仲間入りを果たし、
車もなぜか思い切って新車買っちゃったしなぁ。

後は真夏に熱中症で死にかけてみたり、
ゴリラを通じて新たな仲間が出来たのも今年。
ホント色々ありました。

倶楽部での活動はミニモトがメインになってしまい、
今年だけで何台弄ったっけか。
それと相反して週末はなぜか忙しかった記憶しか無いので、
バイクに乗れる時間が全然作れなくなってしまったりもしましたが、
不思議と損した気になってないのが僕の良い所かな。
本当はもっと色々やってたんだろうけど、
年取るとどうでも良い事はサッサと忘れてしまうので、
実はあまり思い出せなかっただけだったりします…

で、来年ですが、
どうもこれから仕事が増えそうな予感はするし、
週末は今年にも増して一人の時間が作れそうにないので、
ブログの方も更新が少なくなってしまうと思います。
今までは携帯を使ってまで書いてたけど、
今度からは機械弄りのネタが出来た時だけ更新、
なんて事になるかもしれないです。

しかしこのブログ始めた当初は、
ホームページの作り方知らないのでブログを使って、
バイク関係をメインに整備の事だけ書こうと思ってたので、
これからは本来のスタンスに戻るだけかもしれないですね。
この数年で書きたい事ほとんど書いてしまったので、
他のサイト使ってまとめた物でも作ってみようかと考えてます。

まぁ、いつまでブログ続けられるか分かりませんけど、
毎日のヒット数も200くらいはあるみたいだし、
定期的に見て下さってる方もおられるようなので、
何の前触れも無く更新されなくなったら、
それは僕が死んだ時と思ってもらって結構だと思います(笑

そんな訳で今年はこれを持って終了にいたしますが、
最後に協力してもらった方々やコメントを下さった方々、
もっと言えば僕に携わった方全員に感謝をいたしたいと思います。
本当にありがとうございました。

来年は皆さんにとって良い年でありますように。

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ピザばっか食べてると太るよ

2008年12月28日 16時55分17秒 | オートバイの無い生活
やぁ。休日のブログ更新は超久しぶりな「のりもの倶楽部」南信州版です。
そう言えば毎週何やってたんだっけ?
先週の事も覚えてないや。

今日、飯田のかざこし公園でピザ作り体験が出来るって事で家族連れて行ってきました。
参加費はたった180円って事だったので3人で言っても600円でお釣りが来る計算。
安さもあってか多くの家族連れでにぎわっていましたな。
それに子供にも自分で作らせるのでいい体験が出来たのではないかと。

上の写真はピザ生地を練って作ってる所で、
用意してあった粉に水を足してこねて生地を作っていきます。
本格的です。

生地が練りあがったら1時間ほどかけて生地を発酵させるので、
暇つぶしに公園散策。
まぁ、ここは何回も来てるので遊具で遊んだり、
放し飼いされてるヤギと戯れたり、と。
ヤギに葉っぱあげようとしたら足を踏まれてまとわりつかれて怖かったですが。
あんな長い角でグサっとやられたら痛そうだもん。









ピザ生地が発酵し終わったら棒で広げ、
その上にピザソースを塗ってからチーズや玉ねぎスライス、パプリカなどをトッピング。
それを外に併設された石釜で焼いていただきます。
今日は寒かったので釜の温度が上がらず時間かかってましたが、
それでも5分くらい焼けば…









完成です。

ピザって作るのが面倒そうでしたが、
作ってみると意外と簡単。
生地は外側がカリカリしてて香ばしく美味しかったです。

嫁は「家でも作れそう」と言ってましたが、
粉の配分がサッパリ分からないので、
コレばっかりは検索でもして調べていただくしかないかな。
子供も良い体験が出来て満足だったのではないでしょうか。

それにしても、市での催し物って調べてみると沢山あるもので、
安価で参加できるし良い体験が出来るのではないかと。
来年も出かける場所に困ったら積極的に参加してみようと思ったのでありました。

そんな訳でまたもバイクとは関係ない事やってましたが、
次回は今年で最後の更新にするつもりなので、
たいしたネタは用意出来ませんが、また見てやって下さいな。



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今年のブログを振り返る懐かしい写真2008

2008年12月27日 17時54分58秒 | オートバイのある生活
やぁ。今年の仕事も終ってのんびりムードの「のりもの倶楽部」南信州版です。
いやぁ、今年も良く働いた。
来年ももっと忙しくなるんだろうなぁ。
嫌だなぁ…

今日を持ちまして私の会社は仕事収めにしたかったんですが、
お得意さんが明後日も仕事するみたいです。
なので一応会社は開けておくんですけど、
今さらお客来る訳ないのでもうすでにお休み気分ですわ。
なんでそろそろ毎年恒例の、
その年を振り返るネタでもやって、
今年を締めくくりたいと思っている次第です。

で、我が倶楽部の今年の活動を振り返ったら、
もうコレしか無いのではないかと。
そう、モンキー、ゴリラなどのミニモト関係です。
僕的には今年を漢字1文字で表すとしたら間違いなく「猿」。
って言うかこれしかやってなかったような…

まずは上の写真。
今のゴリラの買ったばかりの姿です。
この頃もNSR50の足回りが入っていましたが、
その数日後には足回りも今のに総交換され、それから足は弄ってません。
やっぱバイクはエンジンより足が先と思ってるくらいですし。









エンジンは当初88ccのボアアップのみだったんだけど、
なぜか弄り出したら止まらなくなって、
結局は腰下以外全て組み替えてました。

これはレギュラーヘッドやハイカム、ハイコンプピストン、
強化クラッチに進角式ローターなどを組み込んだ6Vエンジン。
これはこれで速いエンジンだったんだけど、
この頃横型エンジンの師匠と出会ってしまい、
中国製エンジンにのめり込むように…








6Vエンジンを作ってしばらくしたらもうエンジン買ってました。
これは現在装着してるタイガー製のエンジン。
これもエンジンかける前に腰上は開けてファインチューンしたっけか。
今でもこのエンジンですが、
来年はもう一度開けてガッツリ弄る予定です。









これが現在の仕様。
買ってたった1年でここまでの変貌を遂げました。
来年あたりには外装も大きく変更して、
大幅なイメチェンでもしてみたいですねぇ。


ミニモトはこの世界に片足だけ突っ込むなら、
あまりお金もかからず良い趣味になるんですけど、
両足突っ込んでしまうと止まらなくなる危険な世界です。
もっとヤバイのは両手も突っ込んでしまった場合。
300万かかったモンキーとか普通にありますからねぇ。

まぁこのバイクの場合、車体はキャンバスだと思って、
自分の好きなように楽しむのが正解だと思ってます。
当然ノーマルだってありって事ですよ。
あとはお金的な線引きも重要。
なんせフレームまで売られてるくらいですから、
かけようと思えばいくらでもお金かけれますし。
僕はお金かけずに手間かけるのが好きなので今の仕様になってますが、
そろそろ大掛かりな事にでも乗り出そうかと。
まぁ楽しみにしてて下さいな♪

そんな訳で大急ぎで一年を簡単に振り返りましたが、
明日も予定は色々あるので、
ブログは29日か30日で今年は終わりにする予定です。
なのでまた見てくださいな。



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2008年度クリスマス中止のお知らせ

2008年12月25日 15時27分10秒 | オートバイの無い生活
クリスマスだってのにこんなブログ見てくれてありがとう。
「のりもの倶楽部」南信州版でございますよ。
いつでものりもの好きって人はいなくならないからこっちも退屈はしないんですがね。

え~と、昨日はクリスマスイブでしたな。
僕なんかは「いつかのメリークリスマス」を聞きながら、
一人で過ごすなんてのも好きなんですが、
こんなイベントで大騒ぎするのもいかがな物かと思い始めてしまいましてね。

僕に言わせればこんなイベントは、
一部の金持ち連中だけに騒がせておけば良いんですよ。
誰でも不景気は肌で感じるくらいなんで、
無理してケソタッキーに鶏肉買いに行かなくて良いって話な訳だし、
甘い物嫌いな僕にケーキ恵んでくれても逆に迷惑なだけだし、
そもそもなぜケーキ食わなきゃならんのか誰も知らんのにこの有様はどうなんだね?
昨日の夜酒飲んだ後ケーキ食ったら今朝は酷い胸焼けでしたわ。

最近聞いた話によれば、
今日はイヱス キリストの誕生日だって言うけど、
聖書にはそんな事は一言も書かれてないみたいだし、
サン夕ク口ースだってあのイメージ作ったのはコ力コーラだって話だし、
その前にワタクシは無神論者だ。
出来ればコレ系のイベントには巻き込まんでほしい。

プレゼントもね、子供だけの夢にしておけば良いんですよ。
いい大人がここぞとばかりに高額な物を要求するなんてバブル期だけの夢物語。
それに子供たちが僕くらいの歳になって、
同じようなクリスマスを迎えられるような状況かどうかなんて分からない。
このまま物価高騰が続いたら「チキンは鳥胸肉の照り焼きのみで」とか、
「ケーキの代わりにカステラ」とかになってるかもしれない。
なので子供たちには悪いが今から慣らしておいた方が良いんではないかな?いやマジで。

どうもクリスマスって奴はバブリーな事しか連想出来ないんだけど、
もうそんな時代は終ったんだから、
そろそろ子供だけの物にしておいた方がいいんではないかと。
今なんてあのトヨ夕が赤字転落するような時代ですわ。
前年比だけで比べればウチの会社の方が売り上げ高いって計算になる訳だし、
こう考えただけで、これからの事をを心配し始めても良いのでは?

トヨ夕が赤字転落の記事を読んで「ふ~ん」なんて他人事に考えてる人。
あまいっす。
ウチの嫁が作る玉子焼きより甘いっす。
もしこの先ずっと円高と車買い控えの氷河期が続いてごらんなさい。
トヨ夕はおろか輸出に頼ってる企業は利益すら出せない状況になるかもしれないんですよ。
最悪のシナリオとしてもし…なんて事になったら…
地域最低ランクの高校を学年最下位の成績で卒業した僕にでも分かる話です。

まぁここまでは最悪のシナリオでの話なんですが、
これから景気が良くなるような状況は無いに等しい訳だし、
それに備えて「貯金しとけ」って人もいるでしょうけど、
まず生活レベルを下げてこれからの氷河期に慣れておいた方が良いのではないかと。
生活レベルを下げるのってなかなかしんどいのではありますが、
僕なんかはもともと生活レベル最低ランクまで下げてるので、
別に辛い事とは感じてませんし。
→今日の昼飯はご飯を茶碗1杯に納豆と味噌汁。これだけ。朝飯は無し

アメリ力のビッグ3なんて救済措置の話をしに、
お偉いさん方は自家用ジェットで行ったって話じゃない。
ニュース見て吹いたもんですよ。
自分の生活レベルを下げるだけ下げておいてからの話だと誰でも考え付くはずなんだけど、
分からない人には分からないんですかねぇ。
一般企業が公的資金に頼るって事は、
「自分の会社のために皆さんの税金ください」っ言ってるようなもん。
自家用ジェットを売り飛ばす方が先だろ。

まだ書きたい事はたくさんありますが、
世間や経済の話なんて僕より詳しい人がたくさんいるので、
そっちを参考にしてもらった方が良いでしょう。
ビタイチ笑えないお笑いの番組なんぞより、
こっちの方が自分のためになるはずですし。
→「これから先えらいことになる」くらいの事は分かってもらえるはずだ

そんな訳でクリスマスから世の中のお話にまで飛びに飛びましたが、
何が言いたかったかっていうと、
「もっと勉強して、もっと良い職についときゃよかったなぁ」って事です。
何してたんだ、高校の頃の俺。
あ、バイク弄って乗り回してたっけか。
なんも変わってねぇな…



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寒い時こそバイク

2008年12月24日 18時02分19秒 | オートバイのある生活
また暇ないので携帯から。

今日はゴリラに乗って車の引き取りに。
後ろでは師匠がバフかけの最中と。

クリスマスイブのネタがこれか(-.-;)
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またもハイカム購入

2008年12月22日 16時28分00秒 | 輸入横型エンジン編
みなさんお久しぶり。「のりもの倶楽部」南信州版です。
最近は忙しさと面倒臭さでブログはサボってましたが、
少し暇になってきたのでやっとの更新でございます。

で、世間はクリスマスやら年末やらでお祭り騒ぎみたくなってますが、
ネタも出来たので久しぶりにタイガーエンジンの事でも書いておこうかと。

上の写真ですが、
師匠のH山さんがまたハイカム買ったみたいなんですわ。
今度購入したカムは4ミニ乗りなら知らない人はいないスペシャルパーツタケガワの、
スーパーヘッド+R標準装着のS-15カム。
スーパーヘッドを買うと勝手についてくるので、
安価で売られている場合が多く。
ハイカムのくせに中国製より安く買えたみたいです。

写真左側がそのカムなんですが、
右側は比較用として置いた12Vエンジン用300°のハイカムで、
比べてみるとリフト量は少し減るかもしれないですけど、
バルブが開いてる時間は多くなりそうですね。
最初からこんなカムがついてるんだから、
スーパーヘッドはやっぱり凄いと感心してしまいます。

で、実際装着できるかなんですけど、
スーパーヘッド+Rはローラーロッカーアームを採用してるので、
12Vエンジンのカムと違ってカム山の当たり面が狭いんです。
これは今装着してるロッカーアームの当たり面を少し減らすなどして何とかするにしても、
今度は長さが若干違うみたいなので、
それはベアリングの位置をずらすなどして装着するしかないかと。
相変わらず一筋縄にはいきませんねぇ。

しかしH山さんはこれまた大胆な変更を施すみたいで、
大きい方のベアリングを低抵抗のニードルベアリングに変えてしまうみたいです。
当然ボルトオンな訳ないので、
ベアリングと内輪をヘッドのサイズに合わせて装着するしかないと思いますが。
しかしこの間サイズ合わせで持ってきたベアリングと内輪を、
オーバーホール中のヘッドに合わせてみましたが、
入るには入るみたいです。
残るは長さの帳尻合わせですかね。

しかしスーパーヘッドのベアリングだって負けてはいない。
カム買った時に付いてきた大きい方のベアリングなんですが、
ベアリングサイズの横にC3の刻印。
これはクリアランス3の意味なんですけど、
簡単に言うとベアリングに少しだけガタが最初からあるベアリングなんです。
つまりベアリングに熱が入って熱膨張した時ピッタリになるようなベアリングが装着されてて、
実際ゆすってみると確かにほんの少しだけガタガタしてます。

4ミニはエンジン内部の抵抗を減らすのが命題みたいなものなので、
内部の抵抗を減らすために色々な努力がされてるんですねぇ。
ホント、スーパーヘッドはやっぱり凄い。
ヘッドとシリンダーだけで輸入エンジン2機買えてしまうくらいの金額ですが、
それくらいの価値は十二分にあるって事ですかね。
僕は安いエンジンを安く弄ってハイパワーにするのが好きなので、
こんな高いパーツ買えませんけどね。

実際装着する時になったらの話なんですが、
横型エンジンの場合はカムを抜く時にヘッドをシリンダーから切り離さないといけないので、
そこまでやるんだったらピストンも買ったばかりのハイコンプピストンにしたいらしく、
ガスケットも無駄になるので、
今のよりももっと薄いメタルガスケットを入れようかと考えている模様。
カム入れるだけで1万は使ってしまう計算になりますかね。
僕らはこのエンジンに結構投資してしまってる気が…
楽しいのでなかなか辞められないんですけどね。

そんな訳で部品が揃ったらエンジンは始めるとしても、
今年はもう残り少ないので無理か。
年始からのネタはもう用意してあるのにそれまで何で繋ぐか悩んでいます。
そろそろ恒例の今年を振り返るネタでもしましょうかね。
また見て下さいな。



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人は年末に忙しいフリをしたくなる

2008年12月18日 20時21分54秒 | オートバイの無い生活
やぁ。馬車馬のように働かされ疲労が溜まっている「のりもの倶楽部」南信州版だよ。
ドラクエで言う所の体力ゲージが黄色くなっている状態です。
が、ゲージが赤と棺桶の間を体験した事があるくらいだからまだまだ頑張れる、はずだ。

今日は忙しくない予定だったのに朝から働いて、
お昼もそこそこに済ませて午後はガッツリ働いたので、
正直とても疲れています。
しかし記録だけはしっかり残しておきましょうかね。


まず朝は昨日から預かっていた車の仕上げ。
とは言っても窓ガラスを組み立てるだけの仕事だったのであっさり終らせます。
昔は数時間近く使っていた仕事だけど、
いまではたった20分くらいで済んでしまう。
人間の能力ってホントにすげぇ。

その後は近所の車屋さんに呼ばれ、
何したかは業種がばれるので書かないけどお仕事。
しかし寒さと功を焦ったため失敗、部品を壊してしまう…
しかし保険で修理するから部品出るって話だし、
もしかしたら修理せず廃車になるかもって言われたので、
部品を壊した事は気にしない事にする。
失敗は次回の成功に繋げれば良いのだ。
僕はこうやって今までやってきたし、
これからもこのスタンスてやっていくつもりだ、が、
やっぱり失敗はしたくないな…

この仕事中に近所で大きな事故があったらしく、
その車屋さんの方々は大騒ぎして現場に行き、
事故車を運んで来たのだが、
中にはクシャクシャで即スクラップって言う車もあったらしい。
運転手は全員無事みたいだけど、
事故だけは本当に気を付けてもらいたいものだ。
このさなかに僕は部品壊した車と格闘していたっけか。

この仕事が終ったと同時に同好の仲間。
北信州のりもの倶楽部のToo'sさんからメールが入る。
この年末に長野を縦断してわざわざ飯田まで出張だそうだ。
我が倶楽部から1分の所で仕事していたみたいだけど、
今日も忙しいらしくまた会えず終いで残念。
いつか売っていただいたゴリラをお見せしたいのだが、
ここに来てから弄りすぎてすでに原型を留めていないので、
見せられてもどうか、って思われるだろう。

関係ないけど僕はこの人が私服とモトクロスジャージの姿しか見ていない気がする。
しかし仕事は普段とは想像も出来ないような業種で、
とても旧車や変わったのりものが趣味とは思えないだろう。
なのでこの人がスーツ姿で働いている所を想像すると実に微笑ましい。

会社に帰ったら他の仕事の車が届いていたので、
お昼は簡単に済ませて急いで仕事する。
その車は軽自動車なんだけど2万キロ乗ってるわりにはとても綺麗。
オーナーの車への愛情が伝わってくるみたいだ。
こう言う人が増えれば僕も楽が出来るんだけど、
そんな人ばかりになったらウチの会社の存在意義が無くなるか。
しかし車を愛する人が増える事はとても良い事だと思う。
そして少しは楽をさせていただきたい。

この車の仕事も終わり納車したら歩いて会社に帰り、
急いで次の仕事をしに大型車のディーラーへ向かう。
そこでは2台も仕事の車が待っていたので到着早々に帰りたくなるが、
納期も迫ってる様子なのでサクサクと仕事をこなす。

この2台のうち1台は初年度登録が20年ほど前のトラックで、
ウチで取り寄せた部品もこれでラストだったらしい。
なのでこの部品だけは壊さないように作業したけど、
こう言う作業はなかなかスリリングで、
終ってみれば良い疲労感しか残らなかった気がする。

こうして長い1日は終わり激しく疲れたけど、
夕飯の買い物に行った時の支払い金額が何と1111円とピンゾロだった。
こう言う事があるだけで明日を生きる希望が見えてきたりするから不思議だ。
明日はあまり忙しそうではないけど頑張りたい。


そんな訳で超久しぶりに日記調に書いてみましたが、
今年も残り少なくネタも無いのでしばらくは適当に書いて、
残りは毎年恒例となった今年を振り返る事でも書いて、
今年は早めにブログを終わりにしたいと思います。
まぁ、次回も適当に見て下さいな。



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ミニモトがビッグバイクに負けてるのはエンジンパワーだけ

2008年12月16日 18時44分39秒 | ゴリラ、整備やカスタム編
やぁ。12月に入り皆さんはお忙しいかな?
「のりもの倶楽部」南信州版でございますよ。
って言うか12月に入ったと思ってたらもう半月終ってるよ…
どうせ半月経てば暇になるんだけどね。
月が変わるだけなのに皆は何を忙しそうにしてるんだか。


この間から修理で預かっていたモンキーリミテッドですが、
プラグ交換してエンジンはかかるようになったので他の整備をします。
と言っても錆だらけの車体は手を付ける気になれんので、
操作系の整備を重点的にですけど。

まずはワイヤーと言うワイヤーを全部外してワイヤーインジェクターでグリスアップ。
おかげでブレーキのゴリゴリ感は消え、
アクセルとクラッチの操作感覚もスコスコでございます。
頼まれてた訳ではないですが、
ここまでやってあげれば多少は安全に走ってもらえるでしょう。

で、一通り終ったので試運転してみたんですが、
どう頑張ってもフロントのブレーキが効かない。
これでは恐ろしくて乗ってらんないのでホイールを外してみたら、
上の写真のような有様…
ライニング内に水が入ったのか表面がすっかり錆びていて、
久しぶりに動かしたもんだからシューの表面に錆が載ってしまったんでしょうな。

まぁ、原因は分かったので表面を荒めのペーパーで磨いて、
内部をエアーで吹いて終了。
シューが錆びてポロっと剥がれてなくて良かったですわ。








フロントブレーキを操作していて分かったんですが、
ランプが点灯する時としない時がありました。
なのでレバーの根元あたりにあるスイッチを分解してみたところ、
接点と導線を繋いでいるハンダが剥がれてしまっている事が判明。
こんな事で部品取るのも嫌だったので、
自分でまたハンダ付けして修理しておきました。

ちなみにこのスイッチは先端が出ると導通するタイプ。
こんな物いくらでも修理できますねぇ。
今はちゃんとしたスイッチユニットに変わってしまってるので、
ほとんど見なくなりましたけど。

とりあえずやりたい整備は全部終らせたので、
ウチの駐車場をグルグル回って見ましたが、
ホイールベースが短いのでとても楽しい♪
やっぱ足りないくらいのパワーが逆に面白くさせてるんでしょうね。
大きなバイクに乗ってるとこう言った感動も忘れがちですが、
実はこう言うバイクにはまる人ってビッグバイクユーザーが多いんだよなぁ。
まぁ、僕もその一人ですけど。

そんな訳でこのモンキーの修理のお話はおしまい。
とても小さいバイクですが良い経験させてもらいましたが、
今度からはもっと大事に扱ってもらいたいもんですわ。
きっとメッキモンキーの希少さが分かってないな…

次回からは組み立てに入った横型エンジンの話でも。
問題は書いてる時間が取れるかどうかなんだけどねぇ…
でもまた見て下さいな。



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週の始めはだいたい忙しい

2008年12月15日 19時44分10秒 | オートバイのある生活
今日も携帯から。

モンキーはすぐ返せるまで仕上げました!(b^ー°)

やっぱ小さいバイクは面白いわ♪
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現場には現場の生きた整備テクがある タイヤ空気圧管理編

2008年12月12日 21時32分40秒 | 自分で出来るメンテナンス編
やぁ。明日も仕事が決定しててイライラしてる「のりもの倶楽部」南信州版でございます。
首切られないだけマシなのですが、
僕の首切る=会社倒産の図式になるから無理でしょうなぁ。
こう見えて結構稼いでるし。

昨日まででタイヤの空気圧低下の怖さは分かってもらえたと思うのですが、
実際管理するとなるとまた色々ありまして。
まぁ、これから書く事をマネしてもらっても構いませんが、
しつこいようだけど何か大変な事が起こっても僕に責任をなすりつけないように。


ところであなたはどんな車に乗ってますか?

車の場合ほとんどの方は純正サイズのタイヤを装着されてると思いますが、
その空気圧ってのはメーカーが車重などを考慮してはじき出されたものなので、
普通に乗ってれば指定空気圧で結構だと思います。
問題は使い方や目的などです。

ウチのお客さんにダイハツのコペンって言う、
軽自動車の2シーターに乗ってる方がいらっしゃいましてね、
その車であちこち長距離旅行に出かけるそうです。
その方夫婦は結構体重重そうなんですが、
荷物を積めるだけ積んでも足りずにルーフのキャリアも満載にして、
高速使って旅をしているのだそうな。

ここで考えてもらいたいのが空気圧。
そもそも大荷物を積んで飛んで歩くような車ではないし、
乗ってる人も重い訳です。
メーカーが考えてる使い方とは違ってくるんですよ。
と言う事はタイヤにかかってる荷重も多くなってる訳で、
当然タイヤは潰れて編磨耗してしまいます。
なので重さに合わせて空気圧も変えていく必要が出てきますね。

これもウチのお客さんなんですが、
その方は電気設備屋さんで軽の箱バンに乗られています。
当然出先での仕事が多いですから、
車の後部は荷物で満載、それでも足りずにルーフにハシゴを何本か積んで使われています。
もうほとんど過積載ギリギリ、もしくは少し越してるかも…

こんな車に指定空気圧では少なすぎるんですよ。
僕が空気を入れて行った結果、
タイヤの潰れ方で判断しても3キロ以上入ってないと、
編磨耗もするだろうし、だいいち抵抗が多すぎて走れません。
本当はそんな使い方してほしくはないんだけど、
まぁ仕方ないので車に合った空気圧管理だけはしておいたつもりです。

上の例は極端かもしれないですけど、
乗用車に多くの人乗せて出かける機会があったら、
少しでもいいので空気圧を高めにしても良いのではないかと。
ガススタ行けば簡単に管理できるし、
「ガソリン入れてくれないと空気入れるのは有料」なんて所は
憎まれ口叩いて他のガススタ行けば良いです。
僕なんかは知らないガススタでも空気圧は自分で点検する代わりに無料でやらせてもらってます。
→「空気はタダだから」って言う考えは間違ってますかねぇ…

タイヤのサイズを変更しておられる方ですが、
中には40扁平とか35扁平なんていうペラペラなタイヤも存在しますな。
こう言うタイヤの場合、一番怖いのは何かに乗り上げてのリムヒットです。
空気圧が今までと同じでは何かに乗り上げた時にリムを曲げてしまうかもしれないので、
指定空気圧を無視して高く設定する必要があります。
僕の場合なら3キロくらいは入れてないと不安かなぁ。
なのでタイヤ編磨耗するもの嫌だけどリムヒットも嫌って人は、
スピード出さずにユックリ走るしかないでしょうね。
サイズによっての空気圧はショップなどの専門家に聞くのが一番。
色んなタイヤ見てるのできっと力になってくれると思います。

このように使い方によっては空気圧だって変えていっても良いと思うし、
だいいちレースやってる人なんて指定空気圧なんて守っていませんて。
まぁ、あれも特殊な使い方になるので何とも言えませんが、
その代わりにグリップの一番良い空気圧とか、
編磨耗させないための内圧やアライメントなども探って管理してる方がほとんどです。

これが公道走ってる一般の方だとすると、
別にグリップ主義の空気圧でなくても構わない訳だし、
むしろ編磨耗させずにタイヤが減っていくような内圧の方が良いと思うので、
多少は多めに入れたり少なめに入れたりしながら、
編磨耗しない内圧のデータを探る、なんてものアリだと思います。
車の使い方も目的も人それぞれ、気温だって冬と夏とでは大きく違うので、
「これだ!」って言う目安は無いんですけどね。

あと、これはバイクでの話になりますが、
中には指定空気圧3キロ、なんて言うとてつもなく高い指定の逆輸入車があったりします。
でもこれは「タイヤ令間時からでも一気に300キロまで加速して巡航」なんて言う、
特別なシチュエーションでもバーストさせない事を想定した空気圧なので、
そんな使い方しないのであれば普通の内圧で構いません。
僕のCBなら2.2キロとか、そのくらいだったと思いますよ。
そもそも知ってる人ならタイヤ暖めてスピード出すでしょうし、
だいたいこの国にそんなスピード出るバイクは不要だと思うんですけどねぇ。

で、実際管理となった時の話なんですが、
内圧を測るゲージって実は結構バラツキがあるんですわ。
なので自分で内圧管理する場合、
「俺はこれしか使わない」ってのを決めておいても良いと思います。
内圧ゲージは精密部品なのでショップのが絶対正しいって事はないと思いますし。
ウチではミシュランのゲージ使ってますがメチャクチャ高いです…

こんな感じで「タイヤ空気圧は自分で多少変えてもOK」と僕は思ってますが、
最後にそんな僕が働いてる現場はどうか?って事を書いておくと…

ある日ウチに定期点検で預かった車がありまして、
その車には枯葉マーク、じゃ無かった、紅葉マークが貼られてました。
つまりお年寄りが乗ってる車って事ですな。
当然空気圧なんかイチイチ点検する事も無いと思うので、
内圧低すぎでタイヤの外側だけしっかり編磨耗と。
ここで指定空気圧を守っていてもどうせチェックはしないと思うので、
0.5キロほど内圧を高めに設定して返してあげました。

本当はやってはいけない事だと思ってるんですが、
アドバイスしても直ぐ忘れるだろうし、チェックの方法すら知らないと思うので、
乗り心地は多少悪くなると思いましたが、
内圧チェックされてなさそうな車はいつもこうして返してあげてます。
その方がタイヤにとっても、ユーザーにとっても良い事だと思いますから…

そんな訳で2日に渡って空気圧の話をパンパンに膨らましましたが、
僕が思うに趣味で乗り物と付き合ってる人こそ、
空気圧管理はサスペンションセッティングと同じように、
自分でどんどん弄っていくべきだと思います。
当然ですが安全が第一、それが確保できた上での話しですけどね。

次回はやっと進展のあったモンキー復活のお話でも。
また見て下さいな。



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現場には現場の生きた整備テクがある タイヤ空気圧考察編

2008年12月11日 19時14分54秒 | 自分で出来るメンテナンス編
やぁ。いよいよ年末のバタバタに巻き込まれた「のりもの倶楽部」南信州版です。
ただ単に月が変わるだけなんだけど年末はなぜか忙しいですな。
頼んでもないのに仕事が尽きなくて若干疲れ気味です…

昨日はホイールナットの締め付けについて語ってしまいましたが、
本日はタイヤの空気圧管理のお話です。
「そんな話で話題が膨らむのか」などと言われそうですが、
何か気にかかる事があったら是非試してもらいたいですね。
再三申し上げるように、ワタクシは一切責任を負いませんが。


タイヤの空気圧、ちゃんとチェックしてますか?
僕が知る限り、ほとんどの人は空気が少ないまま走っているように思います。
タイヤ内の空気は自然と抜けるし、気温によっても内圧は日々変化します。
なので調整が必要なんですが、
そんな事知らずに平然と車に乗ってる人も中にはいるようですね。

タイヤの内圧が下がるとどうなるかと言うと、
まずはタイヤ接地面の両端が編磨耗するようになります。
車のタイヤは角が立った風船と同じなので、
サイド部分がたわんで両側の接地圧が上がってしまうのが原因のようですね。

もっと内圧が下がるとどうなるか。
空気圧1キロ以下などで高速道路を飛ばすと、
タイヤ表面が次第に波を打つようになりバースト、
つまりタイヤが細かく弾け飛びます。
これが最も恐ろしいスタンディングウェーブ現象って奴ですな。
高速道路でタイヤの破片を見かけたらそれと思ってまず間違いないでしょう。

スタンディングウェーブは経験が無いのですが、
内圧が下がるとタイヤのグリップも下がる経験をした事がありました。
これはバイクでなのですが、
交差点の立ち上がりでいきなりテールスライドするので見てみたら、
内圧がほとんど無かったって事があります。
パンクに気が付かずにいるとこんな感じになるので、
さっさと修理した方が身のためですね。

車の場合腰砕けのような感じになり、
曲がってる時にフニャフニャした手ごたえになりますが、
逆に乗り心地が良くなった感じさえ受けるかもしれません。
が、乗り心地のために危険に身を晒すのはナンセンスです。
それと内圧低下は燃費の悪化にも直結します。
転がり抵抗が増えるので当たり前なんですが、
省エネだのエコカーだのとワーワー言うくらいなら、
タイヤの空気圧くらいチェックしとけと声を大にして言いたいですね。
この間なんかタイヤがペッタンコのプリウス見たよ。
何がしたいのかと小1時間(ry

と、まぁこんな感じで内圧低下はデメリットしかないのですが、
入れすぎも当然良くない訳で、
内圧過多もグリップ低下やタイヤ中央の編磨耗など、
どっちを取っても良い事はありません。
だいたい空気入れすぎてたらタイヤ減るのが速かったから早期交換なんて、
本末転倒以外の何者でもありませんし。

入れすぎは確かに転がり抵抗が大幅に減るのですが、
タイヤは大きく膨れ上がり接地面も減少し燃費は向上するものの、
タイヤ減るのが速くなるので、
結果として財布へのダメージは大きくなります。
少なすぎも入れすぎもデメリットしか無いって事ですわな。

「じゃあどれだけ入れとけば良いのさ」って事になるけど、
車には必ず指定空気圧の表記がされてて、
車はほとんどが運転席ドアを開けた所、
バイクはチェーンカバーなどにシールとして貼られています。
だいたい2キロから多くて3キロくらいだと思いますが、
それを守ってりゃ良いのかって言うと、
そんな当たり前の事を語っても面白くない。
そこで当倶楽部的な空気圧管理の事でも書きたかったんですが、
思ったより長くなってしまったので次回にします…

それではまた見て下さいな。


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現場には現場の生きた整備テクがある ホイールナット編

2008年12月10日 17時54分21秒 | 自分で出来るメンテナンス編
やぁ。年末なのになぜか暇してる「のりもの倶楽部」南信州版です。
ボーナスは大丈夫か心配になるけど、
その前にソ○ーで16000人の人員削減なんて話聞くとゾッとしますな…

本当は横型エンジンのネタも用意できたのですが、
今日は変わった体験をしたので今回は別の話でも。

この頃本業とは全然関係ない定期点検整備をよくやらされてるんですけど、
ホイールナットの締め付けが強すぎる車が立て続けに3台も入ってきまして。
どうやらオイルとタイヤの交換はガススタでやってもらい、
点検はウチに入れてくれるお客さんのようなんですが、
同時期に3台購入したのかナンバーも続けて登録されてて、
走行距離も同じくらいだったかな。
福祉車輌なので点検などには気を付けているんでしょうね。

んで、いつものように車をリフトに載せてホイールを外そうとするんですが、
ナットがとても硬く締め付けられててインパクトでは歯が立たない。
仕方ないのでレギュレータで空気圧を上げて試すもダメで、
結局はトラックなどで使う大型のインパクトを持ってきてようやく外れました。
どうやってここまで強く締め付けたか不思議なくらいですわ。

こんな車が3台続いたんで、ここは僕が実際行ってる、
タイヤ交換の際のナットの締め付け方法でも書いておこうと思った訳なんですよ。
「何を今更」とか言われそうですが、
簡単な事でも基本はとっても大事ですし。
とは言ってもマネして何か失敗しても当倶楽部は一切責任取りませんが。

これは僕の場合なんですが、
まずはホイールナットはいきなり締め付けないで、
4穴の場合だと上と下に位置するナットだけ、
まず先に何回かに分けてとても軽く締め付けていきます。
そうすれば1本をいきなり締め付けるよりも、
ホイールを本来の位置に固定する事が出来る、
言い方を変えればハブに対してホイールセンターが出るんですね。
そうしたら残りのナットも軽めに締めて、
車を下ろした後はトルクレンチで締め付けトルクを管理して終了。
こんな感じです。

1本のボルトだけいきなり強く締め付けてしまうと、
ハブに対してホイールの位置がずれた状態で固定される事になり、
そうなってしまうと本締めしても締め付けトルクを強くしないと、
車を下ろした状態ではホイールが本来の位置に戻ってくれないんですね。
締め付けトルクが強すぎる車の場合、
センター出しをしないでいきなり勢い良く締め付けたケースが多いです。

それとトルクレンチですが、もし無くてもクロスレンチで十分です。
強さは例えるのが難しいですが、
足で踏んで締め付けるなんて論外。
手で締めても体重をあまりかけなくて十分なくらいですし。
当然最後の最後にインパクトは使いません、って言うか当たり前なんですけど。
締め付けトルクが強すぎる場合は、
インパクトで無神経に締め付けられてる場合があるかもしれませんねぇ。

トルクレンチを使う場合でも、
軽自動車と普通車ではボルトの太さが違う場合があるので、
車に合わせてトルク変更が必要になる場合もありますが、
これに関しては自分の車の締め付けトルクを調べた上で行うのがベターでしょうな。
僕の場合は1台1台のトルクなんて知らないので、
経験に基づいてクロスレンチで本締めしています。

こう言うブログ見てる人は自分でタイヤ交換する人多いと思いますけど、
どんな車でもセンター出しとトルク管理は絶対必要なので、
知らなかった人は是非試してもらいたいですね。
ネジ山をかじってからでは遅いですから。
それとナット後部が袋状になっていないオープンの奴は、
ボルトにグリスを塗ってから規定トルクで締めればOK。
ちゃんとしたトルクならナットはまず緩みませんし、
防錆の効果もあるので袋ナットの場合でも防錆の意味では有効だと思います。

そんな訳で長くなってしまいましたが、
ついでなので次回はタイヤの空気圧管理のお話でも書いておきましょうかね。
ここにも現場ならではの生きた整備テクニックがあるってもんですよ。
それではまた見て下さいな。



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モンキーリミテッドの修理 その2

2008年12月09日 16時43分22秒 | ゴリラ、整備やカスタム編
やぁ。髪の毛の色を変えたのに誰にも気付いてもらえなかった孤独な男、
「のりもの倶楽部」南信州版でございます。
回りがどれだけワタクシを見ていないかが分かろうと言うものだ。


現在入庫中のモンキーリミテッドですが、
プラグに火が飛ばない症状だったのでまずはポイントの調整から。
上の写真がポイント調整中なのですが、
昔はポイント調整のやり方は面倒で書かなかったので、
今回は真面目に書いておこうかと。

まずはエンジンから出ている4ピンのカプラーを外し、
中の黒と白の線に適当な電線を装着します。
そしたらこれまた適当なバッテリーと12Vの電球をはさむように回路を作り、
最後はエンジンにアースする、コレだけです。

そうすると電球が点くはずなんですが、
そしたらローターを回してクランクケースの切り欠きのところに、
Fのマークがピッタリの所に来た時電球が暗くなればOKと。
暗くなる理由はポイントが離れた瞬間に、
イグニッションコイルに溜まっている高電圧な電流がプラグで点火するから。
それが点火タイミングになるからです。

もしずれてたらポイントを固定してるネジを緩め、
点火タイミングの所で電球が暗くなるように調整して固定する、と。
僕はいつもこんな感じで調整してます。
調整する機器も手作りなのでコストも全然かかりませんよ。
電球だってウインカーのソケットをそのまま使ってますし。

本当は6Vのバッテリーか乾電池と豆電球で回路を作らないと、
ポイントのコンデンサーを痛めそうな感じがするので、
12Vバッテリーを使うのはやめた方が良いんでしょうね。
しかし元気な6Vのバッテリーって見たことないですが。
6Vエンジンは発電量が少ないので必ずあがってるくらいですからねぇ。

んで、このエンジンは走行距離が2000キロくらいしか走ってないこともあって、
ポイントがビタイチずれてませんでした。
そもそもポイントが多少ずれていようがプラグには点火しますから。
これは一種の確認作業ってことですね。

そしたら弱った。
いよいよ原因が分からないのでスターターの配線を疑うのですが、
その前にプラグを交換しておこうかと思って、
我が倶楽部にストックされている6Vエンジンからプラグを外して、
そいつを装着してプラグをアースしてキックすると、
勢い良く火花が飛びはじめるではありませんか。

なのでプラグを戻してからキャブにガソリンを送りキックしてみると…









「ブォーン、ポンポンポンポン…」

これにてモンキーリミテッドの修理は 糸冬 了 。
って言うかプラグくらい交換してから持って来いやヽ(#`Д´)ノ

まぁ、整備士って奴は面倒な作業する前に、
必ず簡単な事から片付けていくので、
今回のように早くて簡単な原因で究明できるケースは意外と多いです。
よく難しく考えすぎて、
エンジンが回らないのでキャブに調整したら、
ホントの原因はプラグだった、みたいな事になりかねませんし。
→実は昔から難しく考えすぎて深みにはまるタイプ

僕はこのブログで何回も同じ事書きましたし、
誰にも口酸っぱくして言ってますが、
プラグは掃除するものではなく、迷う前にサッサと交換する物です。
今だプラグを外してワイヤーブラシでゴシゴシやってる整備士のおじさんもいますが、
電極を傷めるだけなので全く意味はないです。
即座に止めましょう。そして潔く交換しましょう。

僕の場合、バイクのプラグは5000キロほど走ったら交換。
これは車に比べて最高回転数がバイクは高いので、
バイクのプラグの寿命は短いです。
火花を飛ばした数だけプラグは少しずつ弱っていくものですから、
ある程度走ったら外したとしても掃除しないようにしましょう。

キャブの調整の前には必ず新品を装着。
もしカブらせてしまったら掃除しても無駄なので潔く交換が基本です。
プラグがガソリンでビタビタになってしまったら、
エアーを吹いて乾かせばOKです。
ライターで乾かすっていう手もありますが、
僕はススが電極につくのが嫌なので出先以外では使いません。

どれだけ点火系が進化しようがこれが最終的に火花を点火するのはプラグです。
しかも高温に晒されて吸入時にはガソリンで冷やされる。
とても過酷な場所で地道に仕事してる謙虚な奴です。
ねぎらいのつもりで掃除したくなる気持ちは痛いほど分かりますが、
これがプラグの運命だと思って潔く交換して下さい。

そんな訳で最後は説教チックになってしまいましたが、
これでプラグの大切だが分かってもらえれば光栄でございます。
次回ですが、このバイクをこのまま返しても怖いので、
車体の総合的な点検を行っていくつもりです。
また見て下さいな。



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何か忙しいな…

2008年12月08日 17時47分04秒 | オートバイのある生活
また携帯から。

モンキーはエンジンかかりました♪

詳しくは次回で(・o・)ノ
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モンキーリミテッドの修理 その1

2008年12月04日 17時54分09秒 | ゴリラ、整備やカスタム編
やぁ。横型エンジンマニアの「のりもの倶楽部」南信州版でございます。
僕がマイゴリラを買ってからまだ10ヶ月。
何台の横型エンジン車に触ったんだろうか。
僕が選ぶ今年の漢字は間違いなく「猿」ですね。

少し遅れましたがやっとモンキーのお話。
このバイクは友人の近所のオッサンの所有するモンキーなんですが、
全体がメッキのとこを見るとっどうやらリミテッドみたいですね。
しかし手入れが悪かったために酷い有様です。

何で修理することになったかって言うと、
しばらく放置しておいたらエンジンがかからなくなったらしく、
友人も一応バイクいじれる人間なのでキャブ洗ったみたいなんですが、
それでも今だ不動の状態でいよいよ僕の出番、と。
こんな感じでしょうかね。

僕としても同じくキャブから始めるのですが、
その前に汚くて仕方ないので、
まずは洗車からスタート。
洗剤や灯油などを使って丁寧に洗車していきます。









とりあえず洗車は終りましたが、
錆が酷いのであまり綺麗になった感は無いです。
しかしエンジンがかかればそれで良いって言う依頼なので、
細かい錆取りなどは今回は行わず、
走れるようになったらそのまま返却するつもりです。

とは言ってもワイヤー類やブレーキはしっかり手を入れるんですけどね。
走るだけで止まらないバイクでは恐ろしくて返せませんし。
なのでやっぱりそこそこ分解が必要かな。

これが僕のバイクだったら洗った直後にバラバラになり、
錆取りやエンジン交換もするんだけどなぁ。
もしくはウチにあるストックのパーツ組んで、
どれくらいのパワー出るのか試してみたい気持ちもありますが。









チェーンですが、ホコリと泥が酷くて取れなかったので、
ここだけは取り外して灯油に漬けて汚れを落とします。
交換の必要は無さそうでしたが、
このまま走られるのも嫌ですからねぇ。

エンジン左のカバーも取り外して洗車と点検。
エンジンの番号はZ-13○○からなので、
どうやらLクランクみたいです。
SクランクとLクランクではローターが全く違うので目視ですぐ分かりますね。

LクランクとGクランクではローターが同じなのですが、
違うのはクランクのストローク。
LクランクはGクランクと比べてストロークが短いのですがGクランクと排気量は同じ49cc。
つまりピストンヘッドの高さも違い、
S,LクランクはピストンのピストンピンハイトがG,Rクランクより下になってます。
簡単に言うとG,RクランクにS,Lクランクのピストン入れると、
燃焼室を突き上げるって事ですかね。
なので流用は慎重に。

そんなマメ知識は置いておき、早速キャブを洗ってキック。
本来かかりやすいエンジンなんですがウンともスンとも言いません…
キャブにガソリンは行っているので、
プラグを外してアースしてからキックしましたが、
どうやら点火系の異常の様子。
どうしたもんかねぇ…

まぁ、このエンジンと言うかこのバイクの点火系の配線は、
ビックリするくらい簡単なので、
ポイント調整をして異常が無ければ、
後はスターター系の配線しか疑う所無いんですけどね。

そんな訳であれから数日経過しましたが、
直ぐ修理出来そうなのであのまま放置してあります。
次はポイント調整の事でも書けるかな?
まぁ楽しみにしてて下さいな。



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