先ずお詫びなんだけどまたメールをいただき過ぎてしまい返信が追いつかず、
何日も待たれている方もおられると思うんだが大変申し訳ないです。
ただ返信は必ずしますので気長にお待ち下さい。
少し前に紹介した中華エンジンによく採用されているCタイプのキックスタートをBタイプに変更するメニューなんだけど、
コレがまた意外と好調と言うか変更したいと言うメールをかなりいただいており、
こんなに人気あるならもっと前からメニュー化すれば良かったかなぁ、と軽く後悔している。
中華エンジンとかだと始動にまで気を使う方なんてあまり居ないと考えていて、
安いエンジンなんだし色々やってると高くなっちゃうし、
そこにお金使うならパワーアップ路線の方が当たると思ってたんだが、
やっぱりと言うか当たり前なんだが皆さんはエンジンを壊したくないに決まってるからねえ。
写真なんだが新品のBタイプキックスピンドルキットで、
カブの3速を4速にするために必要だったから購入したんだけど、
ホンダ純正の部品で揃えてるとお金かかるんでデヤンのキットもアリかなぁと思う。
ただラチェットギアとピニオンスプリングは別で用意するんだけど、
金額は調べてみて考えても良いとは思うわ。
ちなみにBタイプに変更するにあたり必要なのは写真の黄色い袋に入ってるラチェットスタートギアで、
部品番号は28221-178-000
あとスターターピニオンスプリングは28271-121-690
デヤンのキットを買ってこの部品を用意すればBタイプにはなるんだが、
今では写真のようにフルキットも安価に販売されている
こちらはヤフオクで販売されているから送料や手数料はかかるものの、
ピニオンギアを移植するだけで装着可能だからこのキットの方が良い気がする。
中国製だからよく耐久性などを気にされる方もいるんだけど、
ちゃんと圧縮を抜いて上死点が出ているなら全く問題なく、
ただ知らない方は圧縮を抜くなんて聞いてない場合は2スト蹴りをしてアッサリ折ってしまうが、
これは国産の部品でも間違った使い方されるとやっぱり折れてしまうので、
圧縮はちゃんと抜いて安全に始動していただきたいと思う。
そう言えば少し前にかなりハイチューンされたBタイプのエンジンの始動をしてみたんだけど、
ケッチンは来ないんだが私の蹴り方が悪いのか全く始動せず諦めた…
まぁ私はSR400の始動すら出来ない貧脚だから普通の男性なら問題は無いと思うが、
やっぱりキャブのセッティングなどもバチッと合ってないと始動は難しいんだな。
ちなみに始動に困らないためのキャブ選びなんだけど、
28ミリとかだと始動に苦労するんだけどPC20など比較的小径のキャブだと始動性はバツグンで、
ヨシムラさんのMJNシリーズも始動性は良いんだが、
MJNニードルとノズルガイドは消耗品だから高い部品でもないので定期交換を推薦している。
あとキャブの口径の選び方なんだが、
こればかりは私の体験でしかないんだけどアクセルを全開にするとパワーが逆に出ないとか、
一定以上開けると回転が上がらない場合は口径が大きいから、
少し小さめかな?くらいのサイズが丁度良かったりして、
GPX125なんかだと24ミリとか26ミリくらいまでにしておいた方が良いと思う。
昔使ってたタイガーエンジンにOKO30を装着していたけど半開以上はほとんど使わなかったから、
それならPC20の方が良かったと今更だが思うわ。