今日は雨で嫌だった運動会はなくなったからまたエンジン作り。
ツーリングは昨日あれだけ走ったからまぁ満足だ。
あれだけって言っても300キロくらいだけなんだけど。
前に買った中華ATVエンジンからピストンを外してススを落としてたら、
ピストントップに変な傷を発見。
まぁバルブがピストンに接触したんだろうね。
普通ならピストンとバルブは当たらないんだけど、
中華110ccの構成でこうなるって事は、
バルブタイミングがずれたまま使ってたんだろう。
エキゾースト側のヒットだから、バルブが閉まる前にピストンが上がってしまった、
つまりカムが遅れた方向のまま1コマずれた状態で組まれてたんでないかな?
買った時はヘッド付いてなかったから分からんけど。
実はカムがノーマルの中華エンジンはバルタイが1コマずれた状態でもエンジンはかかってしまう。
だけどそれは正しいバルタイではないから、
新品のエンジンを買ったら正しく組まれているかどうか確認してほしい。
俺が中華110ccのエンジンを初期オーバーホールする時は、
ピストントップを精密に出して、そこを目安にバルタイを出してるんだけど、
セル付きのエンジンでない限りケース側にトップの切り欠きは無いんだからいい加減なもんだわ。
クランクなんだがどうやって作ろうか考えながらクルクル回してたんだけど、
未だ方向性は見えずまだ加工してない。
売る事を考えると振動が少ない方向で作った方が良いとは思うんだけど、
まぁ当たり前なんだが単気筒なんだから振動が無くなる訳ではないし、
そもそもエンジンの中でガス爆発を起こしてる訳だから振動があって当たり前だし、(これ忘れがち)
そのエンジンにステップが装着されてるんだから痺れないように作れと言われても当然無理な話。
だからクランク1つ取って振動を語るのはおかしな話なんだけど、
クランクを回してみてアンバランスに回るのだけは取れるから、
それだけで良いかなぁとは考えている。
ウェイトをザックリ切っても良かったんだが面倒だし。
単気筒で振動を減らしたかったら芯出しがかなり効くから、
ツーリングメインくらいでは何もしなくても何ら問題ない。
ただレーシングクランクみたいにして組んだ方が高値は付きそうなんだけど、
まさか中華エンジン積んでカートコース走る訳でもないだろうしなぁ…
それに登りがしんどいエンジンは疲れる…
まぁガスケットが来るまで考えれば良いんだけど、
来週末には新しいエンジンでツーリング行きたいから悩みものだわ。
そんな訳で今日は板金の調色に使う精密秤を修理してたり、
その秤でピストンやバルブなどの重さ測ってたら終わっちゃったから、
明日はクランクをさっさと加工してガスケットでも待つさ。