南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

冬にバイクで県外に出る大変さ

2014年11月30日 23時32分19秒 | イベント、ツーリング参加



昨日は天気が良いと予報で言ってたからツーリングに行ったんだが…

冬の朝って朝靄が凄いから出発するのは霧が晴れてから、
つまり9時過ぎになることがほとんどで、
そんな時間から県外に出る気にもなれないから行き先はだいたい松本や塩尻に岡谷や諏訪や茅野市。
つまり先週と同じルートを、今回は逆回りしただけだった。


写真は諏訪湖で、そろそろワカサギ釣りの季節なのか船屋には結構な人がいて、
入れ食いだったからワカサギ釣りは面白そうかなぁ~、と思ったが、
寒い中を待つと言う行為が出来るがどうかが疑問。
ホントはそこそこの寒さならツーリングに行きたいんだけどね。

だから今季の冬は休まずエンジン作ったりするつもり。
薪作りは今年は休まないと貯め過ぎで置く場所無いし、
ガレージが必要無いエンジンで溢れかえってるから、
何機か処分しないとシャレにならん…





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ボアアップと言えど丁寧に

2014年11月29日 19時55分50秒 | 国産横型エンジン編



今日はブログユーザーである大吉さんのゴリラにボアアップキットを組んでいた。
何と雨の中を伊那市から飯田市まで自走してきてくださった。

このゴリラはSクランクのエンジンでヘッドのバルブサイズも大きく、
だからピストンもハイコンプにされてて、
オマケに北湖のハイカムも入れたからソコソコのパワー。
でも個人的には車体とのバランスは悪くないと言うか、
ノーマルの車体で70ccのエンジンでもあまり悪くない気がする。
ただヘッドやってもう少し排気量上げたら危ないと思うけど。










終わったら6時を過ぎて真っ暗。
バルブの擦り合わせとかもやったから仕方ないのだ。
そして先ほどまた自走で帰って行かれたが、
6Vだからライト暗いんだよなぁ。

ホントは腰下のチェックとかオイルポンプも交換したかったし、
スプロケも交換してセッティングしたかったが、
かなり巻きで作業したから時間切れ。

ただおかしな音がしたりオイルが漏れるようならまた相談して下さいな。










からの!またエンジン買っちゃった…

これ完全に酔っ払って入札したもんだから、
後になってATVのエンジンだって知ってかなり後悔。
キックシャフト無いし1次側クラッチだし、
なのにバックギアが無いから後退出来ないじゃないか。
何の使い物にもならん。

ただヘッドはビッグバルブだから、
俺がATV買ったら載せても良いけど、
欲を言えば同じ値段で転売したいくらいだ。
もしくはバックギア付きの腰下持ってるからどうにか混ぜてハイパワーなエンジンを作るとか。
夢は広がるがずくが出ないわ。

そんな訳で何とかボアアップは終わったから、
明日は晴れるみたいだしツーリングに行くかな。

今週は多忙だったから気分転換しとかないと年末の繁忙期を乗り切れん…
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タイガーエンジンのフルオーバーホール その1

2014年11月27日 21時31分18秒 | 輸入横型エンジン編


今日はなんとなくタイガーエンジンのオーバーホールをする事にした。

このエンジンは2年くらい前から使い倒して1万キロは走った。
普通ならオーバーホールしたくなる時期だし、
ミッションのギア飛びが酷かったから、
いつものようにフルオーバーホールをしてみようと思う。









山ちゃんが昔作ってくれたカムスプロケ。
今はインジェクションモンキーのカムスプロケで代用出来るけど、
昔は32丁で2穴のスプロケが無かったから、
これを使う事でハイカムを装着してた訳。

しかし素材はステンレス材だから全く減ってない。
たぶんスプロケよりチェーンの方が痛むの早そうだな。









ヘッドを取ったけど燃焼状態も良くオイルの上がり下がりも無い。

これなら開けなくても良かったかな?









カムは埼玉のボスのところのカムだけど、
軽く筋が入ってるくらいで磨けば大丈夫。

ワタクシ、色々な方に中華ビッグバルブ用ヘッドのカムは何が良いか聞かれるんだけど、
迷わずBREさんのカムを薦めている。
今じゃこのカムが入ったエンジンを2機使っていて、
さらに観賞用に1本取ってあるくらい好きなカム。

関係ないけどまたBREさんに社会科見学に行きたいなぁ。









シリンダーを取ってみたけど驚くくらい傷がない!
ピストンのオイルジャケットもそのまま残ってて、
リングもたぶん再利用が可能なレベル。
これで1万キロ走ってるなんて誰も信じてくれんだろうね。

この訳はマメなオイル交換。
俺は最低でも半化学合成の10w-40くらいのオイルを1000キロごとに交換してただけなんだけど、
それだけでこの耐久性。
オイル交換がいかに大切か分かるんでないかな?

欲を言えば完全な化学合成の10w-40を使いたいくらいだけど、
高いからこれくらいのオイルを薦めている、が、
オイルって単純に高いオイルは良いオイル。
個人的には和光ケミカルのトリプルRくらいを薦めたいかなぁ。
ワコーズってわざと言わないのが通っぽい(笑)

でもツーリングユースなら半化学合成くらいでも良すぎるくらい。
代わりにマグドレンは忘れないようにね。
モンキーのエンジンはろ紙のオイルフィルターが無いスペクラ以外のエンジンは全て、
人間で言うと人口透析してるようなもんだからオイル管理は大事なんだ。

それと裏技としてオイルを200ccほど多めに入れてて、
交換の時はエアーを使って古いオイルを可能な限り抜いていた。
よくクランク割らないとオイルは完全に抜けないとか言われてるけど、
エアーを使うとたぶん95%くらいはオイルを抜く事が出来る。

だから是非試してみて♪

今日は面倒だからここまでにしといたけど、
タイガーエンジンは125ccの中華系最強のクランクケースと言われるくらいホントに良いエンジン。
今はもう無いけどもしヤフオクで発見したら5万出しても良いエンジンだと思う。
だから持ってる人は金に困らない限り売らないように、
もしくは手に入れるチャンスがあったら逃さないようにね。

ちなみに友人の山ちゃんはタイガーエンジン2機にSPD100なんかの希少エンジンを持つ愛好家。
気になったらヒラヤマワークスで検索してブログ見てみよう。




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S15カムを使った中華エンジンを作る その10

2014年11月25日 19時15分42秒 | ゴリラ、整備やカスタム編



このエンジンを作り始めてもう10回の更新。
小出しにしすぎだがウチの倶楽部なんてこれくらいしか書くこと無いからねぇ。

今回はクラッチ側なんだが、
この手のエンジンの初心者の方用に使い方を書いておく。

写真のワッシャー、実は凄く大事な部品で、
しかも組み方が分からないって方も多かったし、
まぁ自分も初心者の頃は分からなかったんだな。

使い方なんだが…









ミッションのメインシャフトには写真のようにスプラインが切ってある。









ここにワッシャーを入れるんだが、
このワッシャーをシャフトの山同士が当たるよう回転させて…









シャフトの山に入れるようにロックワッシャーを入れる。

なんでこんな構造かなんだが、
もしこれが無かったらクラッチのナットを締めた時にメインシャフトが引っ張られてロックし回らなくなる。

でもこれを入れるとナットを回した力がワッシャーにかかるためミッションは回転する事が出来る。
だからとっても大事な部品なんだよね。

スペクラなんかはこの代わりにスラストベアリングが入ってるだけの物もあるけど、
この場合はシャフトにクラッチをナットで締めて固定されてないだけ。
この手の中華エンジンはナットで締めて固定するタイプだから絶対忘れないように。









クラッチを入れたらロックの前にワッシャーを入れる。
ワッシャーのアウトサイドって方をこっちに向くて特殊ナットで固定。
トルクは忘れたが俺はいつもインパクトだから。

インパクトは加減が分からないから不安って方もいるとは思うが、
俺みたく仕事でもインパクトを使ってると欲しいトルクがインパクトだけで出せるようになる。
俺はよくボルトとナットの声を聞くって例え方するんだけど、
仕事で別の工場なんかに出張作業に行ったりすると、
たまにネジと会話出来てない人がタイヤ交換とかしてると残念な気持ちになるな。









このエンジンはクラッチバスケットの下にオイル受けがあるから取り付けて、
自分で削ったオイルフィルターローターを入れ、
ここも特殊ナットでロックする。

ちなみにロックナットには大と小があって、
小さい方はクラッチ側で大きい方はクランク側。
もちろんここもスプラングワッシャーが入るから忘れないように。









最後にオイルフィルターローターに蓋をして完成。
蓋から飛び出たクランクの端がクラッチカバーに入る3点支持クランクの構造になっているからオイルスルーは無く、
さらにクランクの芯がズレると大変な事になるってのが容易に想像出来るね。

ちなみにタイガーエンジンはクラッチカバー側にベアリングが入っていて、
クラックランクの芯がズレても大丈夫、って事は無いがカバーが削れる事は無い。
まぁタイガーのクランクは長いから、そのための3点支持なんだろうね。

こんな感じでクラッチ側は終わり。
次は腰上なんだけどこのエンジンはここで一旦止めておいて、
次は他のエンジンを作ってみようと思う。
ミッションがブッ飛んでブローしてるみたいだから楽しみだねぇ。
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悩みの無いのが悩み

2014年11月24日 20時41分57秒 | イベント、ツーリング参加


昨日の夜友達が経営してる居酒屋さんに友達と飲みに行ったんだが、
しゃべる相手がいると食わずに飲んでばかりになっちゃうから、
今日は二日酔いでツーリングに行けなかった…

ここで宣伝なんだが、
飯田駅前のユニー通りを駅から右側を見ながら歩いて行くと「縁」と言う店があるから、
駅前で飲む場所に困ったら是非行ってみて。
俺と昔一緒に働いてた高校の時の同級生がやってる居酒屋で、
メニューも良心的な価格設定でもんじゃを焼きながら飲めたりする。
それに気遣いか凄く出来る夫婦だから、
一人で行っても美味い酒が飲めるはずだよ。

それと一緒に飲みに行った友達もついこの間パパになったらしい。
今は嫁が実家で休養中だから羽伸ばして俺と飲みに行っちゃったりするけど、
親になるってホント大変だから、
これからは無駄使いしないよう頑張ってもらいたいね。

俺だって結婚して家を新築した時に金銭感覚が変わって禁煙に成功したくらいだけど、
禁煙の覚悟なんて今から考えるとヌルいね。
ウチは子供が1人だからまだ楽なんだけど、
俺は3人兄弟だからオヤジとオフクロはホント大変だったと思う。
俺が知る限り両親に趣味は無かったし、
今では感謝しか無いもんなぁ。


そんな訳で友人二人をブログのネタにしたけど、
ホントは「頑張れ」みたいなこと言ってあけるのが普通のかもしらんが、
俺が一番頑張ってないからなぁ(笑)

まぁ言ってあげたいのは頑張れじゃなくて楽しめ、かな。
チャランポランを絵に描いたような俺の説得力の無さに自分で笑ってしまうわ。

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体の中から温まろう

2014年11月23日 19時47分52秒 | イベント、ツーリング参加




今日はホントにツーリングに行ってきた。
ルートは高遠から茅野→岡山から塩尻に出てのかなり短いルート、
でも無意味に諏訪湖を一周してきた。

今日は暖かかった上に厳寒期用の上着、グリップヒーターと足にはカイロの組み合わせで凄く快適、
たぶん2月でも気温が5度下回らなかったらまた走っちゃうかもしんない。
それ以下はキャブのアイシングと寒さで無理だと思うけど。

ところで普通の人ってツーリングの食事はどうしてるんかね?
まぁ南信ならだいたい蕎麦屋かソースカツ丼屋が混んでるけど。

俺はだいたいがコンビニでカップラーメンとおにぎりとか、
カップラーメンを持参して山の上でお湯沸かして食ってみたりが多いんだけど、
それと同じくらいなのがすき家、そう、牛丼だ。

注文する物もいつも同じで牛丼のつゆだく、サラダセットしか食った事ない。
最近じゃメニューも見ずいきなり注文すしてる。

でも今のツーリングの飯って暖まるものでないと困るんだが、
すき家はその体が芯からポカポカに暖まる食物がなんと無料で食い放題!
なんだが分かるかなぁ?











答えはガリ、つまり紅生姜だ。


ワタクシは無類の生姜好きで冷奴やカツオのタタキなんかはおろし生姜をアホほど載せるから、
チューブタイプなんて3日で終わり、
1000円くらいする業務用も3ヶ月くらいで食い終わるくらいの生姜好き。

すき家で載せるガリも一人であの壺の3割くらいを一食で食ったことあるくらい、
まさに無類、牛丼はガリだくだ(笑)

だから牛丼なんてライスとガリを同量くらい食っちゃうし、
でも丼がガリで真っ赤だと恥ずかしいから何回にも分けて取るからメンドクサイし、
会計の時にガリ代を請求されないか心配なくらい食ってる。
俺が帰ったら壺のガリが空っぽとか店としてはシャレになってないし、
食う量も写真のはまだ甘いくらい。

でもそれくらい生姜食うと一日中体がポカポカと言うかしばらく暑い。
さらに生姜ってあれ自体が体内で消化されてエネルギーになってる訳じゃなく、
生姜が体内にあるものを燃やしてエネルギーにしてる。
つまり唐辛子と同じように優れたダイエット食品なのだよ。

だからみんなも冬のツーリングの際は是非牛丼にガリをアホほど載せて食ってもらいたい。

店員さんに怒られない程度にね。

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フェンダー買いました

2014年11月22日 15時02分44秒 | ゴリラ、整備やカスタム編



最近お小遣い稼ぎが好調だったから買い物してみた。
モノはNSR50用のBEETエアロシャークフェンダー、
これって昔凄い流行ったよね。

かく言う俺も1990年代のバリマシ、バトマガ世代だから、
昔から付けてみたいな~とは思っていたけど、
フロントフェンダーに1万以上出すのは出来なかったが、
今になってゴリラをいじり出したらなんとなく付けてみたくなって、
なんとなく落札してなんとなくオーダーフォームに記入したら、
なんとなく届いたからなんとなくブログ更新してみた。

まぁしかしこれ見て「おぉ~」って言ってくれるのは同世代くらいまでで、
今じゃ倒立風のフェンダーなんかも出てるんだけど、
なんか80年代、90年代のテイストが忘れられず、
買ってはみたは良いが昔みたいにボロく作るのは嫌だから久しぶりに塗装もちゃんとしてみようと思う。
昔はラッカーでシルバーにクリアもかけず塗って乗ってたけど、
今じゃ考えられないな。
そうは言ってもブラックの単色なんだけど。










とりあえず今付いてるフェンダーの上に載せてみた。

本当は横の穴の部分に網なんかを貼るとカッコいいんだけど、
荒い網はどう固定して良いか分からんし面倒だから、
塗装だけして装置する事にする。


で、週末は2連休、しかも天気は凄く良いみたいだから、
どこかツーリングに行きたいなぁ、とは考えてるが、
県外に出るのは無理っぽいからつまらないツーリングになりそう。

でも9時には出かけられるよう早く寝るさ。

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S15カムを使った中華エンジンを作る その9

2014年11月21日 18時30分36秒 | 輸入横型エンジン編


今日もエンジン作り。
俺の場合やり出せば早いんだけどそれまでが遅いんだよなぁ。

今回はクラッチ側なんだけど、まずいつものシフトドラムストッパーなんだが、
ストッパーに重なっているディスクにアームの傷がついているね。
写真じゃ分からないが爪がかかるくらい深い傷が付いてて、
アームがこのディスクを横方向に押して強く当たっていたのが分かると思う。

つまりこのままだとシフトは重いしドラムが変な所で停止する事になり、
それが原因でギアが抜けたりして、
ミッションのギアが中途半端に噛んでブローしたりする。
中華エンジンはこんな原因でミッションブローするから、
ストッパーとアームは入念にチェックしてもらいたい。









ちなみに何もしないで仮組みするとこんな感じで、
アームが強く当たってしまうからハッキリ言うとミッションがチェンジ出来ない。
それくらい重いしこのままだと鉄粉が出まくるだろうね。

対策は何回も書いてるけどディスクにアームが当たらないよう、
アーム自体を外側に軽く曲げてやる。










あまり曲げすぎるとストッパーから外れるから、
ギリキリ接触しないよう曲げてみた。
写真じゃ分かりにくいけどアームはディスクに当たらないから、
ミッションの入りがもの凄く良くなった。

このミッションは3速からニュートラルに入ってしまう癖は無かったみたいだけど、
いつものようにストッパーの2速の谷を深く加工しておいたけど、
今回は必要無かったかも。
でも実走で飛んだら嫌だし一応ね。

ストッパーとアームは国産のエンジンも同じようにチェックしてもらいたいし、
分かってる人はみんな気にして組んでる。
それに中華エンジンの初期オーバーホールがいかに大事か分かるんでないかな?

そんな訳で今日はここまでだけど、
次はクラッチをサッサと組んだらそこで終わりにして、
いよいよ自分のタイガーエンジンを分解しようと思う。
このエンジンはホント使い倒したから中がどうなってるか楽しみだ♪


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S15カムを使った中華エンジンを作る その8

2014年11月20日 17時32分05秒 | 輸入横型エンジン編



久しぶりのエンジン組み立て。

まずは注文してあった純正ラバーマウントなんだが、
中華と比べるとフレームに当たる部分に金属のカラーが入っていて、
感じとしては中華よりカチッとした感じになると思う。

けど長さが違うため少し削って打ち込んでみたけど、
スポッと抜けた中華に対して全然入っていかない。
まぁオイル塗って打ち込めば良かっただけの話なんだが。








ガスケットはオイルを塗ってから組むと、
次に分解する時に張り付かなくなる。

ただ国産のガスケットは張り付きやすい、けど裏を返せばシール効果は高いって事。

どちらを使うかはあなた次第。









キックシャフトはポンチマークをちゃんと合わせて組まないとキック出来ない構造。
これはCD90と同じだけど、
プライマリキックの場合はまた違う構造だから紛らわしい。

ここはキックペダルを付けて実際に回してミッションが回ればOK。
一緒にどれくらい遊びがあるかも点検しておこう。

ちなみに組み方が間違ってると、
カチカチと音がしてキック出来ないからすぐ分かるよ。









クランクケースのボルトは締め付けトルクが1キロ程と決まっているが中華はデタラメがほとんど。
もし閉めた感じが変だったらタップを使って修正しよう。









いつもはクラッチ側から組んでいるんだが、
今日は趣向を変えてジェネレーター側から。

気を付けてもらいたいのはシフトドラムのセンサーで、
位置をちゃんと合わせずボルトを締めてしまうと、
センサーは壊れるしニュートラルの位置も出なくなる。
前に分解したエンジンはセンサーの合わせの出っ張りが折れていたから間違って組んだんだろうね。

センサーはホントに壊れやすいから気を付けよう。










続いてオイルポンプの確認。

このポンプは傷も無くちゃんと回っていたみたいだけど、
金属片がつまると傷になったりする。
ここはバリなどがあったら神経質に掃除しておこう。

もし中でゴミが詰まるとトロコイドギアがロックしプラスチックの駆動ギアが欠けて潤滑が出来なくなり焼き付く。
オイルポンプはこのエンジンの心臓だから気にし過ぎなんて無いよ。

組み立て終わったら抵抗がないか回して入念に確認する事。
間違ってるとギアが回らないからすぐ分かるんだけどね。









このポンプにはノックピンが2ヶ所に使われているから忘れないように。

それとポンプの固定ボルトは頭がプラスなんだけど、
絶対に緩まないように締め付ける。

とにかくオイルポンプは潤滑の要。
このエンジンにはオイルジェットまで作られているけどポンプのギアはデリケートだから、
何度も入念にチェックするように。

今日はここまで。
久しぶりにエンジン組んだけどボルトや部品の装置位置が全て頭に入っているから結構早く終わるし、
それにやっぱり楽しいわ。

エンジンの組み立ては少し組んではチェックの繰り返しなんだけど、
それが楽しいなんて言い出したら完全に病んでるよねぇ…

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冬場のキャブトラブル

2014年11月18日 16時33分34秒 | ゴリラ、整備やカスタム編


この間の日曜日、朝早くからツーリングに出かけて、
寒さに勝てず50キロ程走っただけで帰ってきちゃったんだけど、
寒さの他にも諦めた理由があって、
それはキャブのアイシング。
走ってる最中にエンジンの吹けが明らかに悪くなって、
しまいにはアイドリングも出来ずにストップする。

たぶんだがパイロットの通路が凍ったんだと思うんだけど、
キャブの取り付けもこんなに横に飛び出てるのもよろしくない。
凍ってくれと言ってるようなもんだ。

対策としては冬場には走らない!と言ってしまえば終わりだけど、
キャブに走行風が当たらないようにしたり、
熱線を巻くなどすれば大丈夫。
それとやはり氷点下は寒すぎるから、
走る時間を暖かい昼間のみに限定すればアイシングはしないんでないかな。

それと、これは関係ないんだが、
今までヘッドとシリンダーからオイルが漏れていたんだけど、
最近になってそれが止まってきた。
1回でも漏れ出すと悪くなるなら分かるんだけど、
このエンジンの場合は恐らくオイルリターンではなく、
オイルがヘッドに行くスタッドボルトの方から漏れていたみたいで、
Oリングが膨張したのかは知らんが最近では気にならないくらいになってきた。

だから次に修理する時には使い回していたリングを新品にするだけで良さそうな感じなんだが、
予備予備エンジンにばかり構ってもいられないから、
タイガーエンジンやWIN120をサッサと直したい。
特にタイガーエンジンみたいな凄く良いエンジンをほったらかして、
一般的な中華エンジンばかりいじってるのも変な話なんだが、
完成度としてはオイル漏れしなければ今のエンジンの方が上。
まぁタイガーの方は腰上のオーバーホールしかした事ないんだけど、
タイガーの方を腰下からやったとしても今のエンジンの方が、
パワーの出方とかは俺に合っているような感じがするんだよなぁ。
でもタイガーエンジンは絶対売らないんだが。

そんな訳でやりたい事は沢山あるんだけど、
寒くなってくるとガレージに行くのがおっくうになってダメだ。
早く暖かくならんかねぇ、まだ11月だけど。

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冬のツーリングはやっぱり辛い

2014年11月16日 15時55分41秒 | イベント、ツーリング参加


今日は早起きしてツーリング、のつもりだったが…

昨日グリップヒーター付けたし足にはカイロも仕込んだし、
1日楽しく走れるつもりだったんだけど、
氷点下の寒さの中じゃグリップヒーターなどは屁のツッパリにもならなかった。
だから1時間ほど走って帰宅。
身の程を知ったわ。

でもまだ時間はかなりあるから、
ジムニーに乗って木曽路を走ってきた。
好きな大滝村や旧三岳村などをグルッと回ってきたけど、
御嶽山は相変わらず噴煙を上げていた。

今日は全然走れなかったが寒さには勝てないから、
早くCR80を修理してみようと真剣に思ったね。
走る時間を9時から4時頃までにすれば可能かもしれないが、
辛いし遠くには行けないもんな。

そんな訳でツーリングはやっぱり無理だから、
これからはエンジンをちゃんと作って来年に備えるさ。
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グリップヒーターを装着してみた

2014年11月15日 19時44分11秒 | ゴリラ、整備やカスタム編



今日は買ったばかりのグリップヒーターの取り付け。

配線は2本しかないから簡単なんだが、
ハイスロを使ってたのが残念のがらノーマルスロットルになっしまった。
ハイスロに慣れてるとノーマルは握り直しが要るから嫌なんだよね。

それとスロットルボディはハイスロのだから、
アクセルの戻したロックが無くなってしまい、
ガレージを探したらタイガー125のボディが使えるから代用。
でもノーマルスロットルは嫌だから夏は交換すると思う。

で、スイッチを入れて1番熱くしてみたら、
なかなか高温になるからこれなら厚手のグローブとセットで暖かくツーリング出来ると思う。
ただ電気はかなり消費してるはずだから、
他の電装品はほとんど使えないかな。
携帯の充電もエンジンが回ってないと無理だと思う。

今日は厚手の靴下と足用のカイロも買って来たし、
明日は晴れるらしいから久しぶりにツーリング♪
行き先はまた南に向かう思うからたぶん伊良湖岬かなぁ。
夏場みたく遅く帰ってこれないから距離もあまり走れないと思うけど、
久しぶりのツーリングだから楽しませてもらうわ。
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新品ガスケットを使えない訳がある

2014年11月14日 21時04分48秒 | 輸入横型エンジン編



この間オイルシールの交換でクラッチカバーを外した使用中の中華エンジンなんだが、
走行中にカバーからオイルが漏れるからまた外してみた。

原因はガスケットが折れて装着されてたから、
新品を用意したんだがプライマリギアやキックギアの大きさがまるで違う。
でもプライマリキックのガスケットは無いから、
中古をちゃんと装着し再利用した。

もしガスケットを切っちゃった場合だが、
国産系はまず無いから、150ccや160ccの部品をどうにか買って使う事になる。
もしくは液体ガスケットで再利用…
一般的でない中華エンジンはホント部品で困るんだわ。

ただプライマリキックはギアをニュートラルにしなくてもキック始動が可能。
だから俺はWIN120なんかのエンジンは好きでウチには何と4機もある。

まぁガスケットなんて切った貼ったで作れるから気にしないさ。

で、週末は久しぶりに晴れるみたいだから、
明日グリップヒーターを付けてまた総点検してツーリングに行く。
行き先はまだだけど400キロは走りたいからまた愛知か静岡かな。

今年のツーリングチャンスは残り僅か。
メチャクチャエンジョイしたるぜ♪

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手と足暖かきゃツーリングは楽しい

2014年11月13日 18時54分47秒 | 一般整備編
昨日は悪い事何もしてないのに制裁人事で飯田に来ているT’oosさんのミニERAを修理。
ターンフローでインマニとエキマニのガスケットは一枚で一緒になってる構造なんだけど、
抜けてしまったらしく交換していた。
まぁ俺はただ見ていただけなんだけど。

ERAはエンジンルームが狭い上に詰め込まれているから大変そうだったんだが、
4時間ほど格闘して何とか終了。
ミニは車版のモンゴリみたいなもんだから、
俺もハマりそうな感じがしながら見ていたが、
キャブターボのアナログ感がたまらない車で、自分で直せそうだから面白い。
しかし中華エンジン好きのワタクシを散々アホ呼ばわりしてくれたが、
この車の他にもロータスヨーロッパやチンクェチェント、
さらにバイクだってZ2台にオフのレーサーまで持ってて自分で何でも直しちゃうT’oosさんもよっぽどなアホだ(笑)

その後アパートに押しかけて一緒に飲んだのだが、
そのせいで今日は二日酔い…
でもまた酒持って押しかけるさ♪









そして今日。
中華のグリップヒーターを買ってみた。
価格は3000円程とリーズナブルで配線も単純だが信頼性は未知数。
まぁ壊れても文句言えんような価格なんだけどね。

ただウチにあるジェネレータはほとんどが5極タイプだから発電量が不安だが、
あまりに酷いようならプレスカブのジェネレータを買っても良いかもしれないし、
全波ジェネレータを装着も考えてるけど、
出来ればバッテリー積みたくないからなぁ。

発電量不足で昔考えたのがセルモーターを使った倍速ジェネレーター。
例えばセル付きのエンジンで、セルは始動以外はワンウェイクラッチで回転はしないんだが、
それを加工してエンジンがかかってる時にセルモーターを回転させてやれば、
モーターだから当然発電するようになる。
誰か試さないかな。

ただ問題もあってモーターはチェーン駆動で、
さらに倍速どころかもっと回転させるもんだから耐久性が…
そもそも始動しか使わない物を常時回転で、
ギア比調べたら何と3.4倍。
エンジンが1万回転なら3万4千回転と超高速で回転させるから、
エンジンが1万回転時にモーターは秒間560回転もする計算。
モーターやチェーンは潤滑も無いし火を噴くだろうね。

そんな訳で今月はまた連休があるし、
防寒をガッツリしてツーリング行きてぇ~。
が、今年のパターンだと休日は雨かなぁ…
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S15カムを使った中華エンジンを作る その7

2014年11月10日 16時19分36秒 | 輸入横型エンジン編



今日は久しぶりに中華エンジンネタ。
最近では「南信州のりもの倶楽部」イコール中華エンジンと完全に思われているが、
全然そんなことないからね!
今年は中華エンジンのベースを買いすぎちゃったから作ってるってだけであって、
そもそも中華エンジンをオーバーホールして売ったとしても手間の割には儲けなんて全く無い。
ヤフオクでも中華エンジンをチューニングして売ってる方がいるけど、
たぶん手間のわりには儲けなんてないんだろうなぁ、って金額で落札されてるから気の毒に感じてくるわ。

さて、かなり前にケースは剥離してクランクも終わってるから組み出そうかなぁ、と思っていたら、
ロンシンの125ccによくあるラバーマウントが少し欠けていたから、
どうしようか考えたあげく新品を取ってみることにした。

本当は旋盤でカラー作ってリジッドマウントにしても良かったんだけど、
母材の金額が高く断念。アルミで作ってたらかなりな額になるし、
そこまでやっても価格上げてもなかなか同意は得られないと思うのだ。
新品だと1個400円しないし一応国産だから中華よりはマシでしょ。










とりあえずマウントを抜いてみたら1個だけ長さが違うね。
それを踏まえて注文しに行ったら、
パーツリストのどこ見ても1個だけ長いマウントが載っていない。
左側クランクケースの上側だけが長いの使ってるはずなんだが、
どこを探しても載っていなかったため、
仕方なく同じマウントを4つ注文してきた。

つまり1個だけ短くなるんだけど付かない訳ではないから、
これで我慢しておく事にする。
仕方ないではないか、背に腹は変えられん。

そんな訳で部品は明後日辺りには届くけど、
やる気が尽きたから今日はここまで。
こんなことばっかやってるから全然進まない…


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