団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

「たわけ」と云う言葉が、いまだに使われているとは。

2010-12-24 06:50:00 | 日記
昨日の朝刊の「くらしの作文」というコラムに<天国のあなたへ>というタイトルで65歳の主婦が1年前亡くなったご主人のことを、しのばれている作文が掲載されていた。

冒頭に「たわけ。おまえは、たわけだ」という文には驚きました。
今時、自分の奥さんに「たわけ」という言葉を発する人が見えたことに。

こちらの方言だと思いますが、馬鹿ということです。
意味を調べると「戯け」=ばか者と書かれていましたが、私は「戯け」でなく「田分け」という字を書くと昔聞いた覚えがあります。
子供達に田を分けて、だんだん持っていた田んぼが小さくなって無くなってしまう。そんな事をする人は、ばか者のすることだ。ということで、田を分ける=たわけ=ばか者ということでした。

しかし、今はこんな言葉を聞いたことはありません。

このような言葉を言われていた奥さんが、亡くなったご主人をしのんで、天国から大きな声で「たわけっ」としかってください。と書かれているのには、さらにビックリした。
私には、この夫婦の愛情は理解不能です。
コメント
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