団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

朝から、冷や汗をかきました。

2011-02-01 13:04:00 | 日記
今日は宿直明けでした。

7時頃 90歳近いと思える老人が玄関より入って来られました。
私は「何か?」と、お尋ねしたら、「A市へ行きたい!」と仰いました。
「A市へのバスは出ていませんので、隣りの施設からT駅への巡回バスが出ているので、T駅から乗り換えて電車で行かれますか?」と、話したところ、「この施設からA市への観光バスが出ている。」と、譲られません。
「どなたかに確認できますか?」とお尋ねしたら、「娘に連絡する。」と言われて、娘さんまで携帯電話をされていました。
「娘さんと連絡とれましたか?」とお聞きしましたら、「これから来る。」とのご返事。
とりあえず、事務所のソファに腰かけられました。
暫くして、食堂へ歩いていかれるので、「おじさん、どこへ行くの?」と歩きながら聞いたところ、隣り棟にある施設の代表者の名前を言われました。
てっきり、この施設に少しのあいだ見えた方かと思って、「おじさん、ここにいたことあるの?」と、聞いたところ、無言でした。
別棟に着いて、そこの宿直者にご紹介したところ、「先生!」と、そこの宿直者が言うのです。
「先生?」私が怪訝な顔をしていると、絵の先生とのことでした。
事務所に戻って、早番の職員さんにその話をしたところ、お歳ですので、ちょっと認知が入られているとのこと。でもこの先生は小さな絵でも一千万円はする、有名な先生だとのことでした。
この施設に、何枚も寄贈されているとのことです。
知らぬこととはいえ、冷や汗ものでした。
高齢者に話を聞き出すむつかしさを、改めて知りました。
コメント
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