団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

宮武外骨さんは、不敬罪などで入獄4回、罰金、発禁など29回の変人。

2013-12-09 09:03:48 | 日記
昨日の中日(東京)新聞に明治大正期のジャーナリスト宮武外骨(みやたけ がいこつ)さん(1867~1955)のことが書かれていました。
 痛烈な権力批判の人。不敬罪などで入獄4回、罰金、発禁など29回。
反骨の人といえば聞こえはいいが、相当な変人だったそうだ。

 外骨が編集した「滑稽新聞」の記事を引用する。1904(明治37)年3月に掲載。
 日露戦争当時の軍の情報統制を皮肉っている。

  <今の◯◯軍◯◯事◯◯当◯◯局◯◯◯者は◯◯◯◯つ◯ま◯ら◯ぬ◯◯事までも秘密◯◯秘密◯◯と◯言う
◯て◯◯新聞に◯◯◯書◯か◯さぬ事に◯して◯いるから◯◯新聞屋◯◯は◯◯◯聴いた◯◯事を◯◯◯◯載せ◯◯られ
◯◯得ず◯◯して◯◯丸々◯◯◯づくし◯◯の記事なども◯◯◯多い>
 <これは◯◯つまり◯◯◯当局者の◯◯(中略)度胸が◯無さ◯◯過ぎる◯◯様◯◯だ>

 ◯を飛ばして読めば意味は通じる。不気味な視覚効果。
外骨なら特定秘密保護法をどう書くか。百九年前に書いていた。
 以上が記事の内容です。

 今の日本のジャーナリストに宮武外骨さんのような変わり者がいたら、特定秘密保護法の危険性をもう少し早く国民に知らせてくれたのではと思う。
 安倍首相はこの臨時国会を「成長戦略実行国会」と宣言していたが、自分の生涯の目標の「改憲」に向かっての法案を第一に考え、実行しました。やはり国民よりも自分のようです。甘えたの坊ちゃんはそんなもんです。
 今や安倍さんと安倍さんの仲間の政治家は、高笑いでしょう。(苦笑)



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コメント (10)
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