団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

私たちは泣きながら帰宅したが、子どもながらにも何か悪いことをしたのではないかという罪悪感でいっぱいになった。

2020-01-28 04:56:00 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「弱者の力に仕事の原点」というタイトルで56歳の女性看護士さんが、投稿されていました。



 半世紀近く前の小学生だったとき、学校近くの高齢者施設を訪ねて触れ合う機会があった。
それがきっかけで、週末になると友人3、4人と施設に行っては入所者とさまざまな遊びをしながら1〜2時間を過ごした。

 初めの頃は施設職員も「普段あまり表情を変えない人もあなたたちが来てくれると本当に楽しそうに笑顔を見せてくれる。
ありがとうね」と言ってくれたが、2ヶ月ほどたつと今度は職員から
「ここに来るのは終わりにして欲しい。
あなたたちが来られなくなったときに入所者の方が悲しむから」と伝えられた。

 私たちは泣きながら帰宅したが、子どもながらにも何か悪いことをしたのではないかという罪悪感でいっぱいになった。

 今振り返るとボランティアが今ほど一般的でなかった時代だけに
施設側もきっと私たちの対応に苦慮したのだろうと想像する。

 あのときの弱者の力になりたいとの思いから私は看護師を目指し今に至っている。


 以上です。

>「ここに来るのは終わりにして欲しい。あなたたちが来られなくなったときに入所者の方が悲しむから」と伝えられた。

 これは無いように思います。
ボランティアは永続するものばかりでは無いと思いますから。
何か大人の事情があったように思いますが。

>「私たちは泣きながら帰宅したが、子どもながらにも何か悪いことをしたのではないかという罪悪感でいっぱいになった。」

 それにしても、週末の時間をボランティアしてくれた子どもたちに、このような気持ちにさせてはいけないですよね。
施設側のお断りの説明の仕方に問題があったように思います。

 弱者の力になりたいという思いを持ち続けられて、看護師になられた投稿者さんには頭が下がります。





スピッツ / ロビンソン
コメント (6)
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