団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

45年に及ぶ無事故無違反を自慢するばかりで、近年増えている高齢者が引き起こした 交通事故のニュースも人ごとのようでした。

2020-01-29 05:07:12 | 日記
 中日新聞の読者投稿欄に「85歳母の運転 強硬阻止」というタイトルで62歳の男性が投稿されていました。


 昨年11月、85歳の母が自宅の敷地内で運転中に車をぶっつけたのを目の当たりにし、
「運転をやめさせるようにしなければならない」との結論に至りました。

 私はこれまでも何度となく運転免許証を返納することを求めてきましたが、
母は45年に及ぶ無事故無違反を自慢するばかりで、近年増えている高齢者が引き起こした
交通事故のニュースも人ごとのようでした。

 そんな母に強硬手段に打って出ました。
まず姉と連携して母の車のキーを隠して免許証を財布から抜き取り、
車庫から母の車を動かし、知人の協力も得て売却してしまいました。

 これで母も運転を諦めるかと思いきや、
今度は認知症が進行して「車が盗まれた」と私に1日に何度も電話をかけてきます。

 正直、強引に運転をやめさせたことで良かったのかどうか分かりません。
ただこれでハンドルを握った母が交通事故の加害者になることだけは防げたと思っています。

 以上です。

 私もよく高齢者の運転問題をブログで取り上げていますが、
ご家族の中で高齢にも関わらず、運転されている方がいらっしゃると、
見守るご家族も心配ですよね。

 この投稿者さんのお母様のように、「45年に及ぶ無事故無違反を自慢するばかりで、近年増えている高齢者が引き起こした
交通事故のニュースも人ごとのようでした。」。
このような感覚のご高齢の方だと運転をやめさせるのも一苦労だったと思います。

 この投稿者さんは強硬手段でお母様の車を売却されてしまいましたが、
ここまで出来るご家族の方は少ないように思います。

ちょっと認知症気味のお母様を強硬手段によって交通事故の加害者になるような事を
防げたのは、投稿者さんの英断のおかげだと思います。








三人家族-あおい輝彦
コメント (10)
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