団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

どんだけ金持ちなんだ!とおじさんは全身わなわなと震えてきた。

2022-10-15 01:59:47 | 日記
 中日新聞の日曜版「おじさん図鑑」に「怨金持ち」というタイトルで、飛島圭介さんがエッセイを投稿されていました。



 世の中ずっと不景気が続いているようにおじさんは思っていた。

 ところが今、東京でタワーマンションを建設すると、あっという間にすべての家(戸)が売れてしまうのだそうだ。

 それも高層階の億ションから売れていくと聞く。

 思わず「ほんとか?」と念押しをしたくなるが、実際のことだという。

 日本に大金持ちがどれほどたくさんいるのだろう。

 おじさんは平凡な生活者の一人で、億ションを右から左へ購入するほどのお金などない。

 「いったい誰が!」と、ねたまずにはいられない。

 おじさんの古い知人で、内装を請け負う仕事をしている職人がいる。

 ある日、彼が訪ねてきて言った。

 「今ね、二百平方メートルの高層億ションの仕事をしてるんです。窓から見える景色は素晴らしいですが、どうも落ち着かないスね」
 
 二百平方メートルとは、約六十坪で百二十畳だ。広い。何人で暮らすつもろだ。

 「夫婦二人だけらしいス」

 掃除だけでも大変だぞ、とおじさんが吐き捨てるように言うと、彼は笑って、「そんなものは全部、業者任せですよ」

 どんだけ金持ちなんだ!とおじさんは全身わなわなと震えてきた。

 以上です。


 本当に世間にはお金持ちが多いですね。

 私の町では億ションはありませんが、土地付きで1億円ぐらいの家がよく売り出されていることがあります。

 そこに入った住民を見ますと、まだ若い夫婦というケースが多いです。

 今どきこんな高い物件を買うことが出来るのは、親がお金持ちか、この若夫婦がふたりとも公務員ぐらいしかないだろうなと思います。

 私から見ると買えそうにもない物件が次から次へと買われていきます。

 世間にはお金持ちが多いですね、私の知人にはそんな金持ちいませんが。😅









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コメント (6)
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