中日新聞の「くらしの作文」に「パパへ」というタイトルで、72歳の女性が投稿されていました。
パパ、あなたが逝ってもうすぐ3年になります。
いつもの朝と変わらず仕事に出かける私を車の側で見送ってくれたのに、昼過ぎに帰ったら倒れていて、そのまま逝ってしまいました。
あなたの症状を話す先生の「亡くなった」という言葉だけ胸に残し、あとは呆然と聞いていました。
若くして結婚し、2人の子どもに恵まれ、ただ一生懸命生きてきた私に、こんなむごいことが起きるなんて思いもよりませんでした。
子どもたちの幸せだけ、孫の成長だけを願って生きていた私たちだったのにね、パパ。
優しくて、真面目で物知りで、パパに聞けば何でも教えてくれましたね。
いつ勉強していたのかと思うほど、広い分野の知識を持っていましたね。
今は、私の知識は増えていません。
パパがいないから。
今さらながら、パパあっての私でした。
金婚式目前の長い月日を過ごしてきたのに、いつも「ママ、愛してるよ、大好き」と言ってくれて、投げキッスしたり、口をとがらせてチューの仕草をしたり、一心に私に愛を与えてくれましたね。
そんなパパをむげにしていたけど、本当はとっても幸せでした。
今なら私も言えます。
パパが帰ってきてくれるなら、何回でも「愛している。パパ大好き」と。
以上です。
昼過ぎに帰られたら、ご主人が亡くなっていたなんて。
投稿者さんは大ショックだったようで、3年経ってもまだ立ち直っていらっしゃらないと思いました。
病気を長く患っていらっしゃればある程度覚悟できるでしょうが、突然いなくなられてしまったらなかなか立ち直れないでしょうね。
>金婚式目前の長い月日を過ごしてきたのに、いつも「ママ、愛してるよ、大好き」と言ってくれて、投げキッスしたり、口をとがらせてチューの仕草をしたり、一心に私に愛を与えてくれましたね。
日本のご主人で、こんなことをしてくれるご主人がいるなんて信じられませんでした。
優しくて真面目で博識で、ユーモアも持ち合わせたご主人だったんですね。
>今なら私も言えます。
パパが帰ってきてくれるなら、何回でも「愛している。パパ大好き」と。
何か切ないですね。
竹内まりや - いのちの歌(Official Music Video)
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