昨日の深夜から熱がでてしまいました。
エジプトで購入した「ポモドール」という薬が功を奏し、朝には何とか収まり、12時に毎週行っている、ダラブッカWSに行きました。
今回も「ウランちゃん」が、スィート・ポテトのケーキを皆に差し入れてくれ、2時間近く、ぶっ通して叩いた後に皆でいただきました。
大変おいしかったです♪ありがとうございました。
さて、今回のWSは少しに早めに切り上げさせてもらい、3時15分ぐらいに終え、「ベリーダンスと音楽の夜」のリハに出向こうと思っていたら、紳士君から「ケンさん!3時からですよ!もうみんな来てますよ!」
えっ・・・!!
自分でみんなに「3時から」ってメールを送っていたにも関わらず、自分の手帳にどういうわけか「4時」と書いていいたことを思い出し、すぐにリハ・スタジオに出向きました。
リハ・スタでは、今回参加してくれているミュージシャン全員が揃って、先に練習をしていてました。
4時の少し前にFUMIKOちゃん、4時を少し過ぎてからキキちゃんが到着、昨日に決めた、それぞれの伴奏の曲を弾き、時間はあっという間に過ぎてしまいました。
「ダブル・ウードは、それぞれ弾き方も、音域も違うから良いねぇ」とは紳士君の談。
そう、ドラゴンのウードの調弦は「チュニジア」や「トルコ」の調弦で、低いD弦をカバーし、私のウードの調弦は最近のエジプト式で、低いF弦と高いF弦を張っているため、それぞれにカバーする音域が違うのです。
二人とも、弾き方、リーシ(撥の事)も違うので、同じ曲を弾くと音に厚みがグンと増します。
目論見通りの出音でした。
リハの終了後は、皆で「ロイホー」に行き、お茶をしながら、しばし雑談をしました。
ここで、キキちゃんから「アラブ古典の音楽をジプシー風にやるって言う事だけど、どこがそうなの?」という鋭い質問を受けました。
私の答えは、「閔さん、テディさんが弾くとそれっぽくならない?」で、なんとなく皆納得しました。
実際、アラブ古典音楽を、ちゃんと習ったのは「ドラゴン」と「私」だけです。(紳士君は古典というより、アバンギャルドです。)
アラブ音楽を、アラブ音楽になじみの少ない「腕利きの演奏家」と演奏する。それぞれ、腕を競い合ってバリバリ演奏する。
ジプシーの音楽もこのように発展して行ったのではないでしょうか?
さて、この私が「バン・マス」を勤めるバンドの名前は、私のウードの師匠と、愛用のウードにちなんで「アラッディーン」にしました。
「ライディーンみたい」と紳士君は言っていましたが、「アラジンと魔法のランプ」の「アラジン」と同じです。「アラジン」はアラビア語発音では「アラッディーン」です。
今後「アラッディーン」はもっとメンバーが増える予定です。
乞うご期待!!