ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

アトランティックシティーからの生還

2009年04月17日 | 家族とわたし
行ってまいりました!そうして無事、現世に戻ってまいりました!って……大袈裟?

車で延々と120~130キロでぶっ飛ばし、2時間弱で着いたアトランティックシティー。噂には聞いていたけれど、堂々の嘘っぽさです。
海岸沿いに、どうにもいただけない風情のビルが建ち並んでいます。これらのビルすべてがカジノ付きのホテルなんだそうです。



ホテル近くの、その名もアトランティック通りに曲がる交差点。富豪トランプ氏の仰々しいホテルがその角にありました。




ふたりとも、カジノ付きホテルなんて泊まったことが無いので、どんな服装で行けばいいのか、なんてことまで悩んでいましたが、やっぱりここはアメリカ、無用の心配でした。駐車場に車を停めて、いざフロントへ!
平日だったからか、こちらからはなんにもお願いしていないのに、海側の大きなベッドが二つ入った部屋に替えてくれました。
何基も並ぶ金色のエスカレーターで上っていくと、いきなりカジノがドッカァ~ン!いったい何台のスロットマシーンでしょ?見事な並びっぷりです。
別の棟にあるホテルまでの長い道程には、両側びっしり高級ブランド店のオンパレード。天井は嘘青空。そしてココナッツミルク香料がムンムン?!
平日だというのに、結構な人手です。子供連れの家族もたくさんいました。
カジノは21才未満は入場できません。あのちびっ子達は、ホテル内にある遊技場やショーなどに連れてってもらったのかな。
でも……やっぱさぁ~、場違いだよね~わたし達……かなり気が引けてしまいましたが、せっかくです、楽しまにゃ~!!いぇ~い

ってことで、生まれて初めてのロブスター一尾を旦那と半分こしていただき、美味しいワインを飲み、ろうそくを立てたケーキをサービスしてもらい、
ほろ酔い気分でカジノへダッシュ
旦那もわたしも、本格的っぽいゲームには気が向かず、遊んでいる人の後ろからチラチラ覗いては迷惑がられ、遊びますか?と聞かれては首を横に激しく振り、
思い余って座った25セントで遊べるスロットマシーンに、まずはお試しにと1ドル札を入れ、適当なボタンを押すと……シーン……
あれれ?
ちょっと、なんで?もう終わり?
まだなんにもしてへんのに(茫然自失)。
係の人呼ぼっか。
あほ、1ドル入れただけやのに、そんなんで呼んだらめちゃ格好悪い(その1ドルで狼狽えてるのは誰やねん?)
ええやん、だって、遊び方分からへんねんもん、教えてもらわな。パチン!
あ、押してまいよった……。

やって来た係員、わたし達の話を聞いてかなり固まっていたような……。やっぱり1ドルってのがマズかったんでしょうか……。
でもまあ、遊び方は分かって満足したわたし達。んじゃ、一発やってみっか~!と、相変わらずふたりくっついて探しまわり、見つけたのがまたセコい!
5セントで遊べるスロットだったのでありました。にゃはは~
でもね、でもね、5セントで5段とか賭けるので、実際は25セント使っちゃうわけで、もうそれだけでドキドキ
5ドル札を入れて、勝ったり負けたりしながら結構時間稼いでいるわたしの横で、なんと、旦那がビギナーズラック
まあ、ラックったって、賭け金5セントっすから、勝ってもその範囲なんっすけど、でもでも、ふたりして使った100ドル+20ドル稼いでくれました!
なので、今回のカジノ、20ドル儲け!です。

いやあ、なんとも小学生っぽいカジノ初体験。結局、ブラックジャックもポーカーもルーレットもしなかったけど、それなりに楽しかったです。
煙草の煙も一切無かったですしね。これは、排気ガスや煙にアレルギーを持つわたしにとってはとてもありがたいことでした。
ただ、空調のきいた密閉された空間、というのが大の苦手の旦那。53階の部屋では窓も開けられず、息苦しい、鼻が詰まると大騒ぎ。
わたしもエアコン苦手人間なので、眠りにくかったのだけれど……。

ってなわけで、旦那とわたし、身ぐるみ剥がれずに無事戻ってまいりまして、どちらもこれから仕事です。
家の頭金、もしかしたら手に入ったりしてぇ~なぁんて、やっぱ夢の中の夢物語、でした。真面目にコツコツ働きまぁ~す
コメント (9)
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