ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

2009年07月02日 | ひとりごと
こちらに越してから初めて、夕方の散歩に出かけました。
今日も朝から夕方遅くまで、無茶苦茶な天気。じゃじゃ降りかと思えばサァッと晴れて、雷がゴロゴロと聞こえたかと思いきやまた晴れて、そうかと思うとどんより曇ってしとしと雨が降り始め……、
基本的に何もかもがじっとり湿っているので、雨が上がったら窓を開けたいわたし。
一日中天気に振り回されて、一階から三階までの窓を開けたり閉めたり開けたり閉めたり、まったくもう、なにやってんだか……。
でも、この湿気はすごい。朝シャワーで使ったタオルが夜になってもまだ濡れていて、朝洗ったお茶碗も夜にしまおうとしてもまだ水滴がついています。
こんなこと、こっちに来てから初めてです。

ということで、こうなりゃもう蚊と蛍の独壇場。
この時期、どの家の庭の芝生からも、まるでUFOのようにスウッと上がってくる蛍が観られるのだけど、今年はこの雨の多さもあって数が多いこと多いこと。


蛍は種類によって光る間合いの秒数が違うのだそうです。あるものは3秒間隔、あるものは5秒間隔というように、種類によって空き時間が決まっています。
それで、メス蛍は自分と同じ種類のオスの誘いに応えるのだけれど、たま~に狡賢いオスがいて、わざと時間を違う種類のに変えたりもするそうな。
もっと狡いのは、応えるメスのふりして近づいていき、そのオスを襲うやつもいるそうで、蛍といえど、優雅にのんびりと光ってるわけではないんですねえ。

蛍狩りっていうと、なんかこう、しっとりと密やかな空間が似合ってる気がするんだけど、こっちの蛍はもう、イェ~イ!みたいなノリで数も多い?!
まあ、こういうのもお国柄ってのがあるんでしょうか。
コメント (2)
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