ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

運命的に小学生

2009年07月10日 | ひとりごと
今日は旦那の44回目の誕生日。去年はあまりにもトホホな誕生日にしちゃった反省を込めて、今日はいろいろと頑張りました。

manmaちゃんと旦那さんのマンハッタン行きを見送ってから、一階の窓を裏表ゴシゴシ磨き(二階までは行けなかった……気持ちが尽きてしまって……)、台所の、旦那席から眺める窓を特に心を込めて磨いたっつうのが今日のハイライト、ですね。(ヒトはコレを単なる自己満足とも言う

そしてまたまた洗濯の山を片付け、モントクレアで一番のワイン屋さんに行きました。
今年はな~んもいらんから、今まで買ったことのないような値段(我が家の場合、三千円前後です)のワインを買って欲しいと言われたので、
お店のオーナーにお願いして、彼が最近興味がある、SANCERRE(白)と COTE DE BEAUNE VILLAGES(赤)を購入しました。
ほんでもって、またまた鮭の南蛮漬け。すんません、人が多いとすぐこれになってしまうわたし……でもまあ、旦那の好物でもあるのでってことで。
KのガールフレンドMちゃんも加わって六人でお祝いしました。ここに引っ越ししてきて初めての誕生日。ホームオーナーとしての誕生日はまた格別のようでした。

食事をしながら、manmaちゃん夫婦の今日の観光の話をしていた時のこと、
せっかく来たのだからと計画をちゃんと立ててあちこち回ろうとするmanmaちゃんと、行く場所と行く手段と日にちが決まったらあとは行き当たりばったりが好きな旦那さん、という話題になりました。
旦那さんは、行こうと思ってた所に長蛇の列なんかができてたりしたら即、計画を変更、その並んでいる何時間という時間に、なにか他の面白いことをする派。
それを聞きながら、わたしはそういう時どうするかな?と考えていました。
わたしもどちらかというと、何時から何時までアレをして、その後は何時までコレをして、その後は○○を見に行って、みたいなカクカクした計画は苦手だけれど、
だからといって、せっかくある場所に行ったのに、な~んも見ずにな~んもせずに帰るってのもなんだかな~って思うし……。
でも、旅行っていうのは我々にとってはゆっくりする、ということなので、あちこち見学に回るよりも、どこか気持ちのいい所で、座り心地のいい椅子に座り、本を読んだり音楽を聞いたりする方が好きだったりもするし……。

な~んてことを四人で話してたら、今日の誕生日男がいきなり、「日本人って、運命的にずうっと小学校に居るみたい」と言い出しました。
もちろん日本人にもいろんな人が居るし、その数だけいろんな考え方や生き方があるのだけれど、
割合的に、自分を枠に入れたがるというか、枠の中の方が居心地がいいっていう人が多いような気がする、という意味らしいです。

ずうっと小学校っていう表現がおかしくて、manmaちゃんと二人でクスクス。じゃあ、アメリカ人は運命的に幼稚園児?なんて心の中でこっそりおかえしです。

旦那よ、誕生日おめでとう

コメント (4)
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