ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

ムクゲ(無窮花)

2009年07月15日 | お家狂想曲
Unknownの物知りさんから、境界線上に咲く花の木の名前を教えていただきました。
さっそくウィキペディアで調べてみました。

『ムクゲ』

胃腸薬や、水虫など皮膚炎の薬用に広く使われている。
刈り込みにも良く耐え、新しい枝が次々と分岐する。そのため、庭の垣根に利用されることもある。
根が横に広がらないため、比較的狭い場所に植えることができる。自然樹形は箒を逆さにしたようになる。
朝花が開き、夕方にはしぼんで、また翌朝開き、一重のもので2~3日。八重の長く咲くもので2週間くらい、一輪の花を楽しめる。

漢文では、帝舜の名前に使われ徳を象徴する花として、儒教や道教であつかわれ、仏教の「一切空」の概念を表すシュニャータ(サンスクリット)の発音を舜若多と漢字で書くことから、仏教の基本原理を象徴する花とも考えられてきた。

日本では夏の御茶事の生け花として飾られたり、庭木として広く栽培されている他、胃腸薬、皮膚炎の薬としても用いられている。

大韓民国の国花で、しばしば韓国の象徴とされ、国章にも意匠化されている。また、韓国内ではホテルの格付けなどの星の代わりにも使用されている。

どの韓国人の方からも、あなたは韓国人に違いない!と太鼓判を押されるわたし。これもきっと何かの縁。この木はうちの木になる!そう確信しました。

ありがとう!Unknownさん。もしよかったら、お名前を教えてくださいまし。
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境界線に咲く花

2009年07月15日 | お家狂想曲
満開の時期がそろそろ終わりそうです。これはなんという名前の木なんだろう。
丁度境界線上に生えているこの木は、どうやら撤去されずに生き残れそうです。

 

さて、それではどちらの家の木になるのかな?
花はみんなこっち向いて咲いているので、うちの木になってもらえるのかな?
台所の西側の窓から見える緑のほとんどが消えて、建物の壁になる可能性もあります。
庭を挟んだ隣りに住むアンドレが一昨日うちにやって来て、「この土地に変な建物が建たないよう、お互い気を強くもって注意深く見守ろう」と言ってました。
百年以上もの間、この近所に住む人達の憩いの場となっていた庭です。
それが無くなり、家が建つということになった……。
それはもうしょうがないこと。だから、諦めたり嘆いたりするのではなく、その新しい形を楽しもうじゃないか。
どんな家が建つのか、どんな庭になるのか、どんな人達が住むのか、ワクワクドキドキしながら待とうよ。

いい近所に住むことになったんだなあ、と思いました。
うちの庭につながっているポール&ピンキー、ブルース&ケリー、そして向かいのジェフ、ロイ、ポール、みんな形は違えど前向きです。
アメリカでは珍しい『終の住処』の住人達は、やってくる者を温かく迎え入れる度量が広いです。
みんなして、この庭を守ってやれなかったことを残念に思いつつ、新しい姿に生まれ変わったらまた、それを大事に見守っていこう。
わたし達もその仲間に入れてもらいました。



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