ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

暴飲暴食の日

2009年07月11日 | 友達とわたし
今朝も今朝とて、manmaちゃん&ご主人、なんだかんだ言っては片付けのお手伝いをしてくれまして、
挙げ句の果て?には、わたしがレッスンをしている間に、うちの10才のアウディちゃんを、内側外側両方、ピッカピカにきれいにしてくれました。
こんなきれいになったのは、う~ん、もう思い出せない。ボンネットの端っこには堆肥化した枯れ葉の塊なんかもあったりして、恥ずかちぃ~
あのふたり、はるばるアメリカまでやって来て、荷物整理やら洗車やら、そんな旅行ってあっていいんでしょうか?ごめんよぉ~

仕事が終わってから、有り合わせの物で焼き飯を作り、なすびのお味噌汁でランチ。そしたら途端に眠たくなってちょっと昼寝。起きてからまた、三階のKの荷物をKの部屋に入れちゃえ大作戦を決行しました。
こういう作業は、ひとりだと本当に面倒になるけれど、同じようにやってくれる人が他に居ると全く違います。ありがとうね~manmaご夫妻!
三階はそうやって、少しずつ少しずつ、床が見えてまいりました。いつか、この床がすっきりしたら、ここに炬燵を置いて日本間にするぞぉ~!
みかんと炬燵と日本語の文庫本!これがわたしの冬の夢。炬燵は今までの人生の中にあんまり登場してこなかったけど、今回こそはと意気込んでおります。

作業のお礼にダイナーに行って、三時のおやつをご馳走しました。ダイナーのお客さんの80%が横にも縦にも大きな人達で、manmaちゃんご夫妻、すっかり気を良くしちゃった様子。
いかんいかん!それがこの国のいっちゃん危険な罠なのだよ
食べ物が安い→レストランのお皿がデカい→乗っかってくる料理の量が半端じゃない→ついつい食べちゃう→胃が広がる→前に食べられなかった量が平気になる。
そして一番怖いのが、周りが大きな人ばっかだと目が慣れちゃって、鏡に映る自分がチビに見え、な~んだ、わたしってまだまだじゃん、と錯覚することです。
そんな油断しまくりの8年半を生きて、やっとのことで増えた分の三分の二を減らしたわたし。ほんとに恐ろしい国です、そういう意味では。

そして四人でコストコ見学。manma家のお土産とうちの果物の調達です。
今はブルーベリーとチェリーの季節なので、めちゃくちゃな量がとても安くしかも新鮮。白桃も然り。
manmaちゃん、好物のブルーベリー、持ち帰られないので食べられるだけ食べて帰る!と宣言してご購入。わたしも山形産のチェリーとそっくりなのを買いました。
明日の朝食用の巨大ベーグル詰め合わせ12個を5ドルで買って、スモークサーモンとパストラミとクリームチーズでいただこうと企む旦那。
いろいろ買った物を車の後ろに積んで、そのままパタソンの中東レストラン街に直行!
前菜を二種、サラダと主菜を一品、そして特製手作りピタ。manmaご主人が旦那の誕生日祝いにと買ってくれたワインを持ち込んで、四人でパクパク。
もうあっか~ん!食えんっ!とふんぞり返りながらも、デザートを二種類、トルキッシュコーヒーと紅茶でいただいてしまいました。ひぇ~!
それでも、よくよく考えてみるに、わたし達が注文した量はこちらの成人二人分です。それを四人で必死に食べて、それでも最後まで食べきれませんでした。
お腹の皮がパチパチに張ったまま家に着き、すると、通り全体に車がずら~り。旦那はその理由を知りたくてなりません。
外に出てしばらくすると「パーティやってる。ちょっと覗きに行こう!」と誘う旦那。
覗きに行ってどうすんのよ!
もしかしたらどうぞって誘てくれるかもしれん。
おぉ~い!こんなパンパカパンのお腹で誘われたって、もうな~んも入らんじゃないか!
とりあえず運動も兼ねて、どこのお家でパーティが開かれているのか見に行くことになりました。
四人でテクテク、思ったよりも離れたお家で開かれているパーティ、後ろの庭にすごい数の人達がいました。しかもまだまだ増えそうです。
すでに警察のパトカーが待機していて、こりゃ今夜はかなりうるさくなりそうだとちょっと心配になってきました。
が飛び交う芝を見い見い家に戻り、キッチンのテーブルに座ったものの、すでに心はベッドに。
おやすみなさ~いとみんなが上に行った後、これを書いていると、雨がポツポツ降ってきて、雷も少し聞こえてきて、どうやらパーティは家の中に移動したようです。

さて、わたしもそろそろ寝ようかな。お腹はまだまだおっきいけど。
明日はmanmaちゃん達の最後の日。海に行こうと思っています
コメント
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