肝を冷やした後は震えがくる…。
久しぶりに、車の中でガタガタと震えることがありました。
昨日の夜中から、予報通りにダァーっと気温が下がり、最高気温でもマイナス4℃という、極寒の日になった今日。
寒いだけではなくて、粉雪が降り続いていました。
今日は1ヵ月半ぶりのピラテスのクラスに行って、お餅と黒豆を食べ過ぎたお腹のぽっこりをなんとかせねばと、朝から意気込んでおりました。
なのに、いざ出かけようという時になって、あれこれとちっちゃな用事が出てきて、そういう時はエイッとばかりに無視をすればよいものを、ついつい手が出てしまって…。
あ…5分遅れた…。
でも、こんな天気です。
降り積もり始めた頃の道路が一番危ない。
けど、雪道はけっこう平気だしな。
などと思いながら、車に乗り込み、走り始めました。
とりあえず、車間距離をいつもの3倍ぐらいはとりながら運転していたのですが、
目的の建物がもう見えている、最後の通りの最後の信号が、青のうちに行けたらいいなあ…と思いながら走っていると、
急に、前を走っていた車が止まりました。
横断しようとしている人を待っているのでした。
よし、わたしも止まろうと思い、ブレーキを踏み込んだのですが…ツゥ~~~???
え?え?え?止まらんやん!なんでなんで?そんなにスピード出してなかったのに?
もう突然のパニック。前の車がどんどん近づいてきます。
このままだと絶対に、前の車に追突してしまう。
でもって、その勢いで、その前の車のすぐ前を横断している人を轢いてしまうではないかっ!
そんな、そんな、人身事故を起こしてしまったらもう、大変なことになるではないかっ!
ハンドルを握りしめ、ブレーキを浅く、くり返し踏みながら、とにかく人にぶつからないようにしたいと、多分何秒かの間に必死で考えました。
仕方がない。
対向車線に出てしまうしかない。
幸いにして、横断している人はひとりだけで、すでに対向車線側を通り過ぎている。
対向車線には、こちらに向かって走ってくる車が一台見えるけれども、人を轢くよりはマシだと、腹を括って車線をはみ出しました。
あわや追突…と、本当に数センチの所で車が止まり、わたしは申し訳ない気持ちでいっぱいになり、驚かせてしまったドライバーの人たちに謝ろうとドアノブに手をかけたら、
「よかったね、寸でのところで止まって。こういうことはよくあることだ。恐かっただろ。ハッピーニューイヤー」と、窓を開けて声をかけてくれました。
周りの人たちも、さあ戻って戻ってと、場違いな所にいるわたしに手を振ってくれて、なのでわたしはそのまま、無事にYMCAの建物の駐車場に辿り着くことができました。
でも、その少しの間も、それから車を停めた後も、体の震えがしばらく止まりませんでした。
あの道は、信号に近づくにつれて、緩い下り坂になっていたのを思い出しました。
いかんいかん、新年早々、油断大敵だぞと、ゲンコツを食らいました。
久しぶりに、車の中でガタガタと震えることがありました。
昨日の夜中から、予報通りにダァーっと気温が下がり、最高気温でもマイナス4℃という、極寒の日になった今日。
寒いだけではなくて、粉雪が降り続いていました。
今日は1ヵ月半ぶりのピラテスのクラスに行って、お餅と黒豆を食べ過ぎたお腹のぽっこりをなんとかせねばと、朝から意気込んでおりました。
なのに、いざ出かけようという時になって、あれこれとちっちゃな用事が出てきて、そういう時はエイッとばかりに無視をすればよいものを、ついつい手が出てしまって…。
あ…5分遅れた…。
でも、こんな天気です。
降り積もり始めた頃の道路が一番危ない。
けど、雪道はけっこう平気だしな。
などと思いながら、車に乗り込み、走り始めました。
とりあえず、車間距離をいつもの3倍ぐらいはとりながら運転していたのですが、
目的の建物がもう見えている、最後の通りの最後の信号が、青のうちに行けたらいいなあ…と思いながら走っていると、
急に、前を走っていた車が止まりました。
横断しようとしている人を待っているのでした。
よし、わたしも止まろうと思い、ブレーキを踏み込んだのですが…ツゥ~~~???
え?え?え?止まらんやん!なんでなんで?そんなにスピード出してなかったのに?
もう突然のパニック。前の車がどんどん近づいてきます。
このままだと絶対に、前の車に追突してしまう。
でもって、その勢いで、その前の車のすぐ前を横断している人を轢いてしまうではないかっ!
そんな、そんな、人身事故を起こしてしまったらもう、大変なことになるではないかっ!
ハンドルを握りしめ、ブレーキを浅く、くり返し踏みながら、とにかく人にぶつからないようにしたいと、多分何秒かの間に必死で考えました。
仕方がない。
対向車線に出てしまうしかない。
幸いにして、横断している人はひとりだけで、すでに対向車線側を通り過ぎている。
対向車線には、こちらに向かって走ってくる車が一台見えるけれども、人を轢くよりはマシだと、腹を括って車線をはみ出しました。
あわや追突…と、本当に数センチの所で車が止まり、わたしは申し訳ない気持ちでいっぱいになり、驚かせてしまったドライバーの人たちに謝ろうとドアノブに手をかけたら、
「よかったね、寸でのところで止まって。こういうことはよくあることだ。恐かっただろ。ハッピーニューイヤー」と、窓を開けて声をかけてくれました。
周りの人たちも、さあ戻って戻ってと、場違いな所にいるわたしに手を振ってくれて、なのでわたしはそのまま、無事にYMCAの建物の駐車場に辿り着くことができました。
でも、その少しの間も、それから車を停めた後も、体の震えがしばらく止まりませんでした。
あの道は、信号に近づくにつれて、緩い下り坂になっていたのを思い出しました。
いかんいかん、新年早々、油断大敵だぞと、ゲンコツを食らいました。