高校生のデモや集会、学校への届け出制認める 文科省
朝日新聞デジタル 1月30日(土)5時4分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160130-00000009-asahi-soci
↓以下、引用はじめ
高校生のデモ参加などの政治活動をめぐり、文部科学省は29日、
休日や放課後に、校外での政治活動に参加する場合、事前に学校に届け出させることを認める見解を示した。
今後、届け出制を導入する学校が出てくる可能性がある。
また、Q&Aでは、
放課後や休日も含めて、校内での政治活動を全面的に禁止する校則をつくることは、「不当ではない」とした。
学校は教育活動のための施設であり、政治や私的活動を目的とした場所ではない、というのが理由だという。
↑以上、引用おわり
いちいち届出をさせる…。
放課後や休日も含めて、校内での政治活動を全面的に禁止する校則をつくる…。
はぁ?
政治って、生活と深くつながっているものです。
生活と学校もまた、深くつながっています。
そのことをまず体感する。
そこから意識や考えがまとまっていく。
そう思っているので、この文科省の見解には、本当に呆れてしまいました。
だいたい政治活動って…そんな漠然とした言葉を使って、どこからどこまでを括ってしまおうというのでしょう。
これは、国が、市民の意識や思想を管理するということになるのではないのでしょうか。
高校生たちよ、そして将来高校生になる中学生たちよ、さらには学校の先生たちよ、怒れ!
そして行動して、こんなブサイクな見解やら制度を、宇宙の果てまで蹴り飛ばせ!
一方で、こんな素晴らしい授業が行われていたことを知りました。
Tumu Tanaka さんが、先月末に、フェイスブック上に紹介してくださったものです。
残念ながら、いつものごとく、授業内容を放送した番組のビデオをここに載せることができません。
なので、ピンボケ覚悟で数枚撮りましたので、Tanakaさんの記事にその写真を付け加えさせていただきます。
Yumu Tanaka to FB憲法九条の会
2016.01.29
本日(1/29現在)から参院選投票想定日7/10まで、【あと163日】=後24週を切りました。
経産省前の「テントひろば」は、今日で1601日となります。
/////////////////////////////////////
【18歳選挙:この授業は参考になります】
18歳からの選挙が今年、始まります。
その為、学校での選挙に対する授業内容が、気になっていました。
そこへ「ミナちば」のご投稿で、このNHK番組のお知らせがあり、観させていただきました。
※「ミナちば」URL
https://www.facebook.com/groups/1534564996855014/
この番組での、千葉県船橋市の船橋北高校の授業、本当に素晴らしい取り組みで驚きました。
こんな授業を、全ての学校でやって欲しいですし、この特集の映像を、各家庭の子供達に見せるだけでも、効果はあると思いました。
SEALDsやT-ns SOWLのように、早い時期に目覚め、危機感や投票の意味を感じるのは、実際高校生全体を見回すと、すごく少ない事ははっきりしています。
気づいている高校生達、かなりのマイノリティーです。
そんな高校生達に、選挙へ足を運んでもらうためにも、そして間違った選択をしないためにも、この授業のような啓蒙作業を、私たちはするべきなんでしょう。
もし今年18歳になるお子さんがいたら、まずはこの映像を見せるなりして、ご自分のお子さんとこの件を話し合うのも大切でしょう。
■番組紹介
NHK総合:首都圏ネットワーク特集「卒業前に”選挙の意味”学ぶ」
2016年1月27日午後6時10分~52分
※この番組内の7分弱の内容を、5分半にまとめました。
■番組の一部紹介
卒業間近の高校生が、選挙の意味を考えました。
千葉県立船橋北高校の社会科の先生が、3年生の最後の授業3回を使い、選挙を取り上げました。
授業の1日目、生徒たちの意識は低く、選挙に全く興味がありません。
そして先生は、2日目に、過去の選挙の立候補者の政策内容をまとめた紙を、各生徒に渡し、
その内容を読んでから、「自分なら誰に票を入れるか?」の、模擬選挙をやりました。
この効果は絶大で、自分が選んだ候補者が選ばれるか、生徒達はドキドキしながら眼を輝かせています。
そして結果発表・・・これで生徒達は、かなり目覚めたようでした。
3日目の授業、ここでは、生徒達の口から、初日では考えられない言葉が出始めました。
「投票する事はできるから、そういう(自分と同じ)考えの人に投票して、変えてもらう」
「自分と同じような考えの人に投票して、それを実現してもらう・・・それが選挙なんです。
世の中を、少しでも自分で変えていくという気持ちで、行動してもらえると良いな、と思います」
///////////////////////////////////////
この先生の取り組みは、1つのヒントとなると思います。
それぞれの地域で、自分たちの過去の選挙を題材にして、「模擬選挙」をする授業や、集会の時に子供達にやってもらう…。
それを簡単にしたようなイベントをしたら、子供達の意識が変わり、「興味を持ってもらえるのでは?」と思いました。
//////////////////////////////////
◼逆算日程
7月10日 参議院選挙投票日
6月23日 参議院選挙公示
*上記2つは自公がほぼ決定