今や鍼灸師&漢方医の夫が作ったスーパーフードパウダーズ。
いろんな粉が混ざっている。
バオバブの実、 クコの実、ココア、ビーツ、抹茶、緑黄野菜、麻の種、チアの種の粉末。
これを大さじ2杯、ヨーグルトとアーモンドミルクとバナナを加えてまぜまぜしたところに、ヘーゼルナッツを足して食べていたのだけど、
今日は突然思いついて…柿の種を混ぜてみた😅
見た目はヒジョーに悪い!けれども柿の種の塩味と歯ざわりがかなりイケる。
さて、最近、我が家では血圧を測るのが流行っている。
そのわけは…。
来月に86歳になるわたしの母が、今年の3月に受けた頸椎の手術の後ずっと体調を崩していて、食べるのも歩くのも大変な状態になってしまった。
彼女が手術を受けることを本当は止めたかったのだけど、一度言い出したら誰の言うことも聞かない母なので、やりたいようにすれば良いと放り投げてしまった。
もしもあの時、もっと思いやりを持って必死に止めていたら止められたかも知れないと、すごく後悔した。
母がこんな風に苦しくなったのは、わたしのせいでもあると思って悲しくなった。
それで毎日電話をかけることに決めて、母の話(95%が自分の健康や夫に対しての愚痴なのだけど)を聞くことにした。
そうこうしているうちに、母がわたしの意見を聞き入れるようになってきた。
それでもしかしたらと思って、近所の鍼灸師に治療してもらったらどうかと提案した。
前に勧めた時は無碍もなく断られたが、今回は試してみようかなと言って、早速行動に移した。
どうなることかとヒヤヒヤしていたけれど、幸いなことに相性も合って通うことになった。
家から歩いて10分もかからないご近所さんなのだけど、そこまで歩いて行くこともできなくなって車で送ってもらっていたら、向こうから訪問治療をしましょうと言ってくれて、週3回の自宅治療が始まった。
治療ごとに不平不満が続出するのだが、それを一つずつ和らげて解していくのがわたしの仕事だ。
でもここでも母はすごく変わった。
以前だと何を言っても聞き入れてくれなかったけど、今では「そうかなあ、そうかも知れんなあ、わかった、そう思う(する)ことにする」と言って、好転反応でしんどくなっても辛抱してくれるようになった。
本当にありがたい。
という毎日を過ごしていたのだけど、10日ほど前に、どうも微熱があり喉が痛くてゾクゾクすると言う母に、通いの鍼灸師も夫も揃って、葛根湯をぬるま湯で飲んで様子を見てと指導した。
そこで母に頼まれて薬局に行った義父が、薬剤師に勧められて買い求めてきたのが液体の葛根湯だった。
その液体の葛根湯は、見た目が栄養ドリンクのようなもので、大人は一本を飲み干してくださいと書かれてあったので、母はとりあえず飲んでみたのだけど、3分の1も飲まないうちに気分が悪くなったらしい。
けれども飲まなければならないと思った母は、そのまま無理をして飲んでしまった。
直後から目眩がして吐きそうになり、みるみるうちに最悪の状態になった。
それから丸3日間、酷い倦怠感と吐き気、そして目眩という、とても重い副作用に襲われてしまった。
そして血圧を測ると、下の数字は忘れたが、上が195という、普段は全く平常だった母からするととんでもなく高い数字が出て、慌てて病院に行かせて降圧剤を処方してもらった。
医者が降圧剤は一度飲むと一生飲み続けなければならないと言ったと言って、母はもう少し様子を見ると言っていたが、夫はそんなことは無いからとにかく今すぐ一錠飲んで血圧を下げてとお願いをした。
実際に脈や舌を診ていなかったし、何より母の体重や年齢を考えて摂取する量を教えるべきだったと、夫はかなりショックを受けていた。
けれども、液体の葛根湯などというものがあることを知らなかったし、わたしたちが考える葛根湯は小さなパッケージに入った粉で、それをぬるま湯で飲むというイメージしかなかった。
結局母の血圧は、液体葛根湯ショックが体の中から抜けてからずっと、平常に戻っている。
吐き気や倦怠感も無くなり、とりあえず食欲も戻ってきた。
寒い季節に向かっているので、バナナとヨーグルトという、どちらも体を冷やす朝食を止めて、ご飯に切り替えるようにお願いした。
やれやれ一安心、である。
ということで、今我が家では血圧を測るのが流行っている。
夫は上が100以下の低血圧、わたしはプチ高血圧。
きっと体重がこの10ヶ月で3キロも増えたせいだ…😭
体温は平常。(97.3℉は36.2℃)